「企業が抱える様々な課題を解決する、最新デジタル・マーケティング事例」
出版社／宣伝会議 1,400円
◆目次
第1章 デジタル・マーケティングの現在／課題とその解決策
【課題1】リアル店舗にユーザーを呼び込みたい！
【課題2】膨大な情報を再構成しユーザー導線を整理したい！
【課題3】ウェブサイトを活用して商品のブランド力を強化したい！
【課題4】コーポレート・サイトの機能を強化したい！
【課題5】リリースしたウェブサイトをリスト上位に表示させたい
【課題6】サイトへの集客を増やしコンバージョン率を上げたい
第2章 最新デジタル・マーケティング・テクノロジー
・バーチャルとリアルをつなぐ新たなコンテンツ
・ウェブサイトのROIを最大化させるために
・RSSは新たな広告メディアとなりうるか
・より精度の高いSEMを可能にする
第3章 2011年のデジタル・マーケティング（Part1）
・インターネット広告×ウェブサイト
・ウェブサイト×インバウンドコール
・インターネット広告×インバウンドコール
・インターネット広告×アウトバウンドコール
・ウェブサイト×アウトバウンドコール
・ウェブサイト×プリント
・ウェブサイト×電波メディア
・ウェブサイト×店舗
・モバイル×店舗
・モバイル×インバウンドコール
第4章 2011年のデジタル・マーケティング（Part2）
・抽象的なイメージから具体的なメッセージへ
・「会話」はあらゆる場所で行われる
・継続的な「会話」はいかにして実現するか
・新しい連合広告の可能性
・「FtoFコミュニケーション」という新しいスタイル
第5章 これまでのデジタル・マーケティング、これからのデジタル・マーケティング
先日、あるファンドのプロの人とお会いしました。その時の会話で、忘れられないエピソードがあります。
「今や飛ぶ鳥落とす勢いの楽天でも、三木谷さんがアメリカ留学から帰ってきたての時に開催した会社説明会では、誰も成功するとは思ってなかったんですよ」
10年という期間で、一番成長率の高い業種の一つがインターネット業界であることは異論のないところでしょう。
そのインターネットの良さを企業が抱える課題ソリューションとして活用された実例満載なのが、この『実践！最新デジタル・マーケティング』です。
中身の一つ、「サイトへの集客を増やし、コンバージョン率を上げたい～リスティング広告＆LPO」の例を御紹介します。
これはギフト販売大手のシャディが、ウェブサイト上でのギフト販売において、コンバージョン率10％という驚異的な数字を達成するまでのプロセスをまとめたものです。
この事例のプロセスは、以下の通りです。
◆ウェブはタイミングを捉えるチャネルと認識する
・ギフトは人生のイベント時に発生する需要。そのタイミングを逃さないチャネルとしてウェブは最適
・リスティング広告を導入したが、思うような結果は得られなかった
・新たな取り組みは2007年にスタート
◆顧客視点であらゆる施策を検討
・まず取り組んだのは、社内体制及び外部事業者とのパートナーシップを見直し
・発注が、企画・制作・SEOとばらばらだったのを一元化して、一つのチームへ
・あらゆる情報をシェアしていくことで、問題解決のスピードアップへ
・新体制による第一の取り組みは、競合他社を分析し、検索ワードを洗い出すこと
・一般的なワードを捨て、ロングテールのワードを増加
・ランディングページの最適化（LPO）
→ページから制作するのではなく、先にワードを設定し、それに合わせてページ作りへ
・ウェブサイトは“カタログの踏襲”から、“独自のチャネル”へ
◆ワードのメンテナンスと本格的なSEO対策
・検索キーワードのメンテナンスを継続的に注力
・ABテストの実施
→2つのランディングページのコンバージョン率を比較し、高率の方を残していく
・地域別にワードを変える
→贈り物やイベントにまつわる方言などを検索ワードのリストに入れる
・ページ・ソースを全て解析し、コーダーやデザイナーに細やかな指示を出す
◆驚くべき高率を記録したコンバージョン・レート
・施策の成果
→2007年夏「お中元」のキーワードで、コンバージョンレートが10％を記録
・ウェブでのお中元の売り上げは、昨年比200パーセントを記録
・今回の成功は、“人間”に着目したこと
→ギフトを探す人の気持ちになって設計
→制作体制も、社内・社外の人との結びつきを重視
この事例には、ウェブマーケティングに限らない本質がありますね。
やはり、人と人との結びつきがビジネスのベースになっていると感じました。
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◆目次
第1章 デジタル・マーケティングの現在／課題とその解決策
【課題1】リアル店舗にユーザーを呼び込みたい！
【課題2】膨大な情報を再構成しユーザー導線を整理したい！
【課題3】ウェブサイトを活用して商品のブランド力を強化したい！
【課題4】コーポレート・サイトの機能を強化したい！
【課題5】リリースしたウェブサイトをリスト上位に表示させたい
【課題6】サイトへの集客を増やしコンバージョン率を上げたい
第2章 最新デジタル・マーケティング・テクノロジー
・バーチャルとリアルをつなぐ新たなコンテンツ
・ウェブサイトのROIを最大化させるために
・RSSは新たな広告メディアとなりうるか
・より精度の高いSEMを可能にする
第3章 2011年のデジタル・マーケティング（Part1）
・インターネット広告×ウェブサイト
・ウェブサイト×インバウンドコール
・インターネット広告×インバウンドコール
・インターネット広告×アウトバウンドコール
・ウェブサイト×アウトバウンドコール
・ウェブサイト×プリント
・ウェブサイト×電波メディア
・ウェブサイト×店舗
・モバイル×店舗
・モバイル×インバウンドコール
第4章 2011年のデジタル・マーケティング（Part2）
・抽象的なイメージから具体的なメッセージへ
・「会話」はあらゆる場所で行われる
・継続的な「会話」はいかにして実現するか
・新しい連合広告の可能性
・「FtoFコミュニケーション」という新しいスタイル
第5章 これまでのデジタル・マーケティング、これからのデジタル・マーケティング
先日、あるファンドのプロの人とお会いしました。その時の会話で、忘れられないエピソードがあります。
「今や飛ぶ鳥落とす勢いの楽天でも、三木谷さんがアメリカ留学から帰ってきたての時に開催した会社説明会では、誰も成功するとは思ってなかったんですよ」
10年という期間で、一番成長率の高い業種の一つがインターネット業界であることは異論のないところでしょう。
そのインターネットの良さを企業が抱える課題ソリューションとして活用された実例満載なのが、この『実践！最新デジタル・マーケティング』です。
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この事例のプロセスは、以下の通りです。
◆ウェブはタイミングを捉えるチャネルと認識する
・ギフトは人生のイベント時に発生する需要。そのタイミングを逃さないチャネルとしてウェブは最適
・リスティング広告を導入したが、思うような結果は得られなかった
・新たな取り組みは2007年にスタート
◆顧客視点であらゆる施策を検討
・まず取り組んだのは、社内体制及び外部事業者とのパートナーシップを見直し
・発注が、企画・制作・SEOとばらばらだったのを一元化して、一つのチームへ
・あらゆる情報をシェアしていくことで、問題解決のスピードアップへ
・新体制による第一の取り組みは、競合他社を分析し、検索ワードを洗い出すこと
・一般的なワードを捨て、ロングテールのワードを増加
・ランディングページの最適化（LPO）
→ページから制作するのではなく、先にワードを設定し、それに合わせてページ作りへ
・ウェブサイトは“カタログの踏襲”から、“独自のチャネル”へ
◆ワードのメンテナンスと本格的なSEO対策
・検索キーワードのメンテナンスを継続的に注力
・ABテストの実施
→2つのランディングページのコンバージョン率を比較し、高率の方を残していく
・地域別にワードを変える
→贈り物やイベントにまつわる方言などを検索ワードのリストに入れる
・ページ・ソースを全て解析し、コーダーやデザイナーに細やかな指示を出す
◆驚くべき高率を記録したコンバージョン・レート
・施策の成果
→2007年夏「お中元」のキーワードで、コンバージョンレートが10％を記録
・ウェブでのお中元の売り上げは、昨年比200パーセントを記録
・今回の成功は、“人間”に着目したこと
→ギフトを探す人の気持ちになって設計
→制作体制も、社内・社外の人との結びつきを重視
この事例には、ウェブマーケティングに限らない本質がありますね。
やはり、人と人との結びつきがビジネスのベースになっていると感じました。
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