最近は、本当にさらわれたり命を奪われたりする。広島の「木下あいり」ちゃんの事件に驚嘆する暇もなく栃木の「吉田有希」ちゃん事件。吉田有希ちゃん事件の犯人はまだ見つかっていない。幼い子供がさらわれ、遺体で発見される事件が後を絶たない。報道に慣れてしまっているのか、ニュースを聞いても「またか・・」くらいの反応になる。この世の中、いったいどうなっているんだ?拉致したうえ殺人に至るような事件が起きることそのものが不条理なのだが、犯人が逮捕されれば動機の如何を問わず極刑に処する以外にないね。
富山でもつい先日、富山駅前ショッピングセンター付近で警備員を装った41歳男性が、いたずら目的で中学1年生女子を脅しクルマに連れ込み、一時間くらい連れ回していた事件が発覚した。被害にあった少女は無事解放され最悪の事態だけは避けられた。まさに不幸中の幸いだった。この犯人は、買い物帰りに信号待ちをしている少女に丁寧な言葉づかいで話しかけ、ショッピングセンターに再び連れ戻した。階段の踊り場を歩いているとき、スキをみて少女のカバンの中にマスカラを入れ「中身を自分で出してください」と強要し、万引きをでっち上げたうえ「学校や親には黙っているから」と少女を脅して連れ回したもの。「どうしても塾に行かなければ」と訴えた少女を「万引きの処理のため」と、後日もう一度会う約束をして解放したという。少女がこれを両親に相談し両親は直ちに警察に相談。後日男はその待ち合わせ場所で捜査員にあっさり逮捕された。まったく何から何までバカじゃねーのか!
このような事件が後を絶たないから、皆で子供を守ろうとあれこれ対応に苦慮させられているが、犯人が子供を誘い出す手口は次々と巧妙になるし、結局はどれも後手になったり有効な効果が得られなかったりする。集団下校にしても最後は一人になってしまうわけだし。栃木の吉田有希ちゃんは防犯ベルを持っていたそうだが、相手を不審に思ったり身の危険を感じなきゃ作動させないし、力づくで拉致されれば子供が冷静に手順よくベルを鳴らす余裕なんかない。仮に鳴らすことができたとしても、犯人がそのベルを破壊したり聞こえにくくするくらいはたやすいし、周囲に人がいないところでどんなに大きな音でベルが鳴っても効果はない。
現在日本では60歳以上の人が多いという。この人たちが通学路の要所に立ち、目を光らせているだけでもかなり効果があるかも知れない。これからの寒い季節に、何時間も立ちっぱなしでいられるのかどうかなど難題もあろうが、これも一つの防止策だろう。
しかし何より効果がありそうなのは、なんと言っても警察官の警らだろう。制服警官が目につくところにいるだけで効果てきめんだ。こんな時こそ警察の威力を発揮して、地域の安全に貢献してもらいたいなぁ。交通違反にばかり目を光らせていないで・・・、ん?ちょっと話がそれそうだな。
ほとんどの事件の犯人は、意外に身近で近所の住民とも顔見知りの人間が多いのが特徴だ。
私の勤務する体育センターにもスポーツ教室や練習に毎日大勢の子供たちが通って来ている。この子たちが不幸な事件に巻き込まれることがないよう、切実に願うばかりでなく、われわれが気づくことはどんなに些細なことでも対処していかねばな。
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スノージャンキーさん
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