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光の風☆★

~画家すずきゆきおの世界~
 夢と希望に癒しの芸術を
生み出す画家の日々の、つぶやき

光の風(1)

2006-02-02 | ポエム
鳥を歌わせ、
花を咲かせるものが
人間の美への憧憬を生むのであろう。

自然界には、 
さまざまな花、動植物が、
それぞれの美しさを無心に咲かせている。

その姿は自然が笑っているかのように
生きる喜びそのものに感じる。

自然の愛、
広大な世界に気づかせていただくと、
私も花を咲かせるものの力に
触れたいと

日々、アンテナを掲げる。

まなざし

2006-01-30 | ポエム
幼子は天地すべての物と親密に一体となり
嬉しい時は花が咲き
悲しい時は雨が降り
心のあらわすままの事象に戯れている。

或る日、 
ふと目の前に羽根を翻して飛ぶ
自分とは違う蝶に驚き

はじめて気づいた
他者との新たな出会いを
心に刻印すると
時の流れは燕のように
すばやく彼方に飛びさっていった。

木の花の咲く日

2006-01-28 | ポエム
ある日、心の扉を開けたら山間の村が
見えてきた。

木の花が咲く豊かな自然の中で
住む人は和顔愛語に満たされ
一人ひとりが輝いていた。

進取の心で仕事に取り組み、
お互いに協力をしている
そこは桃源郷のようだ。

心の扉を閉めずに
そのまま歩いていけば
私も住民になれるのかも知れない。

不二

2006-01-27 | ポエム
不二が赤く染まり
空が黄金色に輝く時は
厳かな鐘音が鳴りひびくようだ。
人々の営みは安息の時をむかえ
団欒のくつろぎが
明日への英気を養う。
そして山川草木の
静かな瞑想が始まる。

心あう日

2006-01-25 | ポエム
素晴らしい出会いに逢うため
この世に生をさずけられ生かされている。
縁があって出会う人との喜びも
底なしの無常感の、そのはての悲しみも
歳月によって
そして何よりも心境の変化によって
すべて善しの感動になる。
それは光と影のマンダラ模様である。