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朝ごぱんラン

3度のめしが ぱんでもいい!
ぱん大好きジョガーのつれづれ日記

戦国天下取りマラニック

2018-11-09 00:24:00 | ランニング
ちょっと前のお話…

10月21日(日)
久しぶりの京和トライアスロンクラブ友の会のイベント参加で、『戦国天下取りマラニック』に行ってきました。

京トラ代表の井上さんがご存命の、もう何年も前に開催されていたらしいのですが、私が京トライベントに参加し始めた頃には既に開催されなくなっていて、私にとっては初めて聞く名前のマラニック。(今や、古くからの常連ランナーしか知らないっぽい。。)今回、主催者Uさんの思いつきで、1600年10月21日の関ヶ原の戦い、にちなんで、この10月21日に開催してくれることになったようです。

集合場所は岐阜県の大垣。
・・・と、、遠い

と最初に案内を見たときは思いましたが、集合時刻がJR大垣駅に朝9時半となっており、路線検索してみると、意外にも朝7時に家を出れば、在来線でのんびり行っても間に合う!ということが判明。 朝7時であれば平日の出勤時間ともそう変わらないし、こんな機会でもない限り、関ヶ原になんて行く機会はそうそうないはず!と、申込み締切りギリギリにエントリーしたのでした。(ヘタしたら井上さんマラニックでよくある、伊賀まで走ってしまうマラニックの方が遠いかも…)

イベント当日は快晴台風で中止になった村岡ダブルフル以降は、なんだかやたらとお天気運が良くなっています3年ほど前に参加した夜叉ヶ池マラニック以来の、大垣駅にやってきました

駅に降り立つとロータリーに主催者Uさんを発見今回はUさん以外のスタッフはおらず、ひとりで取り仕切ってくれるらしいです。
さっそくゼッケンと地図を受けとります。

いつも当日まで何キロ走るのかサッパリ分からず 最近の京トラ友の会イベントは距離が短めのことが多いので長くても30km迄かなぁ??なんて思っていたのですが、コース説明を聞くと、今回はほぼ完全な往復コース、『片道20kmはないと思う』とのこと
……予想よりはけっこうありそうです。

軽い気持ちで来てしまったのでちょっと不安になりながらも、とりあえず参加者全員で集合写真を撮ってスタートにむかいます。

今回は遠方開催とあって少人数。半分くらいは顔馴染みのメンバーでした

朝10時、大垣駅をスタートしてまずは一行、大垣城へむかいました
大垣駅から大垣城まではほんの500mくらいなのですが、その途中にある水門川(?)では、大きな樽がたくさん浮かべられていて、なにやらイベントが行われてました↓

一般人も乗れるんでしょうか??この樽めっちゃ面白そう。かなり乗りたかったです。

樽を横目に大垣城へ。関ヶ原の戦いでは石田三成の本拠地となった城だそうです。

そしてこれが責任の戦い後に城主になったいう戸田氏銀の像↓

今回のゴールはこの像の前。ということで、ここからは大垣城⇔関ヶ原の完全な往復コースを走ります。

古くから京トラマラニックを知っているベテランランナーさん方がコースをご存知のようだったので、しばらくはあんまり地図を見ず、みんなにくっついて走りました

↑"御首道みくびみち"とか書かれていてなんか怖い。

関ヶ原までの道のりは町中でド平坦。見処もほとんどない……と思っていたのですが、、、

なんでもない広大な空き地にめちゃくちゃ綺麗なコスモス畑が登場 こんなに綺麗なのに誰も見に来てないし観光スポットにもなっていないのが不思議なくらいでしたが、メンバー一同、感動して写真を撮りまくりました
青空とのコントラストがまた素敵で、コスモス畑の向こうには伊吹山も見えていて絶景でした。

この広大なコスモス畑の横にはまたまた広大な土地に大量の枯れたひまわりが残っていたので夏にはどうやらヒマワリ畑も見れそうでした。夏にも見に来てみたい…。

一行はおしゃべりをしながらまったりと進行

相川沿いの道に入ったところで、Uさんが先回りしてエイドをしてくれていました

時刻は11時過ぎ。ちょうどコバラが減ってきていたのでお菓子とおにぎりを頂きます

それほど喉は乾いていません。カラッとして気持ち良いお天気なのでマラニックペースなら汗もほとんど気にならないし、良い季節になりました。

エイドを出発して少しいくと、ようやくひとつ目の歴史的見処、垂井一里塚が現れました。

(↑これは一里塚の隣にあった中山道の茶所。札書にもなっている歴史的な建物だそう。)
こちらが一里塚↓

たまたまこの日、ウォーキングイベントをやっていてこの一里塚が経由ポイントになっていたらしく、ウォーキングのスタッフさん?らしき人が色々とこの塚について説明してくれました。

長々とお話を聞いていたら気づけばメンバーはほとんど先に行ってしまっており、4人だけになってしまいました 私も含め4人ともこの関ヶ原のマラニックは初参加。コースに馴染みがないのが少し心細いですが、京和マラニック常連の強者H氏もいたので地図を見ながら進むことにします

その次にやってきた徳川家康の最初陣地は少し小高い丘の上にあって、

当時の情景がイメージできて、石田三成の陣地が遠くに見通せて、すごいテンション上がりました

一緒にいたOさんが歴史に詳しく、あれこれ説明してくれるので面白さ倍増。途中で大半のメンバーとは分かれてしまいましたが、Oさんと一緒になれてラッキーでした。

家康陣地を出発したらいくつかの小さな陣跡にも立ち寄りながら、

↑松平忠吉と井伊直政の陣跡

↑田中義正の陣跡。あんまりよく分からない…。

関ヶ原の古戦場跡付近にはたくさん史跡があって小さなポイントはいっぱい見逃した気がしますが、

決戦地は青空に旗がはえてカッコ良い写真が撮れたので、大満足でした。。

そして、この日は関ヶ原の戦いと同日、ということで関ヶ原の戦い祭りなるものが開催されていました。こんな祭りがあることはUさんも知らなかったようで、たくさんの人で盛り上がっている古戦場周辺はマラニックをするには少し走りづらいところとありましたが、武将達の仮装をした大行列も見れて、楽しさは倍増でした

↑出陣式みたいなことをしていた♪
こちらは大行列↓武将が乗っている馬は、こういうイベント専門のプロのお馬さんがわざわざ京都から来ているみたいでした。

華やかな武将達を見つつ、最後は高台にある石田三成の陣へ。(この山の中腹に旗が立っている所が三成の陣↓見晴らし良さそうです。)

山を上がって行ってみると見晴らし台が設置されており、

台から見下ろす関ヶ原の平地は想像以上に良い眺め

Oさん解説によると、三成は敵の動きが見える高台の良い場所を抑え、味方陣のフォーメーションもばっちり。これはラクショー!とか思ってたらしいです。(実際は味方に寝返られて負ける)

歴史のお勉強も楽しくできて初の関ヶ原訪問を満喫
その後は用事のため途中離脱するというOさんと別れて3人になり、再びもと来た道をおしゃべりジョギング

大垣城まで残り3kmくらい?のところで自販機休憩していると、途中ではぐれて私達より先行していたはずのメンバーが後ろからやってきて(どこかで抜かした??)、結局最後はほぼ全員で仲良くゴールとなりました

ゴール後はみんなで近くの銭湯へ行って汗を流してサッパリしてから帰路へ。。
距離は34kmほど。ほどよい感じ初の関ヶ原も満喫できたし、いつものアドベンチャーな京トラマラニックとは違い平和な町中コースだったのでいつも以上にお馴染みメンバーとゆっくりたくさんおしゃべりもできて楽しい秋の1日でした


帰りに大垣駅前でお土産に買った和菓子たち↓金蝶園っていうお店のもので、どれもめちゃくちゃ美味しかった‼

秋のAやん君マラニック

2018-10-22 01:07:00 | ランニング
普段は全く音信不通のラン友、Aやん君。エントリーしている大会が1カ月先くらいに迫ると、
○日か○日、ヒマ?走るで。

的な、お誘い(?)の連絡がきます

今回も11月2週目の岡山マラソンに出るからその1ヶ月前くらいにロングを走っておきたい…とのことで、9月末にひょっこりアポ取り連絡が入りました。同じく岡山マラソンに出るラン友りんさんも一緒に練習したいんだそうです。

ご希望の距離を聞いてコースを考えるのはだいたい私スタート場所(集合場所)はAやん君宅近くの大阪城(←基本、Aやん中心なんでこれは決まっている)。 そこから、10月という季節柄、中之島バラ園に立ち寄り、前々から行きたいなーと思っていた足の神様 服部天神とカップヌードルミュージアム、そして私のイチオシポイントである伊丹スカイパークを盛り込んだ片道23km強もあるコースを考えてみました。往復すると46kmくらいになっちゃいますが、帰りは適当なところで電車に乗ればOK というゆるゆるテキトー企画。

10月第2週の週末に、秋のゆるゆるマラニックを決行しました

集合は、大阪城公園噴水前に朝8時半。お天気はめちゃくちゃ良くて、絶好のマラニック日和でした

↑噴水横近くのおシャンティカフェここでモーニングとかしたい。

ほとんど待つことなくAやん&りんさんもやってきたので、3人でぼちぼちスタートまずは中之島バラ園へ向かいました。

噴水からバラ園までは3kmくらいなのであっという間 見頃は10月下旬から…とのことだったのでまだ早いかな~と思っていましたが、けっこうたくさん咲いていました

めっちゃ綺麗!来て良かった‼

3人で入れ替わりで写真も撮り合いっこしたけど、ピンク色のバラをバックにモデル立ちしたAやん君の写真は、似合ってなさすぎてかなりウケました(彼の名誉のため写真は載せない…。)

バラ園を通過したら、川沿いを少し西に走ってから北上Aやんは職業柄か、京都と大阪の道にはやたらと詳しいので、こういうマラニックではとっても便利です私が考えていたルートとは少しだけ違ったけど、Aやんに先導をおまかせして着いていきました

途中コンビニ休憩2回も入れておしゃべりランを続けること1時間半ほど。。大阪の豊中から伊丹市に入り伊丹スカイパークを目指していると、なんだか小さな川沿いに人がたくさんたむろしているポイントがありました(後で調べたところによると千里川というらしい。。)一眼レフカメラを持った人もちらほら。三脚を立てて本格的な撮影態勢の人まで。。

川に何かいるのかなぁ??
とか言いながら野次馬のように近寄って行ってみると、頭上スレスレに巨大飛行機がゴーゴーいいながら飛来してきました

スカイパークで見るよりずっと至近距離

周りをよく見てみるとフェンスを隔てたすぐ横は伊丹空港の滑走路。どうやらここは、隠れた飛行機観賞ポイントだったみたいですスカイパークは知っていたけど、こんな穴場のポイント、ぜんぜん知りませんでした。空港のすぐ南側にあるのですが、ド迫力でかなり素敵なスポット 偶然にも発見できてめちゃラッキーでした先導のAやん、でかした!

ここでは20分以上、次々とやってくる飛行機を見ていました。

その後、伊丹スカイパークにも移動して、今度は滑走路の横からも飛行機観察

飛行機の離発着。迫力があってぜんぜん見飽きることがありません 暑さも寒さもないこの時期だからこそ、外でのーんびり立ち止まってゆっくり過ごせてよかったです

飛行機の初見物をAやん&りんさんもかなり楽しんでくれたみたい

その後、本当ならさらに7kmほど北上してカップヌードルミュージアムに向かう予定だったのですが、出発前にミュージアムの営業情報を調べてみると、この日のミュージアムはかなり混雑している模様 めちゃくちゃ良いお天気で絶好のお出かけ日和だったため、伊丹スカイパークも家族連れで大賑わい。これ以上混雑したところに行くのもちょっとしんどいなぁ……ということで、今回、カップヌードルは断念。。またの機会にお預けとなりました

てなわけで、スカイパークからは滑走路の下をくぐって豊中に抜け、阪神高速沿いを南下して、最後の立ち寄りスポット、服部天神へ向かいました

スカイパークからは意外と近かったです。
足の神様 服部天神

Aやんもりんさんも何度も行ったことがあるらしいのですが、私は今回が初訪問 自宅からわずか7kmしか離れていないし、前々から気にはなっていたものの、これまでなかなか来る機会がありませんでした。家から60kmほど離れた京都の護王神社(ここも足の神様)には何度か走っていったり 走って帰ったりしているのですが、ここ、服部天神なら行き帰りともに走っても15kmにもならないのでお参りもとっても手軽にできそう。。今持っている護王神社のお守りを返納したら、こちらの神様に乗り換えようかな~とか思いましたが、、往復15kmではウルトラ練習にもならんし面白くないかな…とも思いました

可愛いお守りも置いてあったので少し気になったけど、今回はお参りだけして神社を出発

以上で、今回のマラニックの立ち寄りポイントはすべて終了。
あとはお喋りしながら、Aやん&りんさんは大阪城へ帰還して37km。私は、大阪城には戻らず、神崎川で2人と別れてそのまま尼崎の自宅まで走って32kmを走破しました。(但し自宅でシャワーした後、再び電車に乗って大阪城まで行ってちゃっかり打ち上げはしている…(-_-;))

秋のAやんマラニック、そこそこ良い距離を走れて、見所いっぱいの良いマラニックになりました(次は春かな??)飛行機観賞ポイントはめちゃ良かったからまた行きたいし、カップヌードルはリベンジしなくちゃなので、また良い時季を選んで似たルートでマラニック第2弾やりたいなーと思います

秋の鴨川ゆっくりラン

2018-10-18 10:44:37 | ランニング
ジオランで村岡ロスを解消した2日後、体育の日に、『鴨川ゆっくりラン』なる、ランニングイベントに行ってきました。

手作り感あふれるイベントで参加費は500円、受付は当日のみという、武庫川月例マラソン的なイベント4月のGWと10月体育の日と12月の天皇誕生日、の年3回しか開催されていないにもかかわらず、何年も前からけっこうな頻度で参加させてもらっています
尼崎~京都は距離的には遠いのですが、スタートが10時と遅めだし、新快速電車に乗れば1時間ちょい、とけっこうアクセスは楽ちんです

↑何度か参加しているうちに次回開催の案内ハガキも届くようになりました。

ジオランで村岡ロスをいくぶん解消できたので、次はフルマラソンシーズンにむけてそろそろスピードを意識した練習もしていきたいところ10月のちょうど良い時期ということで、シーズン1発目の緩めのペース走として、30kmを走るつもりで会場の北大路へ向かいました

到着した会場、北大路の鴨川河川敷はめちゃくちゃ良いお天気しかもフェーン現象とかいって気温もかなり高いです ペース走のつもりだったけど、これはLSDになりそうやなと思いながら受付をしました。
30kmにエントリーし、参加費500円を払ってゼッケンを受けとります。エイドは無いという案内だったけど、受付のすぐ横には給水テーブルがちゃんとあって、簡単なおやつやスポドリ&水を用意してくれていました

その後、近くに用意されたブルーシートの上に荷物を置いて準備をしていると、お馴染みのラン友、変○Tさんがやってきました変○Tさんは京都在住。一緒にどうかな??と思って声をかけたら、あざいお市ハーフの翌日にもかかわらず駆けつけてきてくれました お市で足をほぼ使い果たしているようだったので、私の練習相手としてちょうど良さげですしめしめ…。

Tさんと2人、しゃべりながら準備を整え、スタッフのスタート前説明や挨拶を聞いてから、10時にゆっくりランがスタートしました

コースはいつも通り。鴨川沿いを南に1.5kmほど下ると1つ目の折り返し↓

もと来た道をもどってスタートゴール地点までいって約3km。
その後、今度は川沿いを3.3kmくらい北上していって、河川敷から車道へ上がる細い歩道のてっぺんに2つ目の折り返しコーンが置いてあり↓

ここから再びスタートゴール地点へ戻ると1周、というコース。1周=10kmというアナウンスではありましたが実際には400mほど短いです。

1周目を走り出すと、2日前のジオランのせいで筋肉痛がけっこう出ていることに気がつきました。たかだか30kmのゆるゆるジオランで筋肉痛ってことは……もしダブルフルが中止になっておらず100km走っていたらどうなっていたんでしょう?? 足の重さに加え、暑さも手伝って序盤からなかなかしんどいペースは5分10秒/kmを切るか切らないか…くらいで走っていました。

1周目 49:36

まだ少しだけ余裕はあるものの、このまま30km迄はもたんやろうなー。という感じ
そして2周目に突入

2周目に入るとなぜか体が少し軽くなり、序盤は不思議とペースアップ私の少し前を走っていた変○Tさんを捉え、その後は2人で一緒に走りました 後半、苦しくなってきたけどTさんがぴったりと付いてるので気持ちは切れることなく、なんとかそのままのペース維持したままスタートゴール地点へ戻ってきました

2周目 49:24

ただ、2周目を終えた頃には太陽も登り時刻はお昼時 気温もぐんぐん上がってきていて(30℃近くまで上がったみたい)暑くて喉もカラカラ。エイドテーブルでがっつり止まって水やスポドリをがぶ飲みし、バナナを頂いたりしながら長々と休憩してしまいました

そして3周目……。前日のお市ハーフの疲労でやられている変○Tさんと、半年ぶり以上のペース走でもうバテてている私。ぷっつーんと気持ちは切れてしまい、最後の1周はクールダウンを兼ねてペースを落としておしゃべりランしました
おしゃべりは楽しかったですが、暑くてそんなに楽ではなかったです

3周目 55:34

トータルで1時間37分くらい。。

スピードはどうあれ30kmを同じペースで刻みきれたら自信になったはずなんですが、シーズン1発目のペース走でいきなり30kmは残念ながら無理でした

でもまぁ暑かったしね……ということで、走り終わってみるとそこそこの充実感 同じく30kmを走っていたラン友や顔見知りのランナーともたくさんおしゃべりして、変○Tさんとランチしてから帰ってきました
練習としてはちょっと失敗やけど、良いお天気のもと1日遊べて楽しかったです


来月は大阪マラソン
いいタイムで走れないのは分かってるけどそれでも地獄をみるのは嫌なので、今月中にまたどこかで30kmペース走を試みたいと思います

村岡~10月のジオラン~後編

2018-10-11 00:39:00 | ランニング
つづきー。

民家が建ち並ぶを方へとどんどん下ってゆくと、『水車小屋とろかわ』と書かれた綺麗な小屋がありました

ぜんぜん記憶にないけどこんなのあったかな??と思って帰ってから調べてみたら、去年の10月に修復が完成した水車小屋みたいです。

近くにはとっても綺麗な川が流れていました。この川に沿う形でまだまだ下ります。

民家の合間の小道
このあたりは大会当日に通過する頃はまだ暗い時間帯なのに、地元の方達がたくさん外にでて声援を送ってくれていたっけ…。

さらに下ってゆくと、左手の一二峠から下りてくる道と合流し、県道135号線に入ります↓

ダブルフルではホッと一息つくところ?それとも、タイムを気にしてスパートに入るところ??
ここはダブルフル最後の峠である一二峠をクリアしてからの、ゴールまで残り3kmで走る緩い下り道です。

体が勝手に反応して、ラストスパートのようにペースが上がってしまいました
前方にゴール会場の村岡高校体育館が見えてくると、『帰ってきた~‼』って感じ↓

……だけど、今回はここまででまだ距離はわずか15km。この日のジオランでは30kmを走るとのことだったので、まだやっと半分です

ついさっきまでどしゃ降りだったのに綺麗な青空も見え始め、朝鮮半島上陸中の台風からの風もかなり吹いていて、濡れた体はいっきに乾いてきました

↑ダブルフルでは左に進んですぐにゴールですが、今回は右折してぐるりと村岡高校を巻いてUターンしてゆきます。

村岡高校を折り返してハチ北方面へと走り出すと(しばしダブルフルのコースからは外れる)、めちゃくちゃ強い向かい風が吹いていました体幹が弱いのか、向かい風はあんまり得意じゃないです何度も帽子が飛ばされそうになりました。

左手には湯舟川が流れていて、右には田んぼ。金色に実った稲穂が揺れてめちゃ綺麗です

湯舟川沿いをずっと進むと、ダブルフルの88/100kmと66kmの部の分岐点につきました

↑左にゆくとすぐ、流しそうめんに向かう100kmと66/88kmの分岐点もある。

つい1週間前、大会で走れていたら流しそうめんポイントが近づいてきたこの辺りはテンション上げ上げだっただろうな~とか思う…。

そして、今回はこのすぐ近くにある空き地(?)がお昼休憩ポイントでした。ダブルフルでは33km地点にあるエイドが設営されているポイントです

休憩中にも時おり突風が吹いてきて、お昼ごはんが飛ばされたり砂が舞って目に入ったりしましたが、朝イチの雨に比べたらとっても好条件晴れていて暑くもなく寒くもなく、気持ち良かったです。
持参した補給食を食べてから、後続のランナー達がある程度追いついてくるまで少し休憩

↑『ほ場整備記念』とか書かれた碑がありました。大会では全然気づいていないなぁ。。

半分くらいのランナーがお昼休憩地点にやってきたところで、ぼちぼちスタートすることにしました

しばらくはダブルフルのコースを逆走していましたが、すぐに別の道にそれていきました。共栄の里とか書かれた大きな石碑↓がありましたが…ここどこー?状態。

だけどしばらく坂道を登っていくと、なんとなく見覚えのある道にでました

ダブルフル、こんな道を走った気がする‼(でも見知らぬ田舎の景色がどこもよく似てるだけの気もする…) 逆走してると知ってる景色も違って見えるし、振り返って何度も景色を確認しながら走っていました これがまたけっこう面白い

相変わらず強風が吹きまくっており、雲が凄まじいスピードで流れていて迫力満点。風にあおられて走りにくかったりもしましたが、雨降った後の空気はなんだかとても澄んでいて、山々の景色はとっても綺麗でした

途中から、自分がどこを走っているか分かり始めました逆走しているとサッパリ分からないのですが、振り返ってみると、この景色↓

毎年ダブルフルの時期にキレイに咲いてくれているコスモス 黒田区エイド直後の下り坂の入口なのですが、毎年必ず目を引かれて写真に撮っているので覚えていました今年も見れて嬉しかったです。

さて、この後コースは往路でも通った高原植物園や木の殿堂近くを通り、ハチ北へ戻りました。今年、お世話になるはずだったお宿の横も通り、ハチ北観光協会を目指します

道路脇にあった気温計は28℃を表示していました。台風によるフェーン現象で、この時期のハチ北にしては気温はかなり高めだけど、おかげで雨にうたれて強風にふきつけられた割に全然寒くなかったです

年季の入ったゲートをくぐってだらだら登ります朝イチに車で来たときはハチ北の入口から観光協会まではすぐだと思ったのですが、走ってみるとけっこう長い

マイペースでのんびり走って、午後1時20分頃に無事、観光協会に帰着距離はちょうど30kmほど。

距離はそれほど長くないけど、村岡Tシャツを着て村岡のアップダウンを走れて、突然の大会中止で陥った村岡ロスもだいぶ解消され、大満足です今回もはるばる来てみて良かった♡ 次に村岡を訪れるのはいつになるかな??

ゴールの観光協会ではスタッフ田丸さんや居合わせたランナーと少しの間おしゃべりをしてから、村岡温泉へ(練習会に参加すると村岡温泉の割引券をくれるんです。)

お風呂でさっぱり汗を流してから、村岡ファームガーデンにも寄り道して、お土産を買ってから少し遅いお昼ごはん

但馬牛ハンバーグ
村岡に来てもゆっくり食事をすることがほとんどないので久々に但馬牛、食べてみました 但馬牛…よりも、つけあわせの鶏のスモークハムみたいなやつが激ウマでした。。


どしゃ降りだったり晴れたり強風が吹いたり…忙しい天気だったけど、紅葉が始まった村岡の景色やアップダウンも堪能できて、めっちゃ楽しい練習会でした

村岡~10月のジオラン~前編

2018-10-07 13:10:55 | ランニング
中止となった村岡ダブルフル。ぽっかり予定が空いてしまった土日は台風がきているため安易に出かけたりもできず、村岡ロスに陥りながらのんびり過ごしていましたが、週があけた水曜日には早くも、大会事務局から参加賞Tシャツと完走しいたけ(これも参加賞)、完走タオル(こちらは完走賞)が届きました

↑毎年どんな色&デザインか楽しみにしているTシャツ、今回は緑色‼ダブルフル事務局からの発送物にいつも使われている封筒みたいな色です(笑)村岡っぽい(笑)

開催日だった30日日曜日は村岡のコース近くを流れる川が氾濫危険水域に達し避難勧告まで出されていたというのに、なんて仕事の早いめっちゃテンション上がりました 完走しないと貰えない完走タオルは、例年の完走率から必要数を計算して用意しているのか??…とか思っていたのですが(※私ならそうするかも⁉)、ちゃんと参加者全員分が用意されてることが判明やはりみんなに完走してもらわなくちゃダメだね!

そして、テンション上げ上げ、嬉しがってこの緑色Tシャツに早速腕を通し、この土曜日はまたまた村岡で開催されているジオランへ行って来ました
年に数回行われているハチ北観光協会主催の練習会、ジオラン。ダブルフルが終わった後の10月にも開催されているんです 前週のダブルフルを走り損ない村岡ロス状態だったし、前々から秋が深まった10月の村岡も走ってみたいなと思ってたんです。
超苦手な早起きもなんのその。まだ真っ暗な早朝5時前に起床し、2時間半以上かけて電車&車で村岡へ向かいました

今回の集合場所はハチ北観光協会

前回の集合場所、矢田川道の駅より20km以上近いので、途中で道を間違えたにもかかわらず余裕をもって到着できました。

到着した頃は雨が強まったり弱まったり時々止んだり…の繰り返し。台風が接近していてこの日の天気予報は良くなかったので、参加者も少ないかなぁ??と思っていましたが、集合時刻が近づくと続々と緑Tシャツのランナー達が集まり始めました。

緑Tシャツ率がめちゃくちゃ高いです 毎年、ダブルフルが終わった後のジオランは参加者が少なくなるらしいけど、この日はなかなかの盛況ぶり。30人以上集まっていました

練習会開始の9時半になると、スタッフ田丸さんからコース説明があり、みんなで準備体操。

その後、全員で集合写真撮影緑一色でまるで練習会のユニフォームみたい

撮影時には雨は奇跡的にパラパラ小雨に‼
今回でジオランは通算69回目だそうです

そして9時40分頃、みんなでハチ北観光協会を出発していきました

↑スタッフが撮ってくれた☆

今回のコースはハチ北がスタート&ゴールで、ダブルフルのコースを逆走するのだとか……。あまり土地勘がないのでコース説明を聞いて地名を言われてもよく分かりませんとりあえず前についていくことにします。

みんなに続いてハチ北から国道の方へしばらく下ると、コースはすぐに脇道に入り登り道に変わりました

登りに入った途端にスイッチおん集団を抜けて先頭を行く3名ほどのランナーを追いかけ、ついていきました村岡の登りはやはり楽しい‼

↑登りの途中にあった1つ目の給水ポイント。

登りに入ってからの景色には全く見覚えがなく、ここどこ⁉状態で前にひたすらついてゆきましたが、どうやらこのあたりは88km限定のコースだったっぽいです。

しばらくゆるゆる登り続けると、木の殿堂とか兎和野高原を示す看板が登場して、、

さらに登ると100kmで走った記憶のある広い道にでましたあぁ、ここか!って繋がるのが楽しかったです。

この広い道に出た頃に、雨はピークになかなかの降りっぷりで全身ずぶ濡れになりましたが、この日の気温は台風によるフェーン現象のせいで10月にしてはかなり高め。高原にいても寒さは感じず、むしろシャワーランは快適に感じました

見覚えのあるポイントもいくつか出てきますここは私設の炭焼きピザエイドを出してくれてる高原植物園横のレストラン

実はこのレストランへは但馬牛ステーキを食べに1度だけ行ったことがあるのですが、植物園の方へは行ったことがありません。

小さな見所がけっこういちこちにある村岡。せっかくなので1度はのぞいてみたいと気になっている観光ポイントのひとつ。。

さらにもう1つ、"木の殿堂"↓

博物館??みたいなもののようで、なかなかクチコミの評判はいいみたいなのですが、これまた行ったことはないです

さらにどんどん進むと、兎和野高原野外活動センターの横を通りました秋冬が早くやってくる村岡では既にあちこちで紅葉が始まっていてとっても綺麗

↑右手奥に野外教育センターがある。

このあたりでは雨もほぼ止んできました霧のようなモヤが晴れて、大好きな村岡の景色が見えてきたのでテンション上がりました

↑ダブルフルのコースを逆走しているのですが、これは振り返って撮った写真なので、コース通りに走った時に見える景色です。見覚えある
逆走すると、知っているはずの景色もぜんぜん違って見えて面白いです。ここどこ⁉ダブルフルのコースからはずれたのかな??って思っても、くるっと振り返って逆方向からの景色を見てみると、めっちゃ見慣れたコースだったり

さらに走るとコースは気持ちの良い杉林に突入しました紅葉した落ち葉で色とりどり

緩くてめちゃくちゃ走りやすい下りだし、気持ち良すぎました‼ けど、ここはダブルフルのコースとしては記憶に全然ありませんでした どうやらまだ薄暗いうちに通過している箇所っぽいです。

杉林を抜けてからも道はずっとゆるゆる下っていきます

のどかな風景に癒されますよ このあたりは、去年の大会で雲海が見えて感動したところだと思います。

さらに進むと麓の方に集落が見えてきました 去年のダブルフル、まだ薄暗い中、この民家の合間を登った覚えあるーと、これまたテンションアップ。

のんびりおしゃべりしながら走る人が多いジオランですので、この辺では気づけば先頭になってしまっていましたテンション上がって突っ走りすぎたか…。前に誰かいないとちょっと不安
少しペースを落として後ろを気にしつつ、景色を楽しみながらのんびりかけ下ってゆきました


つづくー。

台風21号の影響【お庭(生駒)編-2】

2018-09-14 23:54:00 | ランニング
つづき。

暗峠から枚岡へ降りる前に、台風直後のボルダーコースの様子をちょっくら偵察に向かうことにした私。本当にボルダーに入っても大丈夫なものか、恐る恐る進んでみます

慈光寺へ向かう細道は308号同様、いつも通り綺麗でした↓(ボルダーの8km地点あたり)

意外と生駒山は被害がなかったのかしら???とか思いつつ、その先のぬかた園地のゲートを通過し、ボルダーの"激坂"と呼ばれている登り坂にやってくると、、、

道はめっちゃ荒れていました
両サイドの木も倒れまくっていましたが、路面も小枝が散乱しまくっています。

倒木で道の半分以上がふさがっているところや、、

一面に枝や草が落ちていてフッカフカ、アスファルトがほとんど見えなくなっているところもあり、、、

これまで何年も走ってきたボルダーコース、過去最高の荒れっぷり。

↑コース脇には根こそぎ倒れた木がいっぱい。

少し覗きに来ただけ、のつもりでしたが、どんどんコースを進んで激坂を上りきってしまいました。
さらには、ボルダーコースには思いの外たくさんのランナー&ハイカーさんがおりましてなんなら知り合いのランナーさんにも遭遇しまして… 台風直後のこんな時に山にやってくるなんてみんなどうかしているよと思いながら(自分のことは棚に上げている!)、みんなが走っているのでつられてそのままぐんぐんと、生駒山麓公園へ向かって走り進んでしまいました

激坂から先も倒木はいたるところにありましたが、

公園管理の車両も度々通行しており、道を塞ぐような木は切断されていて、なんとか通れるようにはなっていました。

↓ここはあじさい園。

あじさい園は、咲き終わったあじさいがスッキリとカットされた後だったので、思ったよりも散らかってはいませんでした。

そうしてボルダー前半を走破して、いったん生駒山麓公園のふれあいセンターへ。

HPで休業していると載っていた通り、レストランや宿泊施設、お風呂はやっていないようでしたが、受付窓口は営業していて、自販機やおトイレは普通に使えました園内施設のあちこちにたくさんの被害が出ているようですが、どうか早期の復旧&通常営業再開ができますように☆ミ

トイレをお借りして給水を済ませたら、再びボルダーコースに戻ります
荒れ荒れコースをゆっくり慎重に走って、ボルダー後半も少しだけ見ていきました。

↑ボルダー後半、9km地点手前にある休憩所。休憩しているハイカーさんがたくさんいました。

後半コースは以前から通行止めの10.5km地点までは普通に走れました台風21号のせいでボルダーはもう全く走れなくなってしまっているのでは…と思っていたので嬉しかったです

生駒ボルダーからの大阪平野もいつも通り見渡せました

そうして、後半コースも折り返して再び暗峠へ戻ってきたのは午後1時すぎてでした。(本当は昼過ぎには家に帰ってるはずだったのですが…。)

予定外に遅くなってしまいましたが、足はまだ元気だったのでここからまた枚岡まで激坂を下り、森ノ宮まで走って帰ってきました

生駒の被害状況偵察ランニング。いつもお世話になっている生駒ボルダーが思っていたよりも被害が少なかったと分かって良かって一安心。
この日の走行距離はトータル約59km。なかなかよく走ってしまった台風直後の週末でしたおしまい。

台風21号の影響【お庭(生駒)編-1】

2018-09-12 23:18:00 | ランニング
私のお庭、生駒ボルダー

今年は6月初旬から大雨の影響でボルダーコースの後半が土砂崩れで通行止めになったり、7月の西日本豪雨ではハイキングコースのあちこちで土砂崩れを起こしたり、台風20号でも倒木&落石が各所で発生……と踏んだり蹴ったり。
そこへとどめを刺したのが先日の台風21号

台風21号の猛威に普通の町中でさえ倒木だらけ&建物破損だらけなので、お庭の様子が気になり、台風通過後最初の週末に、ロングジョグを兼ねて生駒へ行ってみることにしました。

事前に生駒ボルダーコースが通る府民の森の園地情報を調べてみると、各園は倒木被害多数の為、全て休園しているとのことボルダーランナーの拠点である生駒山麓公園も、ほとんどの施設で休業しているみたい。。
一方、いつも愛用している激坂の暗峠は、国道ということもあって台風通過後すぐに開通した模様。ボルダーは走れなさそうだから、暗峠を奈良側まで降りて往復してみてもいいかな、、と思ってお家を出発

スタートは、いつものボルダー走と同じくJR森ノ宮駅から。時刻は7時半少し前。曇っていてとても涼しかったので、休憩無しのノンストップで大阪→東大阪を横断し、暗峠の麓、枚岡までやってきました。
一呼吸おいて息を整えたら、峠アタックスタートです

↑峠道の序盤。気温23℃はまずまず。

暗峠(国道308号)自体は倒木や荒れた所はなく特にいつもと変わりませんでしたが、ハイキングコースへ向かう脇道には公園閉鎖の看板もでていました↓

登り始めたと同時に小雨が降り始めて全身ずぶ濡れになりましたが、空気がひんやりしていてびっくりするほど走りやすかったです。気温が変わるとこうも感覚が違うものか…と痛感し、少し前までこの暗峠を走り通せなかったのが嘘みたい。登りでグイグイと足を踏み込める感覚は久しぶりでした。

今回は枚岡からボルダーとの交差点まで、21分ちょいで上がってこれました7月頭は27分(←2回も立ち止まった時)、7月末は24分かかっていたので、だいぶ良い感じよしよし…♡

ボルダーとの交差点の気温は21℃。気温とタイムって本当に比例するなぁと実感できました。

さて。いつもならここからボルダーに入るのですが、今回はボルダーは荒れていて走れないだろう……ということで、このまま国道308を奈良側まで走ります。

暗峠を越えて、

南生駒を目指します
この頃、細かく降っていた雨は止みました

暗峠の頂上から、峠を下りきった先の南生駒の麓までは約4km。ひたすら下っていきます。
途中、せっかく実った田んぼの稲がなぎ倒されているところが何ヵ所かありました。いつも通り綺麗に見えた国道308号ですが、やはりこのあたりも台風被害を受けていました

暗峠→南生駒への下りは最初はキツく、麓に近づくにつれて傾斜は緩く。。傾斜が緩むと気持ち良く走れます。

↑暗越奈良街道の標石♡

下り開始から約25分で南生駒の町、小瀬町西の交差点まで降りてきました。

ここまでで森ノ宮からの距離は18km弱。峠があるので時間はかかってますが、キロメートルで見ると意外と近いです 今日はここで折り返すことにします。
これまで下ってきた峠道の逆走を開始

↑霧がかかった生駒山を再び目指す。

この日は生駒の様子を見に来ただけでウルトラ練習をするつもりはなかったのですが、南生駒→暗峠は約4km登りが続くのでなかなか良い村岡対策になる気がしました。

日陰がないので真夏はとてもまともには走れない道だけど、涼しい時はここはすごく良い坂練コースになりそう
序盤は緩め、暗峠に近づくにつれて傾斜がキツくなって呼吸も上がってきますが、

先に走った枚岡→暗峠までの超ウルトラ級の激坂に比べればぜんぜん走れる坂なので、意外と楽に感じてしまいます

体の調子もたまたま良かったのかもしれません。

ペースはのんびり、40分ほどかけて暗峠の頂上まで帰ってきました

そして、この後、予定ではこのまま308号を通って枚岡まで降り、森ノ宮に帰還してトータル38kmほど、になる予定でした。
暗峠を過ぎて道は下りへ生駒ボルダーとの交差点へ向かって下っていると、、

おや???
前方遠くに見えるボルダーコースにランナーの姿がありました・・・。

府民の森は全園休園ってHPに書かれていたのでてっきりボルダーコースも全面通行止めだと思っていたのですが、もしや走れるんでしょうか??それとも、私と同じく308号を走ってきたランナーがたまたま少し道をそれたところを私が目撃しただけ?

とっても気になったので、枚岡へ降りる前に少しだけボルダーを覗いていくことにしました。

つづく。

村岡ダブルフル新コース@ジオラン【2】

2018-08-29 01:44:00 | ランニング
つづきー。

11時40分ごろ、射添会館に到着距離は17km過ぎ。ハードなアップダウンと下界の暑さにやられて早くもバテ気味でしたが、もう半分は過ぎていると思うと気持ちは楽でした。やはりこの日は当初予定の40kmなんて絶対無理だったな…

射添会館では少し早めのランチ休憩預けていたクーラーボックスから氷らせたペットボトルやジェルを取り出し、30分ちかくのんびりクールダウン。
よく冷えた美味しいスイカもご馳走になりました

とっても大きなスイカを複数個、差し入れしてくれた方がいたのですそういえば2年前の練習会でも差し入れにスイカを頂いていました。ありがたや~

スイカは無敵たくさんあるとのことだったので3切れも食べました。しっかり水分&エネルギーをチャージをしたら、次は村岡名物の但馬大仏に向けて出発です

↑ここを右に折れて坂道を上がっていく。

すごく暑いし、射添会館→但馬大仏のある長楽寺までは傾斜もかなりキツいのですが、ランチ休憩で体は復活していたし、距離はとても短いので、勢いでいっきに駆け上がりました

そして見えてきた、長楽寺の門と五重の塔 どどーん!と視界が開けた先に突如現れるので迫力あります。

そしてそして、今回の練習会ではなんと 長楽寺のご好意で境内の中にタダで入らせてもらえる&但馬大仏のまわりをぐるっと走らせてもらえる!とのこと
大会でもないのにいいんですか⁉(てか、そもそも大仏のまわり走るとか本当にOKなの⁉って前から思っている!!)

なんて寛大なんだ!と感動しながらテンション上げ上げで大門をくぐりました

↑遠慮なく突入するの図。

この景色を大会以外で目にするなんて、なんか変な感じー

いつもよりゆっくりじっくり、大仏様を拝めました そして、スイカを差し入れてくれたHさんがここでは写真も撮って下さいました

↑大仏様の周囲をぐるっ走ってるところ♪

ここはテンション上がって、本当に楽しかったです

但馬大仏の長楽寺を出発したら、例年のコースではそこそこ傾斜のキツい山道をダラダラと登っていくのですが、今年はそちらへは行かずにお寺の近くにある大橋を渡り、ほんの300~400mほどだけ登ってすぐに下りに入りました(※但し44kmの部だけは去年同様、ダラダラ登りの方へ行く。44以外はこちらの記事の前半部分がなくなるみたい。) 長楽寺の後は登りが続いてけっこうしんどいと思っていたのだけど、今年はここでは少し楽が出来そうです
そして、下りきった先にはローソンがあるので、今年の村岡ダブルフルはコンビニ休憩も可能何度も走っている村岡だけど、今年は色々新しくなっていて楽しめそう

さて。今回の練習会で走れた新コースはここまででした。今回のジオランでは、ローソンから再び射添会館を経由してスタート地点だった道の駅矢田川へ戻ります
一方、大会本番では66, 88, 100kmの部は、ローソンから射添会館とは逆方向にひたすら下道を走り、ダブルフル最後の峠である一二峠へ向かうっぽいですしらんけど…(不確か) 下道ランってアップダウンがない分、楽な気もするんですが、例年、登り下りばかりの山の中よりも下界のフラットで単調な道の方が暑くて退屈でずっとしんどく感じるのです。。今回のコース変更で、その平坦な下道の距離が延びるとなると、これまた大きな不安要素 さらには但馬大仏から一二峠まで下道を行くとなると、、、

あれ!?カレーエイドはどうなるの⁉!?

但馬大仏から続くダラダラしたキツい登りをクリアした後のご褒美的存在、毎年カレーを提供してくれている柤大池のエイドを通らないような気がしてきました果たして今年のカレーはどうなるんでしょうか…?? そしてカレーの後のお口直し、アイスクリームエイドの有無も気になります。。


ともあれ、ローソンから射添会館へ向けて走り出した私達 わずか数kmではありましたが時刻は13時、日陰が全くない下道はとんでもなく暑くてまともに走れず、2度も立ち止まって小休憩を入れてしまいました そしてヘロヘロのバテバテでたどり着いた射添会館。。

元気だったら射添会館の横を通過していっきに道の駅まで走りたかったんですが、全然無理でした預けていたクーラーボックスから氷ったペットボトルと扇子を取りだし、エイドのコーラも飲んでクールダウン
体に熱がこもってなかなか走り出す気になれず、15分以上も休憩してしまいました。そのうちまわりのみんながどんどん出発していくので、渋々重い腰を上げて私もゴールの道の駅矢田川へ向けて再スタート

射添会館から道の駅矢田川までは7kmとのことでした。射添会館を出て10分くらいはなんとか普通に走っていましたが、そのうち灼熱の太陽に打ちのめされ始めました 時々雲がかかって暑さがわずかに和らぐのでその隙に少しでも距離を進めようと足掻くのですが、すぐまた太陽が照りつけてきて激しくペースダウン 暑くて苦しくて全然酸素が入ってこない感じ。。なんとか体を冷やそうと氷らせていたペットボトルからキンキンに冷えたスポドリをガブガブ飲んでいたら、残り2.5kmのところで遂にダウン
冷たいものをガブ飲みしたせいか、急激に吐き気がしていて身動きがとれなくなり、見事、行き倒れになりましたもう歩くのも無理でーす(T0T)

なんなんでしょう、、この吐き気。先の24時間マラソンの時にも襲ってきた強烈な吐き気。共通することと言えば暑さと水分のガブ飲み…でしょうか。今まで暑さには強い自信があったので、これしきの距離でバテるなんてずいぶん弱くなってしまった気がしてショックを受けていたのですが、後から調べたところ、この日の14時頃(ちょうどこの時間)には最高気温37℃を記録していたようなのであまり気にしないでおくことにします。。

そして、走ると吐き気が込み上げてくるので一旦ここで緊急避難することにしました。通算67回を数え、真夏にも何度も開催されているのにそれまで1度も救急搬送はないというこのジオラン。こんなところでヒヨッコランナーがご迷惑をかけるわけにはいきません。。
ちょうど道の脇に散策路があって綺麗な小川が流れていたので、吐き気が治まるまでのんびり休憩をとりました。

↑前後にいたランナー達もここで気持ち良さそうにドボン!してました(о´∀`о)

川の近くは空気もひんやり、別世界最初は土手に向かってえづいていた私ですが、次第に回復してきました

↑えづいてる横で不動明王がこっち見てた!

吐き気が治まって少し体も冷えたところで、残り2.5km、超低速で再スタート それでも走り出すとみるみる体温が上昇してすぐまた息苦しくなりましたが、吐き気が再発することはなく、なんとか道の駅へ

14時15分に無事ゴール

距離はトータル31kmでした。
帰ってこれたという安堵感はあるものの、ウルトラ練習としてはかなり頼りない距離にもかかわらず、もう1kmたりともまともに走る余力はなかったので村岡ダブルフルにむけてかなり自信喪失……。不安解消のためにロング走はあと2回くらいはやっておきたいなと思いました

ゴール後はまだ残っていたスイカをまた切ってもらって食べながら

↑皮のきわきわまで柔らかくて美味しい‼

練習会参加の皆さんとたくさんおしゃべりして過ごしました こんな酷暑にもかかわらず、私以外はほとんどみんな普通に走っていたので、さすがは猛者揃いの村岡ランナー。強い方ばかりで凄い色々お話させてもらってとても楽しかったです

その後、預けていた荷物を引き取ったら自由解散でした。道の駅に売っていたお野菜をたくさん買い込んで、村岡温泉でサッパリ汗を流してから帰路へ

新コースや大仏やスイカを満喫 色々情報も仕入れることができて、楽しいジオランでした

村岡ダブルフル新コース@ジオラン【1】

2018-08-27 23:37:00 | ランニング
24時間マラソンの記事はまた後日……。

8月最後の週末、久しぶりに2年前にも参加したジオラン練習会に行って来ました村岡ダブルフルの開催地で年に10回くらい開かれているハチ北観光協会主催のランニング練習会です家から村岡までは途中休憩を入れると片道2時間以上かかるので往復するだけでもけっこう大変なのですが、今年は村岡ダブルフルのコースが去年の豪雨災害の影響で一部通行止めとなりコース変更があると聞き、この練習会で新コースについての情報を仕入れたかったのと、今年はまだほとんど出来ていない坂道練習をこの機に少しやっておきたかったのと、なによりジオランは本当に充実した良い練習会なので、なんとしても1度は行っておきたかったんです。練習会当日の天気予報は雨だったにも関わらず、
この時期、お天気は悪い方が涼しく走りやすいハズ!!
と、前日の正午過ぎにハチ北観光協会に電話で申込みをしたのでした。(←申込み締切は前日正午までなので実は締切をちょっと過ぎていた。。)

そして当日。朝は4時半起き。5時半前にはお家を出発途中までは電車でそのあと車に乗り換え一路、村岡を目指しました道路渋滞等に備えて早めに出発したのですが、早朝の道路はすいていて、コンビニでの朝食休憩を入れて朝8:45には集合場所の道の駅矢田川に到着しました

この道の駅に来たのは初めて。

……で? どこが雨予報なん??
てなくらい晴れていて朝からかなり蒸し暑いです汗をかきながらウェアを整えたり荷物を整えたり準備をしていると、続々と車がやってきてランナーが集まり始めました

受付をして参加費500円を払い、お水やお昼ごはんを入れたクーラーボックスをエイドカーに預けて出走準備は完了
開始時刻の9時半になると、スタッフ田丸さんから注意事項やコース説明がありました。当初、道の駅をスタートしたら、今年のダブルフル新コースを走り、お馴染みの射添会館&但馬大仏を経由してダブルフルのゴール近くにあるファームガーデンまでの道程約40kmを予定していたようですが、あまりの暑さのためコース短縮!新コースを走って但馬大仏まで行ったら道の駅に戻ってくるという30kmコースに変更されました。
30kmと聞くと少しもの足りない気もしましたが、今年の新コースを走れるとは思っていなかったのでめっちゃラッキーそれに、あとから思うと40kmなんてとんでもなかったですコース変更してくれてありがとう……と、のちに心から思うことになります。。

さて。そんなわけで、今回走るコースはこんな感じ↓
・道の駅矢田川~山田~宮上~射添会館~但馬大仏~長板~射添会館~道の駅矢田川

大半が未知の新コースなのでワクドキです噂では、村岡ダブルフル初の未舗装路があって、砂利道の登りが走りにくくてべらぼうにキツイのだとか どんなコースなのか情報が聞けたらいいなと思ってはいたけれど、実際に走れるとなると本当に遥々来た甲斐がありました。
コース説明が終わるとみんなで準備体操をしてから記念撮影

通算67回目だそうです

そして、9時40分頃にまったりと練習会がスタートしました

↑道の駅をスタートしてゆく私達。

しばらく道の駅の前を走る県道4号線沿いを進み、その後、右の山手に向かう脇道(たぶん県道258号)に入ってゆきます

↑先頭を引っ張って下さる皆さん。このあたりからじわじわ緩い登りです。

登りとはいえ、山に囲まれ小川の流れる気持ちの良いコースです

この先少し進むとダブルフル44kmの部のスタート地点である山田体育館の横を通過しました 私は66kmと100kmしか出たことないのでここは初めて通る道。
へーー、44ってこんな所からスタートしてたんだぁ。
とキョロキョロしながら通過しました。

さらに進むといよいよ新コースとの分岐にやってきました
下の写真左の道は去年までの44kmのコース(現在通行止め)、今年は右側の道をゆきます。66km以上の部は蘇武岳を下り終えたら、この通行止めになっている道からこの写真の地点まで下ってきて、44kmの部と合流するっぽいです↓

いつもは蘇武岳をクリアしたらすぐまた次の難所、和佐父峠へ登り始めていたのですが、今年はその和佐父峠がなくなるのです私の中で和佐父は蘇武岳より傾斜がキツくて強敵だと思っていたので、コース変更はラッキーかもとか思っていました。

旧コースとの分岐を過ぎ、道の駅スタートから約5kmほど、いよいよコースは本格的な登りに入りました

↑もう距離表示の看板が立てられていた!

登り始めはアスファルト。しかし間もなく路面は噂に聞いていた未舗装路、砂利道へと変わりました。

スタート前に"砂利道がすごく走りにくいよ" と聞いていたものの、石が細かくて想像していたよりゴロゴロ感がなくて走りやすいかも……と思ったのは最初の2, 3分だけ。すぐに砂利石のサイズは大きくなり、ゴロゴロし始めました

う~ん、、これは走りにくいです。
しかも頭上に木がないのか、意外と日射しもあって、真っ白な砂利道が光を反射してきて灼熱でキツいです
まぁ、ダブルフルは9月末開催なので暑さの心配はそれほどないかもしれませんが、砂利ゴロゴロの走りづらさ。まだ道の駅をスタートしてから10kmも走っていない元気な状態でもタフに感じたので、ダブルフル当日、70kmを走ってから現れるこの道は、かなり覚悟しておいた方が良さげです足元の悪さは生駒ボルダーにかなり似ているので、関西ランナーはボルダーで対策可能な気もします。

ジオラン練習会は3~6kmおきくらいに給水を置いてくれているので、しっかり水分補給しながら進みました

ただ、この給水ポイント以外はノンストップでとにかく走り続けます傾斜はあまり緩むことなくけっこうな斜度が続きました。ぐねぐねとカーブを繰り返しながら無心で登り、本格的な登り開始から約35分ほど、ようやく視界が開けて空が見えるポイントまでやってきました↓

遂に登り切ったのか!?

……と思いましたが、カーブを曲がるとまだダラダラと登りは続きました

えー、まだ登り終わりじゃないの~?
って感じですが、ここまでくると傾斜はかなり緩くなり、路面もゴロゴロ砂利ではなく土に変わっているので、それなりに気持ち良く走れると思います

緩い登りに変わってから10分ほどで(たぶん距離にして1.5km強??)ようやく8kmほどの長~い登りが終わったようで、道は下りに入りました

↑写真はわかりづらいけど、緩く下ってます。

荒れていた呼吸が落ち着いてホッと一息標高が上がった為か、風もひんやりしていてとっても心地よいです。下り始めてすぐ、『道』と書かれた謎のモニュメント(?)がありました。

『道』て!!(笑)
分かってるっちゅーねんな(笑)
と、居合わせた男性ランナーと突っ込み入れながら通過

『道』のすぐ先で再度、コーラ休憩をとってから、残りはノンストップで山を下りました。

ランニング中のコーラは美味しすぎ!ダブルフルでも毎回たくさん飲んでしまいます!

ほどなくして路面は、土から固いコンクリートに変わりました。足裏や膝にダメージがきそうな硬さ。だけど、最初は傾斜もそれほどキツくなく、景色も変化があって楽しめました
田んぼや民家のあるのどかな風景

うねりながら先の方まで見通せる、村岡らしい山のくねくね道

畑のすぐ横も通ります

呼吸も楽チンで気持ち良いなぁぽわわ~ん。 …などと余裕をかましていたのはこの辺りまで。

そのうち長い下りでじわじわと足にダメージが蓄積し始め、時折でてくる傾斜のキツいヘアピンカーブに打ちのめされ、だんだんと下りが嫌になってきました

時々、木々の合間から見渡せる村岡のお山はとっても綺麗

だけど、なかなか終わりが見えない長~い下り、本当に嫌になります。

登りの傾斜が村岡ダブルフルのコースの中で1番キツく、苦手な下りもすごく長い和佐父峠が今年はなくなってラッキーなんて喜んでいたのに、まさか代わりのコースが、走りにくい砂利道の登り&固いコンクリートの長ーい下りとは 今年の村岡はうまく走らないと足が死んでしまう気がします。。

そして、下り開始から30分ほどでようやく下界が見えてきて、、

なんとか無事、県道4号線に降りてこれました。

県道4号線は比較的平坦な歩道をゆくのですが、日陰がなくて時刻はお昼時。朝スタートした時よりも気温はぐんと上がっていてめちゃくちゃ暑かったですおもしろみのない道なので修行のようにうつむいて黙々と走りました。県道を2kmほど走ると、和佐父峠から下りてくる去年までのダブルフルのコースと合流。(この先が合流地点↓)

↑茶色い小屋の左側が和佐父から下りてくる去年までのコースです。

そして旧コースと合流して200mほどで、村岡ダブルフルの大エイドでもある射添会館に到着しました

今回はここでランチ休憩をとります


つづく。

生駒再び~ウルトラ走~

2018-07-31 22:04:00 | ランニング
7月最後の週末。
土日にかけて台風直撃となりましたが、私の住んでるエリアは土曜日の深夜に暴風雨となり日曜朝には通過してしまっていたので、両日とも日中はけっこう普通に過ごせました(というよりむしろいつもより涼しくて過ごしやすかった??)

村岡ウルトラも24時間マラソンもあるのに相変わらずあまり走れておらず、いよいよ追い込まれて焦っている私今月中に1度は50kmを踏んでおきたいと、再びおひとりさま生駒を決行することにしました。

土曜は昼過ぎまでダラダラと寝てしまったので、決行は日曜。前回同様、早朝出発で行こうと思っていたのですが、台風の影響で朝イチはまだ雨が残っていた上に、電車も止まっていたので、お天気の回復を待ってから……。朝9時前にようやくお家を出発となりました。

ルートは2週間前の暗峠アタックと同じです。JR森ノ宮駅まで電車で向かい9時40分頃、森ノ宮からランをスタート

本来、この時期の9時台は既に暑すぎてまともに走れたもんじゃないのですが、この日は雲も多く、台風通過のおかげで少し涼しかったのでなんとか普通に走れました。
コンビニ休憩1回をはさんで、11時過ぎに暗峠の始点に到着。。

前回は2度も立ち止まってしまったので今日こそはノンストップで走りきりたいところ。しっかり呼吸を整えてから、『止まらないですむようにとにかくゆっくり行こう』と超絶スローペースでスタートしました

時刻は既にお昼時でしたが、台風通過の影響でやっぱり気温は低め。

↑この時間で30℃を越えていないのでかなり走りやすいです。

ペースはキロ13分をこえる超スローなのに、登板開始から10分足らずで心肺はマックスやはり手強い暗峠でしたが、これ以上ないくらいのゆっくりペースだったので、なんとか立ち止まらずに生駒ボルダーとの交差点まで上がることができました。所要時間は24分ほど距離はわずか2km強です。

しばらく肩で息をしながら休憩をして、呼吸が落ち着いたらすぐ近くの慈光寺にある自販機へいって給水をしました

↑この日はペプシをチョイス本当にここの自販機は有難い‼
峠で1度、心肺を限界近くまで上げているのでこの時点で体はもうすっかりクールダウンモードになっているんですが、走行距離はまだ14kmでしたこの日は50kmくらい走りたいと思っていたのでまだまだこれから。あまり休憩ばかりしていられません。

ペプシ休憩を終えると、ボルダーコース前半を走って、生駒山麓公園ふれあいセンターへ向かいます

↑自販機近くの背の高い向日葵たち。前日の物凄い暴風にも負けずに立ってる株もあってすごい☆

ボルダーは木陰で涼しく気温も低めだったので気持ちよく走れたのですが、ふれあいセンターに着いた頃にはやっぱり全身汗でドボドボになってました 給水とトイレだけ済ませて、足が固まらないうちに再びボルダーへ戻りますあんまり長居すると、冷房のきいた快適なふれあいセンター、再び走るのが嫌になってしまうんです。

↑生駒ボルダーのスタート地点、灯籠ゲート。

ゲートを抜けてボルダーを再スタートしようとしていると、向かいからすごい勢いでランナーが1人帰ってきました。めっちゃ速いなぁ…と思っていたら、その方、
ゆうちゃん???

と声をかけてきました!
めっちゃびっくりなんとラン友達のみっちゃんでした帽子&サングラス、さらにはUV対策として目の下から首もとまでをすっぽり覆うフェイスカバーまでつけていたのに、私だということに気づいてくれたのには驚き
すごい!これで私って分かるんですか?!
って返したら、『このフォルムはゆうちゃんしかおらん』って言われました(笑)どうやら全身露出ゼロで肌を隙間なく覆っていても、悪いことはできそうにないです

少しの間、ボルダー往復を終えたみっちゃんとそのお連れ様達とおしゃべりをしてから、またひとり、ボルダーを走りました ノンストップで通行止めになっている10.5km地点まで。

↑10.5km過ぎの通行止め。ここはなかなか復旧しそうにありませんね、。

ここまででようやく34km。そこそこ良い距離にはなってきたけど、50kmまではまだまだ。
気温は涼しめで雲りがちだったので、今回は生駒山を降りて、普段は灼熱なの避けている街中を走って、スタート地点だった森ノ宮まで帰ってみることにしました

雲は多め。晴れたり曇ったりの1日。。

下山開始時点の暗峠の気温は26℃。

1番気温の上がる午後3時前でこれ。なので下界も走りやすいはず。。

暗峠からは前回と同様、らくらく登山道をいくことにしました台風の影響か前回よりハイカーさんはかなり少なくて道中、少し寂しかったですが、やはり曇っていると体はとっても楽で、快調に街に降りてこれました

らくらく登山道の入口は相変わらず、西日本豪雨の影響で大きく崩れて通行止めになったままでした

こちらも復旧にはだいぶとかかりそう…。

豪雨で激しく崩れた上に、前日の台風でさらに崩れた箇所が増えている気がしました。すぐ脇の小道を慎重に通過して(小道もだいぶ崩れかけてる…)15時半には無事下山完了

さて、順調に走れたのはここまででした。ここから先はもうボロボロ

まず、住宅街に入ってから自販機で給水休憩をしていると、シューズの右踵が壊れていることに気づきました

かれこれ6, 7年も昔に3000円代で買った初心者向けシューズ。老いた体に生駒ボルダーはタフすぎたか…
走る度に踵がカパカパと音をたてましたが、ゴールの森ノ宮まではひたすら平坦で11kmほど。ゆっくりならなんとか行けそうです。

てことで、再びラン再開

けど、走り出した街中は想像以上に蒸し暑く、呼吸はぜーぜー、水分もどんどん消費してしまいましたおまけに、快調に飛ばしたらくらく登山道の長い下りのツケがきて、足もぜんぜん上がりません
結局、生駒を降りてから森ノ宮までの僅か11kmほどの間に4回も縁石や階段に座り込んで休憩をし、ペットボトル3本も飲み干しフラフラヘロヘロ…… 森ノ宮に着いた頃には時刻は6時になっていました (歩いたら2時間の距離に、2時間半もかかった‼)

めっちゃ打ちのめされてオールアウト状態
ただ走行距離は54kmになり、ヘロヘロながらもなんとかこの日の目標は達成しました今日のところはこのへんで勘弁しといたります。。


そして、帰りに森ノ宮にあるランウォークスタイルさんに立ち寄りました

ランニングとウォーキングの専門店。私がランニングを始めた当初から愛用しているYURENIKUIボトルポーチを作っているところです

ここに立ち寄った目的もYUSENIKUIポーチ。私は6年前から真夏のロング走ではペットボトルが2本入れられるYUSENIKUI W(ユレニクイダブル)を使っているんですが、使い倒しすぎてもうボロボロなのです。なのに数年間、ダブルは廃番になっていたため買い換えができずにいたのですが、この度再販されていると聞きつけて新しいダブルの調達に来たのです

店内に入ると展示されているポーチは1本用やサウスポータイプばかりでしたが、店員さんに聞くと残り2つだけダブルがあるということで出してきてくれました。

1つは私が持ってるダブルと全く同型のもの(←旧タイプらしい)。もう1つは前面の収納が超大きくて巨大スマホでもすっぽり納まりそうな新タイプのもの。。
悩んだ挙げ句、今持っているダブルで不便は感じていないので旧タイプのYUSENIKUI Wを買いましたわーい、念願のW‼

この旧タイプ、最後の1個とのことでお値段も破格の3900円でゲットWはこの後またしばらくは作らないとのことだったので、売り切れる前のこの日、ランウオークに立ち寄ってみた本当に良かった

村岡までにあと2, 3回はボルダー走をしておきたいので、近々早速、新しいダブルポーチをデビューさせたいと思います

生駒ボルダー練習会

2018-07-25 08:24:00 | ランニング
今年の夏は暑すぎるみたいですね

とある晩、いつものベイコム総合運動公園にジョグに行くと、トコが暑さで伸びきってました。

まるで死んでるみたい。。

鉄製の柱に体を貼り付けて涼をとってるっぽいです。そして起きない。。そしてそれもまた可愛い。。。


毎年夏は暑いので個人的には今年が特別に暑いという感じはないのですが、梅雨が明けるとさすがに昼間の街中は灼熱すぎて全く走れなくなってきました

ということで、7月22日はラン友たけちゃん企画生駒ボルダー練習会にいってきました。近場で真夏でも快適にロング走ができるのはここしかないです(知らんけど…)

誰かと約束していないとダラダラと休日を過ごしてしまってなかなか動けないので、有難いお誘い1ヶ月ほど前からお約束していたんです

集合は近鉄生駒駅に8時。メンバーは気の知れたチームメイト達6人でした。
5月にも、たけちゃんから生駒駅~ふれあいセンターへのルートを教えて欲しいと言われて私がボルダー練習会を企画し、チームメイト数名を案内して走ったのですが、今回もその時とほぼ同じルート&同じようなメンバー
フルマラソン2時間40分~4時間半くらいまでと、メンバーの走力がバラバラすぎるのに意外とまとまるのが不思議です

強い日差しの中、生駒駅をスタートしたらアップがてら、民家の合間を抜けてルートAを通って生駒山麓公園にあるふれあいセンターへ

このルートAはボルダーよりもずっと傾斜がきつく、なかなか良い練習になります。高速ランナーS君&Uちゃんはおしゃべりしながらぐんぐん前へ行き、その後ろでゼーゼーハーハー呼吸困難になりながら無謀にも2人についていこうとする私そのあとに、たけちゃん、Aやん、りんさんがのんびりマイペースで続いて山麓公園まで登りました。
序盤からすでにペースバラバラです

ふれあいセンターでは、背負ってきた大きな荷物をコインロッカーへ預けてボトルポーチだけ身につけて身軽にスタートしましたAやん、りんさんは8km過ぎの暗峠との交差点あたりで折り返し。高速ランナーS君とUちゃん、たけちゃんと私の4人は10.5km過ぎのつつじ園の下にある通行止めポイントまで行って折り返し。

お天気は良いけど、ボルダーはほとんどが木陰なので、快適に走れました

10km手前にあるお気に入りの見晴らしポイントで☆

逆光すごい(´Д`)

復路では、先に折り返したAやん&りんさんを差し置いて、4人で暗峠にあるお茶屋さん(すえひろ)に立ち寄りました

私は安定のきな粉ミルク♡

やっぱり真夏の氷は生き返る 私達以外にもたくさんのランナーが次々にやってきて、休憩して行ってました。ランナー達のオアシスです

氷休憩を終えたら、ふれあいセンターまでは残り9kmほど。4人でスタートしてその後は各々のペースでフリーにしました。

激坂の登りでは高速ランナーS君&Uちゃんの背中を必死に追うもみるみる離され、その後、つづら折りのあじさい園の序盤ではまだS君&Uちゃんの姿がちらほら見えていたので、離されないようかなり頑張って走りましたが、終わってみると超大差をつけられ、ふれあいセンターに戻ったころには既に2人はお風呂に行った後でした

私もたけちゃんが帰ってくるのを待ってからふれあいセンターでお風呂に入り、全員そろったら生駒駅前へ移動 &駅前で遅めのランチをして帰ってきました


この日のランはトータル25kmほど。ボルダーが途中で通行止めなので距離はあまり稼げませんでしたが、後半かなり頑張って走ったせいで、けっこうな疲労感。。
楽しくおしゃべりしたり氷を食べたり、最後にはしっかり走って練習にもなった楽しい1日でした

もう少し涼しくなった9月頃にでも、またみんなで生駒にいけたらいいな~とか思ってます。誘ってくれるを待つか、誘ってみるか考え中。。。

海の日に山: 暗峠アタックからの生駒ボルダー

2018-07-21 08:20:00 | ランニング
5, 6月の不調期は、直近のレース予定もないし、『少しゆっくりする時期』として割りきっていたのですが、いよいよ梅雨も上げて夏本番

来月には24時間マラソンもあるし、再来月には村岡ダブルフルの100kmも予定しているんですいよいよ後がなくなってきました。

やばいー。ぜんぜん距離走できてないー。
アップダウンも久しく走ってないー。

来月の灼熱24時間走のことを考えるとまだ暑さに体を慣らせてないのも非常にマズイんです。

ということで、7月3連休の最終日(海の日)、本当はクーラーのきいたお部屋でダラダラ映画とか見ていたかったのですが、意を決して生駒山に向かいました

コースは、村岡のために坂道慣れておきたいので久々に暗峠アタックコースにしました

まずは苦手な早起きをクリアして始発電車に……は、寝坊して乗れなかったので、始発の3本後くらいの電車で森ノ宮へ向かいました

森ノ宮からは阪神高速13号東大阪線沿いを新石切まで、ひたすらまっすぐ東へ走ります
スタートは6時15分頃。この時間ならまだ気温も上がっておらず、阪神高速がいい具合に影になってくれるので、走路はほとんど日陰。暑くてもなんとか普通に走れます。コンビニ休憩を2回はさんで8時少し前に枚岡駅ちかくの暗峠入り口に到着しましたここまでで11.5kmくらい。(暗峠にくる時にいつも立ち寄る枚岡すぐ手前のセブンイレブンが潰れていたのはショックやった)

ここからは超絶激坂が2.5km続きます。入口手前で再び小休止をして呼吸を整えてから、いざ峠アタック開始

↑まだまだ入口のところ。気温26℃
走りきることを優先に、ペースをめちゃくちゃ抑えたつもりが走りだし3分で早くも心肺マックス

↑ここで半分くらいかな、。気温25℃

呼吸が苦しすぎるのでなんとか負荷を調整しようと歩幅を30cmくらいに狭めてみたりしましたが(もはやほぼ歩き…。)、どうしても呼吸が追いつかず、今回、登りきるまでに2度も立ち止まってしまいました大ショック‼ これまで遅いなりにも立ち止まったことなんてないのにサボったツケ、体力走力の衰えを痛感しながら心身ともに打ちのめされ、ヘロヘロでなんとか生駒ボルダーとの交差点に到着したのはアタック開始から約27分もたっていました

↑気温26℃。下界と変わらんやん!

森ノ宮スタートからここまでで距離はわずか14km弱ですが、時間は2時間10分かかりました。疲れた……

残りは距離稼ぎのため、ゆるゆるとボルダーコースを走りました。

紫陽花がまだまだたくさん咲いていてとっても綺麗

ボルダーの起点であるふれあいセンターへ向かう途中、知り合いに2人も遭遇してテンション上がりました暑いのにみんな頑張ってるなぁ。。

ふれあいセンターでは給水&トイレ休憩だけして、再びボルダーへ時刻は9時半をまわっていて、だいぶと気温も上がってきた感じ。ボルダー序盤は4km以上ひたすら登りがダラダラ続くのでそこで大量に発汗あじさい園に着く頃には早くもふれあいセンターで調達した水分を飲み尽くしてしまい、慌てて8km地点にある自販機に駆け込みました

↑前回訪問時より、新たにペプシが入っていたので、コカ・コーラよりペプシ派の私はテンション上がりました

ミニ缶の炭酸を飲みながら一息ついていると、ラン友のMりんちゃんがお友達と一緒にやってきましたこんなところで休憩中にバッタリ会えるなんてめっちゃラッキーゆっくり休憩しながら、たくさん話ができましたMりんちゃん達はどうやら、ふれあいセンターをスタートして暗峠経由で奈良町へむかうみたい。奈良にあるゆららの湯(お風呂屋さん)へ行ってから奈良町のカフェに行く計画だそうで、なかなか楽しそうなコース。この時期の奈良は殺人的な暑さだけど、たまにはボルダーから奈良側へ降りてみるのもいいなぁと思いました

自販機を出発したらボルダーと暗峠の分岐点までMりんちゃん達とご一緒し、2人とお別れしてからはひとり、ボルダーのコース後半へと向かいました
ボルダー後半は、6月頭にどしゃ崩れが発生して途中で通行止めになっている、という情報を以前から聞いていました。通行止めになってからもう1ヶ月以上経つし、そろそろ開通していたりするかも…??と思って走り進んでみましたが、、、

残念。つつじ園を下りきった先(10.5km地点のほんの少し先)で通行止めのフェンス。まだこの先は通れませんでした
往復すると29kmというけっこう良い距離を踏める生駒ボルダーですが、とうぶんはここが折り返し地点。往復21kmになってしまうのでロング走がしたい時はちょっと物足りない。コースを少し考えなきゃいけないかもしれません。

さて。森ノ宮から走って来た私はというと、ここまでで既にあまり余力がありませんでした通行止めになっていた事に内心ホッとしつつボルダーコースを折り返し、東大阪へ下りることにしました。

↑時刻は11時半すぎ。気温は30℃まで上がってきていました。

帰りはいつもの暗峠の激坂~枚岡駅…ではなく、暗峠の途中から分岐する、らくらく登山道をゆくことにしました。暗峠は強烈すぎる下りで距離は2.5km、対して、らくらく登山道は瓢箪山駅まで6kmほどかけて緩めの傾斜を走るので足には優しい&距離が踏める、ということで今回はそちらをチョイスしました

らくらく登山道にはハイカーさんもちらほら。名前の通り、らくらく…というわけではなく、日陰があまりない上にダラダラと長いので、下りでもけっこうしんどいです

途中、展望台があるので立ち寄ってトイレ&小休憩。。

よく晴れてるけど、この日は少し空気がモヤっていて、見通しはイマイチ。たぶんスモッグで、夏は視界がスッキリしない日がほとんどです

一息ついたら再スタートして、ペースを上げてぐんぐん下っていきました高度が下がると気温は上昇 ジリジリと暑さを感じ出して、もうだいぶ下りてきたかな…??と思っていたら、なんと

またしても通行止めにぶち当たってしまいましたがーん。どうやら7月初旬の西日本豪雨でここも崖崩れが発生してしまったようです。

らくらく登山道をもう9割ちかく下ってきた後だったので、まさかこれを再び引き返して登らなきゃいけないの⁉ と最初は大ショックで絶望しかけましたが、あたりをよく見るとこの通行止めのすぐ手前にもう1本、らくらく登山道と並行して町の方へ降りていく小道がありました

こっちの方が道幅も狭くてすぐ横に山肌が迫っているので一見危険そうに見えるのですが、どうやらこちらは通れそう(あぁ良かった…再び登りを引き返す力は残ってなかったもんね、。)

小道へ入り、らくらく登山道の方を見ると、かなり派手に山が崩れていて、広い道路が完全に土に埋もれていました↓

写真だとちょっと分かりにくいかな…。山と反対側のガードレールまで土と木が押し寄せてる。

生駒山もあちこちで豪雨のダメージを受けて通行できなくなったハイキング道がたくさんあるようです。復旧にはしばらく時間がかかりそう。

ともあれ、無事に小道を突破して住宅街に降り立ち、最後は近鉄瓢箪山駅まで走りました
住宅街に出てから駅までの距離は2.5kmほど。これが今回のロング走の中でいっちばんしんどかったです下界の気温は36℃。太陽は真上に上がり、日陰なし。33℃くらいまでならギリギリ普通に走れる自信があるんですが、35℃を超えると途端に呼吸がつまり、前に進めなくなります
たまらず途中でコンビニ休憩をはさみ、12時半すぎに瓢箪山駅に到着&ゴール

この日走った距離はトータル42kmほど。久々すぎるアップダウンとロングのダメージは大きく、帰宅後はクーラーのきいた部屋で身動きがとれなくなり、夜までダウン(せっかく早起きしたのに台無し。)翌日から1週間ちかく筋肉痛でまともに走れなくなるという情けなさで、いよいよ村岡へむけて黄信号という状況を痛感しました

暗峠も走りきれなかったし、残りの時間でなんとか頑張って、元の状態くらいには仕上げていきたいです。

大台ヶ原ハーフマラソン

2018-05-23 00:05:00 | ランニング
5月13日(日) (だいぶと日が経った‥。)
奈良に住んでる時に知って、ずっと気にはなっていた大会。その当時は、同じ奈良県内からでもめちゃくちゃアクセスが悪すぎて参加には至りませんでしたが、この度、和歌山在住のjuntenさんに誘ってもらい、初参加してきました

大台ヶ原ハーフマラソンinかみきた


こんな時期にハーフマラソンすっかりオフシーズンモードだし、暑くてタイムはのぞめないし、普通なら走ろうとは思わないのですが、この大会はちょっと特別。ハーフマラソンといっても、スタートとゴールの標高差は約940mというクレージーマラソンだったのですうはー!!
どんなに調子が良かったとしてもハーフマラソンのワーストタイムを叩き出すのは必至。タフなコースではあるけれど、絶対タイムはでないとなるとある意味とっても気楽で、大会案内には『タイムを競わないフリーランです』と書かれていたので、純粋に楽しめそうでした

大会の舞台は大会名の通り、日本の百名山である大台ヶ原県道40号の大台ヶ原ドライブウェイを走って、大台ヶ原駐車場がゴールというコース。スタート会場は奈良県吉野郡上北山村という山奥でした交通手段は車しかないので、

朝イチに南海電車の林間田園都市駅まで来てくれれば拾っていきますよ。

というjuntenさんのお言葉に甘え、車にあい乗りさせてもらうことになっていました。

当日の受付時間は朝8時まででした。アクセスは悪いのに、けっこう早いので朝は大変ナビによると、林間田園都市からスタート地点までの所要時間は車で1時間15分……にもかかわらず、私が始発に乗っても林間田園都市駅着は6時43分と、かなりギリギリだったので、大会当日の朝は、電車が遅延しないか乗り継ぎを間違えないかと、朝からとってもハラハラドキドキでした。

そして、電車は無事に定刻通りに林間田園都市駅に到着juntenさんカーに乗り換え、一路、上北山村を目指します

この日の天気予報は残念ながら本降りの雨
林間田園都市駅を出発した時はどんより曇り空だったのですが、車を走らせ会場に近づくにつれて、パラパラと雨が落ち始めましたせめてスタートするまではもって欲しかったんだけど…。

会場には受付終了時間を超えた8時10分頃に到着しました …要するに遅刻です

会場は、スタートの横断幕の横に、受付の仮設テント3つほどと、仮設トイレが数基あるだけ。未だかつて見たことないほどこじんまりした会場でした。

すでに受付時間は過ぎているので、『受付がまだお済みでない方は至急受付をお済ませください…』という大会アナウンスに急かされながら、バタバタとゼッケンとパンフと参加賞タオルを受けとりました。

↑今回のレースで、新しく作ってもらったばかりの男祭りシャツデビュー☆

更衣室なんてものはないので、その場で慌ただしくゼッケンをつけて雨避けビニールをかぶって身仕度完了!そして今度は、『手荷物預けは8時半までお済ませくださーい!』のアナウンスに急かされながら、ゴールの大台ヶ原で受け取れる手荷物を急いで荷物搬送のワゴン車に預け、なんとなスタンバイを完了しましたむっちゃ慌ただしかったです(私を拾ってたせいで道連れ遅刻のjuntenさんには申し訳なかった…。)
あまりに慌ただしかったせいで、スタート前に食べようと思っていた朝ごパンをうっかり手荷物に預けてしまいましたががーん。お腹へってるのに~。

トイレはほとんど並ばずに済ませられました雨はまだほんの少しパラつく程度。シューズに雨が染みるほどではなかったので思ったよりは快適で、狭い会場では偶然、滋賀在住のチームメイトと久々の再会もして、少しずつテンションも上がってきました

そしてスタート10分前くらいには整列開始。予想タイムごとに前・中・後に別れてください、とのことだったのですが、そのブロック分けのプラカードが、こんな↓↓

めっちゃ可愛いです
…が、まわりのレベルが分からないので、その中で自分が遅いのか速いのかが分からず、ちょっと困ります水曜トラック練習会のあまれんの中でなら余裕で『超遅い』のですが、一般的なマラソン大会では少し前寄りかなぁ??と思って、厚かましくも『速い』ブロックの後ろの方に並んでみました(でもこれで、走り出してみたらめちゃ遅かった!となったら恥ずかしすぎるー!…とドキドキしている。)

それから、大会要項には『タイムを競わないスリーラン』と書かれていたはずなのに、スタート前「上位3名は表彰があります」とのアナウンスがありました。今回はマラニックのつもりで楽しく走るつもりなのに、juntenさんからは、
ゆうちゃん、入賞目指してがんばってください。
とか言われてしまい、ちょっとだけ女子メンバーの顔ぶれを確認女子の参加者は50人くらいで、その中に先頭を陣取っているいかにも速そうな人が数人、武庫川記録会で昔めっちゃ競り合った事のある人も発見。
5位くらいはいけそうやけど入賞は微妙やな
と思いつつ、午前9時にスタートをむかえました

スタートした直後はほとんどアップダウンを感じませんが、1kmほど行くといよいよコースは登りに入ります

序盤は道幅が狭めです。傾斜もまだそれほどきつくありません。

前方を見ると、意外にも女性は十数m前に1人いるだけでした。。

↑この赤Tでワラーチのお兄さんとはゴールまでほぼ一緒だった。

2kmを過ぎると目の前に素敵なコースが現れました。ぐるんと大きく巻きながらの登りこういう景色は好きです↓

村岡ダブルフルの女郎滝の所に似ているような…、京トラさんのお茶供養マラニックで通る犬打峠にも似ているような…。だけど、そのどちらよりも傾斜はやさしめで、コース全体を通して、思っていたよりはぜんぜん普通に走れる坂でした。

3kmか4kmあたりでは、前にいた女性ランナーの背中に追いつきました。先頭に立つのはしんどいから嫌やなー‥などと腑抜けた事を思い、しばらくは後ろで小判鮫をしていたのですが、数分くっついているとやはりペースが少しゆっくりな気がしたので、予定を変更お先に行かせてもらうことにしました

ランナーはけっこう早い段階でバラけてきました。

スタートから30分が過ぎると、片道1車線ずつの大きな道路にでました大台ヶ原ドライブウェイです。

そしてドライブウェイに出るとすぐに現れた第1エイドここはまだ5km過ぎくらいです。雨の中、笑顔で声援をおくってくれるスタッフの方達に愛想を振り撒きながら元気に通過

しかして、お腹が減った朝ごぱんを食べ損ねたせいで、さすがにこのままではガス欠を起こしそう。。ハーフマラソンなのに制限時間が4時間もあり長丁場になるランナーもいる今大会には、途中に食べ物エイドも用意されていると聞いていました。給食エイドまでなんとか、エネルギーが持ちますように…。

このあたりからは雨足がかなり強くなってきました標高が上がっているせいか、霧も出て来て視界もイマイチ。晴れていたら時々、周辺の山々が見渡せる絶景ポイントもあったんではなかろうか、。そこは本当に残念

所々、川みたいになってるので足元を気にしながら進みます


そして、10km過ぎのエイドで念願の食料をゲットー

↑曇りすぎてて見にくいけど、ここには好物のカロリーメイトジェルがありました走りながら補給しやすいし最高です。1本あたりのお値段を考えるとなかなか豪華な補給食。
元気100倍おかげでこの後も、ちょっと頑張りめのマラニックくらいの感覚(ハーフではなくウルトラくらいの感覚)で、ただただ楽しく走れました

14kmくらいからは時々短い下り坂も出てきました(数百mほどの下りが2回くらい)。苦手な下りではいつもめっちゃ抜かされてしまうので、ちょっと後ろが気になったりもします下りだけは真剣に頑張って走りました。

コース上に距離表示はないので、後半は今どのくらいの地点を走っているのかサッパリわかりませんでした。
もうさすがに15kmは来たよね~?という頃、まわりの木々の感じが変わってきました高地らしいというか、大台ヶ原らしいというか。。

↑交通規制はしてないので車が時々通る。

もうゴールは近いのかもしれない大台ヶ原へは2回しか行ったことがないけど、駐車場(=今大会のゴール)の手前ってこんな感じだったかも?とか思い返しつつ走り続けること、、、

だいぶ

はい、最後はだいぶと長く感じました。
視界も悪いし、傾斜もメリハリがなくなってダラダラし始めるし、雨足は相変わらずキツく、挙げ句になかなかの強風も吹き付けてきていました。もはや写真も撮れない状況

まだなんー?どこまで続くんー??
もういいねんけどー(←飽きてきてる)
となったころ、やっとこゴールにたどり着きました

お疲れ様でしたー
タイムは2時間4分17秒

抜群のハーフワースト記録を達成
…なのに、順位は女子1位だとかこれは喜んでいいのかどうなのか。
だけど、タイムやら順位やらは関係なく、雨にもかかわらず、すごく面白くてめちゃくちゃ楽しめた大会でした
ドボドボ濡れ鼠なのに楽しすぎて、ゴール後もテンションは高め 手荷物を受け取ってから、更衣室での着替えの時も他の女子ランナーの人達とたくさんおしゃべりして仲良くなって、お菓子を頂いたりしていました。

ゴール会場では、晴れていたら完走証の発行と3位までの表彰を予定していたそうなのですが、今年は雨天のためどちらも中止後日郵送とのこと。(なので実は当日、自分のゴールタイムがわからなかった‥。)

ただ、ゴール後にはとちもちぜんざいと、串こんにゃくの無料サービスがあったので、着替えた後もしばらく会場でゆっくりと過ごせました

5月にもかかわらず、この大台ヶ原の気温はひと桁前後と冬の寒さ。髪はまだずぶ濡れだし、薄手のダウンを着てちょうど良いくらいだったので、温かい食べ物は嬉しかったです

↑ぜんぜん写真映えはしない(-_-;)

居合わせたチームメイトや少し遅れて帰って来たjuntenさんと1時間ちかく寛いでから、最後はどしゃ降りの雨の中、大会送迎のマイクロバスで駐車場のある麓まで下山しました

せっかく遥々やってきた大台ヶ原なので、晴れていたら少しばかり散策もしたかったのでそこだけは残念かな、。

だけど、どしゃ降りずぶ濡れランとハードなコースなのにめっちゃ楽しめたのは、この大会の魅力のおかげかなリピーターがすごく多いのも納得の大会またいつか晴れた日にも走ってみたいかも‥と思いました

↑完走証と賞状。1ヵ月も経って忘れかけた頃に送られてきました。

GW企画 大和三山マラニック

2018-05-16 00:26:00 | ランニング
チームメイトのじゃらんさんが、毎年ゴールデンウィークにゆるゆるマラニックを企画しているそうなのですが、今年は、『大和三山マラニック』をすると聞いて、奈良好きな私、とびついて行ってきました
…日程が、ユリカモメ70kmの翌日(5月4日)だというにもかかかわらず

優しいじゃらんさん達はドタキャンでもOKと言ってくれたので、ユリカモメのダメージが酷ければ参加キャンセルさせてもらうつもりだったのですが、ユリカモメの翌朝=マラニック当日、起きるとなんとなく倦怠感はあるものの、足には違和感や痛み、目立った疲労感はありません心配してたけど、ぜんぜん行けそう

てことで、9時頃に家を出発集合場所の近鉄橿原神宮前駅へと向かいました

待合せ時間は朝の10時35分。朝が苦手なじゃらんさん企画はスタートが遅いので、同じく朝はなかなか起きられない私にはとっても有難いです

今回の三山巡りのスタートは、橿原神宮↓

とっても立派で広大な敷地をもつ神社。奈良に住んでいた頃には時々ロング走がてらに訪れていたのですが、今回はかなり久々の訪問でした。ちょっと懐かしい感じもします

参加者は合計7人

企画者のじゃらんさんはマイペース。マラニックのコース下見はしておらず、いきなり『橿原神宮から次、どっちいけば良いの??』ってな状態だったので、みんなで地図やアプリをたよりに、迷いながら進んでいきました

↑道端にあった可愛い地図♡

橿原神宮の敷地を西に出て、最初に訪れたのは安寧天皇陵。

こじんまりしていて、なかなか地味。。ここの存在は初めて知りました。橿原神宮の西側にはほとんど来たことがありません。なので、実はその後むかったひとつ目のお山、畝傍山も初訪問。

登山口には畝傍山口神社という朱色が鮮やかな神社がありました

おトイレもあったので、まだ走り出して間なしだけど、ちょっと立ち寄って小休憩。。

こんなのもあったので、子宝?か安産??の神様のようです↓

畝傍山は標高200mもない小さなお山で、登山道も短くてゆるゆる。ハイカーさんも多く、なかなか気持ちの良いトレイルでした

登り始めると思った以上にユリカモメのダメージが効いてきてみんなには置いてきぼりにされましたが、なんとか15分ほどでてっぺんに着きました

ひとつ目のお山クリア
登りでいっきに汗はかいたけど、この日はゴールデンウィークにしては珍しくひんやり涼しい気候だったので、山の木陰でじっとしてると少し体が冷えます。あまり見晴らしはきかなかったので、とっとと下山しました

畝傍山の東側に降りたら、2つ目のお山 天香久山へ向かう前に、神武天皇陵へ立ち寄ります…。

橿原神宮には何度も来たことがありますが、隣接するこの天皇陵を訪れるのも実は初めてでした先ほどの安寧天皇陵とはだいぶ規模が違っていて、めっちゃ広くて大きくてびっくりです。遠近感がなくなるくらいでした

天皇陵を出たら、1度コンビニ休憩をとり、その後、天香久山の麓にあるソフトクリーム屋さんに寄りました。
みるく工房 飛鳥このあたりではそこそこ有名な、牧場直営のソフトクリーム屋さんです。

お店の名前はずいぶん前から知っていたけど、ここもまたまた初訪問。ソフトクリームは各種お値段350円って書いてあったから350円を握りしめて並んでたのにまさかの税抜き表示だったみたいで、お会計したら378円って言われてだいぶ慌てました(小銭めんどくさいからいっそ380円にして欲しい…)
バニラと大和茶のミックスソフトクリームは濃厚でとっても美味しかったです

お腹が満たされたところで続いては天香久山アタック 登り始めるとすぐに再びみんなに置いていかれ、たいしたことない傾斜にひとりゼーハーしてしまいましたが、これまた標高わずか150mほどの山なので10分もかからず無事登頂。

春すぎて 夏来るらし白妙の 衣乾したり天香久山 ちょうどこのくらいの時分の歌かもしれません…。知らんけど、。

標高が低いわりには見晴らしがきくお山で、山頂の雰囲気は3つの山の中で1番良かったです

↑さっき登った畝傍山がよく見えていました。。

これで2つ目のお山もクリア最後は以前、山の辺の道マラニックでも登ったことのある耳成山へ向かいました

登り口↑
耳成山は3つのお山の中では1番低くて140mほど。山というより丘っていうレベル。だけど、ユリカモメダメージの影響か、既にバテ始めていた私には、この山が1番しんどかったです

↑山の中に山口神社ってのがある。

安定の最後尾からピヨピヨみんなの背中を追いかけます

路面はガタガタしているけど道幅は広く、お散歩にちょうど良さそうなコースです。(ハイキングというには短すぎる印象…。)

そして、くるくると反時計回りに山を巻いて登っていくこと約10分…

三角点がぽつんとあるだけの、全く眺望がなくておもんなさすぎる山頂につきました

前に来たことがあるのでこのお山の山頂の残念さはよく知ってはいましたが、本当に達成感のないお山です。

でもまぁこれで無事に3つ目のお山もクリア『1日で3つもの山を登頂』って響きだけはすごい 3つ足しても生駒山1つ分にも満たない…という悲しい事実にはいったん目を背けておきます

そして最後はゆるゆる走ってゴールのスーパー銭湯 あすかの湯へ

マラニックのゴールはやっぱりお風呂に限ります
ここ、あすかの湯は耳成山からゆるジョグで15分ほどのところにあって、近鉄の駅も徒歩圏内にあるのでとっても便利これまでも何度か利用したことがあります。綺麗サッパリ汗を流して気持ち良く帰宅できました。


今回のマラニックの距離は16kmくらい。ちなみにコースはこんな感じ↓

http://www.city.kashihara.nara.jp/kankou/own_kankou/kankou/hiking/hiking_1.html
ほぼこのルートを逆走する形でゆきました。
コース上は3つのお山以外はほとんど日陰がないので時季によっては灼熱地獄と化しそうですが、今回はとっても涼しくておでかけ日和だったおかげもあって快適で、距離的にもちょうど良く、見所もたくさんの最高のマラニックになりました


じゃらんさん企画はGW恒例なようなので、また来年もあれば是非混ぜてもらいたいです(奈良は大好きやし、とりあえず朝遅いのと緩いのが最高!!)

第26回武庫川ユリカモメ70km

2018-05-08 23:01:00 | ランニング
5月3日 ゴールデンウィーク 真っ只中、
武庫川ユリカモメウルトラ70kmマラソン
に参加してきました。

3年ぶり2度目の参加。水都ウルトラ100kmと同じく、お友達がたくさん出るというし、家からめちゃ近いのでついつられて気軽にエントリーしたものの、水都の直後、ユリカモメの開催日が水都から10日しかあいていないということに気づいてしまいましたまさかのウルトラ連チャン…。
だいぶ不安ではありましたが、距離が100km→70kmに減るのは少し気楽かも??

体力回復に努めるべく水都ウルトラ後のランは、あまれん1回とゆるジョグ1回に留め、体に感じる疲労はなくなり、そこそこの体調で迎えたユリカモメ当日。

7時過ぎに家を出て、電車を2駅だけ乗って会場入りほんと家からめちゃ近いです。自転車で行っても良かったかも。

お天気は曇り 数日前まで雨予報だったので心配していたのですが、雨は予報より少し早まって明け方までには止んでくれていました。朝イチの気温はそれほど暑くなく日差しもなく、絶対のウルトラ日和

7時半過ぎに到着した狭い会場は、既にランナーでいっぱいでした。

たくさん出ているはずの知人友人は、スタート前にはあまり見つけられたなかったものの、いつもあまれんでお世話になっている尼崎NRの皆さんや毎度お馴染み変○Tさんとは合流できました

コース脇の芝の上に尼崎NRの方達がシートを広げて場所取りしていたので、私もその隣に持参したレジャーシートを敷いて変○Tさんと共同の陣地(←要はただの荷物置場)を作成。ピクニックみたいでなんか楽しいです

受付ではゼッケンと参加賞を受け取りました。

今年の参加賞はジェルとリュックとオーガニックボディシャンプー"オーガニック"だなんてオシャンティ全然ユリカモメらしくない
リュックの色は赤、黄、紺から選べたのですが、無難な紺色にしました。大容量でなかなか使えそうですたくさん貰えて、参加費(7,000円)の割にとっても豪華。

ゼッケンを付けて貴重品だけ預けたらスタンバイは完了 変○Tさんとおしゃべりしていたらけっこうあっという間にスタート時間が迫ってきました

スタート15分ほど前にもう1度トイレに行っておこう と仮設トイレの列に並ぶも… 長蛇の列で、あと8人くらいというところでタイムアップ(女子トイレは4基。ちょっと少ないんじゃないかな??)
スタートに遅れてでもトイレを済ませておくべきか少し悩んだけれど、70kmなら我慢できるかな??スタートしてから行ってもいいし…と思い、スタートへのカウントダウンアナウンスが始まった頃に、トイレを諦めスタートゲートへダッシュ 整列位置の中程より少し前方の位置にもぐりこみ、8時半に号砲
変○Tさんや尼崎NRの仲間ともはぐれたまま、1人さみしくスタートしました

コースは17.5kmの周回を4周します。3年前に出場した時は10kmの周回を10周するコースだったので、今回の新コースを走るのは初。

水都明け10日ほどだしゆっくり走ろうか…。

とも最初は思っていましたが、超ストイックで面白みのない単調なコースとシンプルな運営のこの大会。まわりはガチランナーばかり。

ゆっくり走って楽しめるような大会じゃなかったわ、。

てなわけで、序盤からしっかりめに走っていくことにしました。
ペースは5:15~5:25/kmあたり 水都ウルトラの序盤もこれくらいのペースだったので、これなら40kmくらいまでは維持できるかな?という感覚でした。

コースはスタートしてほんの2kmほど河川敷を南下すると、1つ目の折り返しになります。

折り返すと後続のランナー達と次々とすれ違います。

まだランナーは密集しているし、前日の雨で路面が所々ぐちゃぐちゃになっていたりするので、足元に気を取られ、ここのすれ違いでは知り合いをほとんど見つけられませんでした

折り返してスタートゲートに戻ってきましたまだまだ余裕があって楽しいです。

地元の学生のブラバンの応援もありました

こういう応援の前を通る時は、ついつい張り切ってしまいます。

ランナー一行はその後も武庫川河川敷をぐんぐんと北上スタートゲートから3kmほど進むと路面が土からアスファルトに変わりました。

3年前にユリカモメに出場した時は、ここ↑(アスファルトに変わってすぐのところ)が2回目の折り返し地点だったのですが、今回はまだまだ直進していきます

見た目には分かりづらいけどここは緩~く登っています。しかも向かい風。普段から時々走っているマイコース↓

コースの特長をよく把握していて頑張りどころとかが分かるのは有利だったかも??

どんどん北上して宝塚市役所前までやってきました。大エイドがあります。

そして、この宝塚市役所前が2つ目の折返しポイント

この市役所のすぐ近くに住んでいるT氏が応援にきてくれることになっていたのですが、この時は姿が見当たりませんでした。まだ寝てるのかな??そこで、レース中ではありますが;

いてないやん。もう市役所前、通りすぎたで。
と、ちょっとLINEでクレームを入れておきました。単調すぎるこのコース、応援がないとやってられないので大事なんです。早くきて。。

市役所から1kmほど南下したところでは、あまれんでお世話になっている尼崎NRのお友達が私設エイドを出してくれていました

1周目から4周目までずーっといてくれていて、2周目ではパインと白桃も頂きました

めっちゃありがたかったです!!

宝塚市役所からスタートゲート方面へは大半が下り基調。追い風も手伝って少しペースが上がり気持ちよくスタート地点に戻ってきました。

ふむふむなるほど、、これで1周か という感じ。以前の10kmを7周するコースより、この17.5kmを4周する方が私は楽な気がしました。

↑2周目に入るとこ。近くに住むチームメイトたっきーさんが応援に来てくれて撮ってくれました。(また頭にスポンジつけてるww)

そして、2周目突入したあたりで問題発生

なんと

めっちゃお腹がすいてきましたトホホー。
この日の朝食はカロリーメイトジェル1本だけだったんです。70kmだけだからもつかな?って思ったんですが、ぜんぜん持ちませんでした当たり前か!

まだ3周も残ってるのでこのままではヤバいです。ともかく何かエネルギーを入れなくては!! ということで、今度は『応援にいくよ。何か欲しいものあったら言うて』と事前に連絡をくれていた妹まみに一言、LINEを送信。

『カロリーメイトジェル』

いくらなんでもリクエストするの、遅すぎる気がしますが、まぁ もしLINEに気づいてくれて間に合えばラッキーくらいの気持ちで。。

2周目の1つ目の折返しを過ぎると急に雲がとれて日が射し始めました。体感温度は一気に上昇

↑たっきーさんか撮ってくれた2周目の写真。珍しく足が上がっているように見える☆

この後、しばらくするとお日様は再び厚い雲に隠れてくれるのですが、この時は日差しと空腹のダブルパンチでめちゃしんどかったです

オフィシャルエイドにもしっかり立ち寄って、ザブザブ水かぶりとエネルギーチャージをします。

食べ物はけっこういろんな種類がありました。糖分系と塩系、それにフルーツも

もう少しのんびりペースなら何でも食べられるのですが、5:15~25/kmは私にとってはけっこうハイペースモグモグする余裕がなかったので、飲み込みやすいバナナだけ食べました。

そして、2度目の宝塚市役所折返しに向かっていると、、、

まみロペの応援登場~うれしー!

しかもビックリ、父母付きなんでいるのー??テンションあがるー!!

さらには、まみの手にはカロリーメイトジェルが 急すぎるリクエストにもかかわらず短時間で用意してくれたみたいです。ダメ元でほぼ諦めてただけに嬉しさ倍増

受け取ってイッキ飲み 思わぬ応援とエネルギーチャージ完了でかなり元気が出てきました

そのおかげか、カロリーメイトが効いてきたのか、後半戦に入った3周目が、何故か一番元気でめっちゃ楽しかったです

↑応援に駆けつけてくれたT氏撮影の3周目に入ったところ♪かなり元気!!

T氏の他、TむTむや他のラン友達も応援に現れて、テンションもペースも順調に維持できていました

3周目以降はランナーがバタバタとリタイアしていったりもするので、コースはすいてきました。

走りやすいし、お友達のランナーも見つけやすいです。すれ違いでたくさんエール交換できるのも周回コースの良いところ。

3周目のまみロペ父母エイドでは、父コーイチが並走して;

いちごとスイカ、どっちがいい?

って差し入れを渡してくれました 暑い日のフルーツエイドは最高!! どちらかなんて選べないので、右手にスイカ♡左手にいちご♡ 両手に掴んでモグモグしましたこの時期のスイカ、どこで入手してきてくれたんでしょうかいちごも良いけどスイカは特に激ウマでした。


かなり好調に3周目を終えて4周目に突入

↑最後の南側折返し地点。

あまりに3周目が気持ち良かったので、もしやこのまま絶好調で楽しくゴールできるんじゃないの?? なんて思っていたのは、この折返し手前まででした。

最終回の目印となる赤いタスキを受け取ったラスト15kmあたりで、急激にストライドが伸びなくなってガクンとペースダウンピッチでカバーしようともがくも息が上がってかなりしんどいですペースは5:30~5:45/kmが精一杯でした
もう余力を残しておく必要もないし、せめてこれ以上ペースが落ちないようにと、がんばるがんばる。。。

この後、もう帰っちゃったかな?と思っていた父母&まみロペは、4周目でもまだ応援に立ってくれていて、再びたくさん元気とスイカを貰いました

4回目の北側折返し地点エイド↑ 氷入りかぶり水桶があってだいぶ助かりました!ここにはマッサージサービスまである☆

最後の折返しを終えるとコースは下り基調。なんとか落ち幅を最小限に、5:35/km前後のペースにキープしてゴールゲートへ

たっきーさんやT氏がゴールで迎えてくれて、テンションあげあげ予想よりは早いタイムで無事にフィニッシュできました

タイムは6時間17分26秒
スピードのないヒヨッコにしては出来すぎたタイムじゃないでしょうか!

↑やっぱり頭にスポンジ付いてる(笑)ほぼ全てのエイドでかぶり水したので今回もスポンジ大活躍でした。

完走すると、タオルにジェル2本、スポドリと女性にはお花が貰えました

参加賞も豪華だったけど完走賞ももりだくさんですなんて良い大会なんだ!!

さらには今回、年代別で5位入賞できたようで、表彰式もしてもらいました。

あんまり表彰式って得意じゃない。↑落ち着かないのでソワソワしている。

ガチランナーの多いストイックな大会なので、5位っていう微妙な順位でも嬉しいです。100kmならともかく、70kmっていう短いウルトラでの入賞はサプライズ…。
賞品として、謎の箱2つ、ソイジョイ、足指ティッシュをもらいました。

なんだか、受付~ゴール後まで、色々たくさん貰えて本当にお得な大会でした。

謎の箱の中身は、開けてみても謎の青い花瓶のようなモノ(用途不明、手作り感すごい)と、石鹸&スポンジ&入浴剤に3点セット。

お風呂セットのスポンジは、またウルトラでのかぶり水用として使えそうです


スタート前は水都ウルトラのすぐ後とあって不安と後悔もあったけど、なんだかんだと振り返ってみると、応援やエール交換、楽しかったり、しんどかったり、、ユリカモメウルトラの良さを存分に堪能した1日でした

ストイックすぎて毎年でようとは到底思えないんですが、みんなに愛されているとっても良い大会これからも末永く続いていって欲しいです。


★今大会の記録★
出場者961人、 時間内完走者数559人
完走率58.2%
完走率30%くらいの年もあったはずだけど、今年は完走率良い◎涼しかったのが良かったかな!
ラップ→ 1周目 1:31:40 - 2周目 1:34:24 - 3周目 1:35:16- 4周目1:36:06