旅好きおやじ

京都を中心にした旅好きおやじの気まぐれ日記です。

新聞の切り抜きから 12

2021年05月29日 | つれづれ
                イルカの群れがやって来た



                イルカの群れが瀬戸内海に・・・

              5月14日愛媛新聞掲載のイルカ 
               伊方町の三机(みつくえ)港沖に現れた約50頭のイルカ

              愛媛に住みながら初めて聞いた場所、地図を見ると佐田岬半島のほぼ中央付近で
              北を伊予灘に南を宇和海に面した小さな農魚村です。
              松山海上保安部の巡視艇「おきなみ」と並走したイルカは約50頭、
              「背びれの形や海面を飛び跳ねる様子からマルイカ」との事、瀬戸内海にまで餌を追って迷い込んだようです。




      


      


           にっぽん丸で礼文島に向け航海中三陸海岸沖を並走したイルカの大群です。
           昼食後のひと時操舵室から「本船の左舷側をイルカが並走しています。」の案内で
           ボートデッキに出てみるとイルカの大群に出会いました。伴ったカモメの群れもすごかったです。



      


      


      


     


      


         「にっぽん丸」チャータークルーズin天草  2018年3月30日

         「イルカウォッチング」を楽しみました。
         天草に広がる青い海の上に小さく浮かぶ島が122あるそうで
         通詞島付近は野生のイルカを脅かすことなく自然と共存して来た様で波間を泳ぎ回るイルカの姿を楽しめます。
         二江港から沖合へ30分くらいのところでおよそ200頭のイルカと出会いました。
         一年中野生のミナミハンドウイルカが群れをなして回遊する様で
         流線形の美しい姿を日の光を照り返しながら泳ぐ姿は圧巻でした。



      


      


      


      


      


       


      


           昨日は総理の記者会見がありました。
           緊急事態宣言の延長を訴えての会見です。
           正面から答えない総理の姿はそのまんま・五輪に対して突き進む姿が浮き彫りで
           国民の声は耳に届いていないようです。

           感染力が強いとされているインド型の変異ウイルスの懸念が高まる中感染封じ込めには
           ワクチン接種以外に打つ手がなくいまだ終息への道筋は見えてきません。
           混乱の中ですがワクチン接種が急がれます。



      
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新聞の切り抜きから 11

2021年05月20日 | つれづれ
                  スペイン バルセロナ    その2


           愛媛新聞「四季録」にこんな寄稿がありました。
           新型コロナウイルスの感染拡大が止まらず緊急事態宣言が各地で出され飲食業界のみならず旅行業界も厳しい対応を迫られている。
           自粛の為海外旅行もままならない昨今昔訪れた場所の記憶がよみがえる。
           そしてスペインのバルセロナにある「サグラダファミリア」の思い出を綴っていました。

           建築中であるのにもう完成している様にも見え、建物の中は森の中に入った様な感覚に襲われる・・・
           聖堂の中は森林浴を楽しんでいる様な錯覚に・・・等々!

           全くその通りの事を思い浮かべ旅行に行けなくなり今迄の様な密の状態での観光はもう不可能では・・・と思う様になりました。

           2014年5月、スペイン~イタリアを9日かけて周遊した思い出の写真を・・・



     


            大聖堂 サグラダファミリアはアントニ・ガウディが設計しいまだにその完成を目指して建築が続けられている進化・増殖する建造物として人気です。
            当時の説明によると
            1882年着工以来完成までは300年かかるとされていましたが、技術革新と入場者の増加に伴う財源安定により完成が前倒しされ、
            ガウディ没後100年となる2026年に完成すると発表されました。2005年にはユネスコの世界遺産にも登録されています。
            それが 新型コロナウイルスの影響で不可能になった様です。



     


     


     


     


               


     


           バルセロナには同教会以外にもガウディの設計した建造物は多く残っている様です。
          ガウディ建築のアパートを車掌から見ながら
          アントニ・ガウディの作品があるグエル公園をおとずれました。
          当時は新興住宅地として計画されたようですがカラフルに彩られたベンチや
          階段に鎮座する大きなトカゲの彫刻がおとぎの国の様な印象を与えます。
          神々しいサグラダファミリアと違ってユーモラスにあふれています。
          公園から町並みが広がり海には複数の豪華客船が停泊していました。



     


     


     


     


     


           バルセロナのメイン・ストリートとされる並木道、ランプラス通りを行くとサン・ジュセップ市場があります。

           サン・ジュセップ市場
         「ラ・ポケリア」と呼ばれる市民の台所「サン・ジュセップ市場」は、元々1,200年代に始まった
         青空市場が起源と云われている公設の市場です。
         サン・ジョセップ修道院の敷地に広場として開設され1840年に今のマーケットと云う形になった様です。
         カラフルなステンドグラスが美しい入場門から沢山の人が吸い込まれる様に中に入っていきます。
         中に入るとあふれんばかりの豊富な品々に圧倒されテンションが上がります。
         迷子にならない様に・・・そちらの方が心配でした。

         私達が行った後この通りでテロリストによるバス暴走の大惨事がありました。
         あの人出の中を暴走・・・思っただけでぞっとします。



     


     


     


     


     

          このモンローの姿は有名でテレビでも紹介されていました。


     


          「オーレ!」

       フラメンコは本来 歌・踊り・ギターの伴奏の三つの全てを総称してフラメンコと呼ぶのだそうです。
       マドリードでデイナー付きプランでフラメンコを楽しみました。
       フラメンコギターのリズム・シンガーの魂の奥底から響く力強い歌声と「オーレ!」と云う掛け声、
       そして手の動きやタップの美しいダンス・大迫力の歌と踊りに魅せられ最後は舞台と観客が一体となる感覚が最高でした。



     


          5月10日の新聞報道で、スペイン政府は9日、新型コロナウイルス対策で昨年10月下旬に全土に再宣言した
          非常事態を約半年ぶりに解除しました。
          各州間の移動が原則自由になる様ですが一部夜間外出禁止は継続するようです。
          ワクチンが行きわたり安心安全の移動が出来る明るいニュースが欲しいです。



     
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新聞の切り抜きから 10

2021年05月12日 | つれづれ
              サグラダファミリア    スペイン     その1


           観光客激減 建設費賄えず
           完成予定 2026年が・・・

          新型コロナウイルスの感染拡大は今だ収まる兆しが見られません。
          世界ではイギリス型インド型など変異株がまん延し収束は程遠く閉塞感が漂っています。

          世界の観光地のここにも大きな影響が・・・
          バルセロナの世界遺産“サグラダファミリア(聖家族教会)”の建設責任者が新型コロナウイルスの流行による
          観光客の減少でこれまで予定されていた2026年の完成がほぼ不可能となったとの見方を示しました。



     


           建築家アントニ・ガウディのあまりにも有名な作品である同教会は1882年に建設を開始し
           130年経過後も建設が続く未完の教会です。
           ガウディ没後100年に当たる2026年の完成を目指していました。教会の建設費は入場料や寄付で賄われているようです。
           一昨年7月は一日平均の入場者が約1万5600人だったが昨年は2千人に減少、
           今年の建設予算は1,700万ユーロ(約21億円)にとどまる見通しで責任者は
           「奇跡が起きなければ、26年に工事は終わらないだろう」と述べています。

           私が初めてスペインバルセロナへ行ったのは2014年5月、建設中の塔をぐるっと一周、
           地下の工事中の現場やステンドグラスの美しい教会の内部を見ることが出来ました。
           圧倒される塔に身震いし、内部を見ると建設中とは思えない美しさに圧倒されました。



     


     


     


     


         国内の感染者も一向におさまらず毎日最高を更新しています。
         頼みのワクチン接種が10日県内3市町を皮切りに始まり新居浜市も75才以上を
         対象に一般高齢者の接種が市内8ケ所で330人が接種を受けました。

         変異株の脅威を連日の知事の会見から第三波までとは比較にならない緊迫感を感じます。
         一日も早くワクチン接種が行きわたることが大切です。



     
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新聞の切り抜きから 9

2021年05月01日 | つれづれ
              ムンクの「叫び」 落書きは本人



叫び(エドヴァルド・ムンク)
「ノルウェー語:Skrik 英語:The Scream」


ノルウェーの画家のエドヴァルド・ムンクが1893年に制作したムンクの代名詞とも言える油彩絵画作品。
幼少期に母親を亡くし、思春期に姉の死に直面したムンクが1890年代に「愛」と「死」をテーマに「生命のフリーズ」と称した作品群(22点)の
一つで全5点の「叫び」が存在するようです。(新聞は4点となっています)
世界的に著名なのは最初に描かれた油彩の「叫び」でオスロ国立美術館が所蔵している1893年の作品です。この作品の上部に鉛筆書きで
「狂った人間にしか描けなかった」という意味の落書きがありこれが本人のものかどうか長年論争になっていたようです。
この度美術館が赤外線を酷使しムンクの書簡の文字と筆跡を比べるなどした結果「間違いなく本人のもの」と結論づけました。



     


これが2016年8月25日オスロ国立美術館で見た作品です。

作品発表前年のムンクの日記によると友人と歩いていると太陽が沈みかけていた空が突然血の赤色に変わった。
私は立ち止まり酷い疲れを感じて柵に寄り掛かった。それは炎の舌と血とが青黒いフィヨルドと町並みに被されるようであった。
私はそこに立ち尽くしたまま不安に震え、戦っていた。そして私は、自然を貫く果てしない叫びを聴いた。

つまり「叫び」はこの絵で描かれている人物が発しているのでなく
「自然を貫く果てしない叫び」に恐れおののいて耳を塞いでいる姿を描いたものである。※資料より




     


     



     


オスロの人気者 かわいい男の子
「おこりんぼう」

ノルウェーの彫刻家グスタフ・ヴィーゲランの彫刻が212点飾られている広大なフログネル公園です。
「人生の様々な状態」と云うのが公園全体のテーマになっていてどの彫刻もポーズがユニークです。見ていて飽きません。
ムンクと同年代に活躍した芸術家でノーベル平和賞のメダルのデザインもしているようです。
10万坪の敷地に人生の後半40年かけて彫刻を制作、公園の設計もしたそうです。


     


     


     


     


      





2016年8月北欧4ケ国を10日かけて周遊、旅の始まりはノルウェーのオスロからでした。
石原裕次郎の「世界を賭ける恋」の主題歌
“せめてオスロの火祭りに 踊り明かして君に書く 便り切ない旅の宿”・・・の古い詩の一小節しか知らないオスロでしたが・・・。

ノルウェーの首都オスロは外海から100キロ奥まったフィヨルドの奥にある緑が多い静かな港町でした。
私たちは空路オスロ入りしベルゲン鉄道やフロム鉄道を乗り継ぎベルゲンの港湾都市へ。
12~13世紀はノルウェーの首都で19世紀まで北欧最大の都市だったようです。
歴史ある港町やフィヨルドなどを観光し再びオスロに戻り豪華客船でデンマークのコペンハーゲンへ入りました。




     

       ベルゲンのフロイエン山(標高320m)の頂上から美しい市街地が見えます。ケーブルカーで15分


     

       ソグネフィヨルドは美しい光景は船旅で・・・クルージングを楽しみます。


     

        豪華客船でデンマーク コペンハーゲンへ。人魚姫の像が出迎えてくれます。


     


コロナの関係でこのような旅はもう不可能になりました。県境を越えての往来もままならない昨今です。
大型連休も巣篭もりを押し付けられています。

一年を超すコロナとの闘いですが「ガーゼマスク二枚の配布」から始まった政府のコロナ対応は的外れで
間違った政策だと云われていますが今も無策が続いているとしか思えません。
政府は国民の多くが冷めた目で見ているオリンピック開催に向け突き進んでいるとしか見えません。
国民の命をないがしろにして(大阪では高齢者を切り捨てる判断を)訂正しましたが…何故でしょう!

もう旅の思い出を綴るしかありません。これからは・・・。

      今日も愛媛県25人の感染者が、新居浜は4人(病院のクラスターが続いています)

      そして、航海中の飛鳥2の乗船者から一人の感染者が…横浜に引き返し下船しました。
      最善を尽くしての再開でしたが最悪の事態が・・・ワクチン接種が終わるまではやはり無理でしょうかね。
      安心・安全の日常は程遠いですね。




     
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