
「一級の記者ならではの取材手法とジャーナリズム魂」
著者/大塚 将司 出版社名/文藝春秋 714円
この本の著者の大塚将司氏は、三菱銀行と東京銀行の合併をスクープして新聞協会賞を受賞した人物です。
その取材能力の高さから、“日経のエース”として新聞業界では有名な存在だったそうです。
そんな人物が書いた本だけに、いやでも期待は高まります。
スクープをものにするまでの情報を徐々に絞り込んでいくプロセスを刑事コロンボに例えるあたりが憎いのですが(笑)、その内容は三光汽船の倒産から佐世保重工の救済劇、イトマン事件などかなり世間を騒がせたものだけにかなり生々しいです。
まるでワシントンポストの若手記者が、政府の巨大な陰謀を追い、ついにはニクソンを辞任にまで追い込むウォーターゲート事件を扱った『大統領の陰謀』の世界のようです。
権力者サイドのリークに乗るのではなく、いかにスクープをものにするか。
筆者は、「地道に追い続ける定点観測によって、全体像を把握することが必要」と語っています。
これは、ビジネスにおいても同じことが言えると思います。
この本におけるリアルな取材方法は、通常のビジネスでも人脈と情報ネットワークを広げていきたい方に非常に参考になると思います。
足で稼ぐ いい言葉です
“日経社長を内部告発した”との著者に対する冠は、本書の内容には関係ございません
人の一歩先を行くには
ものすごい取材努力とドラマティックな攻防戦によってかかれていることがわかる本です。
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著者/大塚 将司 出版社名/文藝春秋 714円
この本の著者の大塚将司氏は、三菱銀行と東京銀行の合併をスクープして新聞協会賞を受賞した人物です。
その取材能力の高さから、“日経のエース”として新聞業界では有名な存在だったそうです。
そんな人物が書いた本だけに、いやでも期待は高まります。
スクープをものにするまでの情報を徐々に絞り込んでいくプロセスを刑事コロンボに例えるあたりが憎いのですが(笑)、その内容は三光汽船の倒産から佐世保重工の救済劇、イトマン事件などかなり世間を騒がせたものだけにかなり生々しいです。
まるでワシントンポストの若手記者が、政府の巨大な陰謀を追い、ついにはニクソンを辞任にまで追い込むウォーターゲート事件を扱った『大統領の陰謀』の世界のようです。
権力者サイドのリークに乗るのではなく、いかにスクープをものにするか。
筆者は、「地道に追い続ける定点観測によって、全体像を把握することが必要」と語っています。
これは、ビジネスにおいても同じことが言えると思います。
この本におけるリアルな取材方法は、通常のビジネスでも人脈と情報ネットワークを広げていきたい方に非常に参考になると思います。
スクープ 記者と企業の攻防戦
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