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光の風☆★

~画家すずきゆきおの世界~
 夢と希望に癒しの芸術を
生み出す画家の日々の、つぶやき

2009-08-21 | ポエム
心の奥ふかく、
ずーっと降りていくと
ぽつんと!
明かりが
ともっている一角がある。

わずかな水量でも、
涸れることなく、
こんこんと水が湧いている泉がある。

心の奥深くに
明るくともっているのが、
小さな泉だったとは
今の今まで知らなかった。

その泉は、
晴天の空へと
そして銀河の空へと
姿を変えては
そよ風に
きらめいていた。

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物語を生きる

2009-08-11 | ポエム
言い知れぬ不安を
盛夏に感じたら、

理念を
どこかに置き忘れていると
思ったら良い。

理念と言ったら
哲学的なヒビキで、
固い語感になってしまうが、

でも人が生きていくには
理念が無いと
迷いが多くて生きにくい。

理念があれば、
迷いや悩みは進歩を伴ってくる。

普段は自分の理念を、
声高に言わなくとも

しかし、人は自らの理念、
または人生に対する考えに基づいて、
生きているのだ。

つまり、理念から生まれた物語を生きている。

人の一生は、すべて物語りだということです。

行き詰っている時、
苦しい時は、
自分の物語を意識して思い出せば良い。

喜びにも悲しみにも、
笑うことにも
無感動であることに気づいたら、

たぶん、自らの物語を忘れているのだから、
意識して物語を生きていけば良い。

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お姉さん!あなたが逝ったことが信じられない。

2007-10-18 | ポエム
8月9日に入院してから
僅かな日にちしか経っていない

末期の乳癌とはいえ
あまりにも早く旅立った姉。

医学的に絶望だからこそ私は奇跡がおきることを
日々、祈っていた

現象の体は亡くなっても
しかし祈りは通じているはずだと

なぜなら心の奥深くの通路は祈りによって
誰もの心に繋がっているからです

まして親しいものであればなおさらです。

癌が蝕む痛みのなかで
歩んできた62年の歳月を
どのように見つめていたのか知る由も
今となっては無い。

夫との日々、
立派に成長した息子達、
そして孫達

でも老いた母より先に逝くかもしれない
慙愧の思いが
さらに自らの痛みを倍加していたのかもしれない。

6月の個展にも元気に
いつものように来ていた姉

でもあの時、すでに変調をきたした体だったと
今にして思う。

今日のお通夜で
お姉さんが参列者ではなくて当事者とは
まだ信じることができない。

耳元に八重山の方言からくる
いつものイントーネーションで「ゆきおさん!」と呼びかけてくる
姉の声がきこえてくる。

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すずきゆきお油絵展

会期 /平成19年10月23日(火)から 10月29日(月)まで
    (午前10時から午後8時まで、
     最終日は午後4時に閉場させていただきます。)

会場/ さくら野百貨店仙台店
    7階 さくら野画廊
    
    仙台市青葉区中央1-9-33(仙台駅の間近)
    TEL(022)261-6111

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永見七郎の詩(2)

2006-12-25 | ポエム
   永見七郎詩
 
   『道』

聖者の通られた道に跡はない

小さい虫もふみつぶさないように

どんな雑草もふみにじらないように

静かに、静かに歩いていかれたからだ

ただ誰にでもわかるように

その道は暴風雨(あらし)の夜半(よなか)でも

光りかがやいている

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遠い星(永見七郎詩)

2006-12-21 | ポエム
 『 遠い星 』   永見七郎詩

私は遠い星
地球へ光がとどくのに
何万年もかかる遠い星だ

私の光が見える人間は
まだ地球に生まれていない
だが、私は人間を信じ愛している

だから光を送る
私は遠い星だ
何万年もかかってもいい
地球へ愛の光を送る遠い星だ

  『星の便り』  永見七郎詩

星からも時々便りがある
人間にはわからないが
野の草や小さい花が
露にぬれながらそれを受取るのだそうだ


今日は私の好きな詩人、永見七郎の詩を二つ紹介しました。
永見七郎は一般的には知られていないですが優れた詩人として、
私はその70年に及ぶ詩業を尊敬しています。
平成5年に他界しましたが、平明な言葉ですが、その一つ一つの言葉が
澄んでいるのですね。
武者小路実篤を生涯の師として、また千家元麿によって詩を認められて
詩を書き出したのです。

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