アメリカで初めて発足したUFO調査機関「プロジェクト・サイン」
これまで、プロジェクト・ブルーブックやコンドン委員会など、アメリカのUFO調査機関の名がたびたび登場しているが、その具体的な活動や存在している理由などにはこれまで詳しく説明していなかった。
これら組織の活動の中にも興味深い話があり、ぜひ紹介していきたいのだが、そのためには歴代の調査機関を順を追って見て行く方が分かりやすいと思う。そこで、今回はそれらUFO調査機関の元祖とされる「プロジェクト・サイン」を紹介していくことにしよう。
アメリカ初のUFO調査機関「プロジェクト・サイン」が誕生する契機になったのは、1947年6月24日にアメリカ中を騒然とさせる一つの事件が発生したためだった。
この日、ワシントン州の南部を商用機で飛行中だった民間人のケネス・アーノルドが、光輝く9つの飛行物体に遭遇した。アーノルドの飛行物体は見た事もない形と驚異的なスピードで飛んでいたとする目撃証言は、全米中にまたたく間に広がる事になった・・・(この続きはこちらから)