顎骨腫瘍体験記

顎骨腫瘍という病気になった20代の女の子の治療日記です。
腫瘍摘出時に歯と顎を失いましたが、完治を目指し治療中です。

インプラントの結果

2011-08-12 19:15:09 | Weblog
インプラント無事終わりましたと報告したかったのですが、
結果は正反対で、インプラントできませんでした
1回法でした、2回法でした、とかそんな程度ではなく、単に歯茎を切開して、骨を少いじって終わりました

手術ができなかった理由を聞かれても、私も主治医の先生もよくわかりません

今回、静脈内鎮静法を使って手術しましたが、なぜか途中からバイタル(血圧&脈拍)が安定しなくなって、それでも先生方は何度も手術を試みようと頑張ったそうですが、さすがに危険と判断し、手術自体を中止にしたそうです

手術は途中まではすごく順調だったそうです
麻酔も深くかけてくださったので、私はライン確保されたところと、手術が終わった(失敗した)後しか覚えていませんが、歯茎を切開して、ドリルで骨に穴を開けようとしいたところで、トラブルが生じた模様

バイタルが安定しかなった原因は、2つ考えられるそうです
①骨自体に麻酔科が効くにくくて、痛みが生じたから。
②何度も骨に負荷をかけているので、身体が勝手に反応してしまったから。

ということで、もちろん外骨症の手術もできませんでしたでも外骨症は保険が適応なので、手段や方法はいくつでもあるので深くは考えていませんが、問題はインプラントですよね
保険適応ではないため、手術ができなかったり、失敗した場合は、かなりの痛手になります

今回の結果は残念でした
でも先生方が悪いわけでも、病院が悪いわけでもないのですが、なんとなくやり切れないでいます

あ~でも、インプラントはできなかったのに、しっかりと手術した痕跡(痛みや顔の腫れ、麻痺)があるので、二重にショックですこれがまだインプラントが成功したときの痛みだったら、良かったのになぁ…
抜糸にも行かなきゃいないし、気が重いです

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2 コメント

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そうでしたか (taka)
2011-08-13 18:29:40
とても残念です。
やりきれない思いの中
手術後の痛みと闘っておられる
ゆみさんに
どう声をおかけすればいいのか
いい言葉が浮かびません。

ただ言えるのは
これで終わりではなく
人生はまだまだこれから
坂本九さんではありませんが
明日があります。
次回はインプラント手術ができますように。

先日読んだ本に
書いてありましたが
辛いとき苦しいときこそ
笑って生きていくことが
何よりも大切だそうです。

応援しております。

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続き (taka)
2011-08-13 21:41:19
登山の目標は
山頂と決まっている。
しかし、人生の面白さは
その山頂にはなく、
かえって逆境の、
山の中腹にある。

(by 吉川 英治)

きっとそう思える日が来ますよ
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