ある山に『きょうづか』と言いう塚がある。この塚にいたずらするものは祟りに見舞われると言う。
ある時、いたずらをしたものが事故死してしまった。
祟りのせいだと噂がたったが、その山で狂った死者が練り歩く「狂いみさき」と言う集団が出た時、最後尾にそのいたずら者が加わっていたと言う…(続く) . . . 本文を読む
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冬になると、吹く風、この風が吹くと大火が起こる。
非常に強力な風で、鉄から出来た風車を回すと言う。
この風車は「あなじ」の予兆を知らせたと言う…(続く) . . . 本文を読む
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山に住んでいる。
人とすれ違うときに「ぷーん」とお香の匂いがする。
伝説ではそれを「おこうさん」と呼んでいるらしい…(続く) . . . 本文を読む
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真夜中に床下から宴会の声が聞こえた。
不思議に持って明け方になって、床下を探ってみると、アルコールの匂いだけが残されていた。
釈然としないまま呆然としていると、祖父が一言だけ言った。「ふるいたちのせいだ」…(続く) . . . 本文を読む
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ある山村に出ていた怪物である。
正体はよくわからない。
最初は穴を掘ったり、鏡を設置して撃退したりした。そのうち効果がなくなって廃村になった…(続く) . . . 本文を読む
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漫画『ゲゲゲの鬼太郎』の作者・水木しげるは、日本や世界の妖怪を蒐集・研究する中で、主に鬼太郎の話中に登場するキャラクターとして、オリジナル妖怪の創作も行なっていた。そんな中でも、鬼太郎シリーズに登場する「妖怪チンポ」ほど激烈なインパクトを放つ妖怪はないだろう。
南方妖怪チンポは、アゴヒゲと髪の毛がつながった一回り大きな顔面、民族的なメイク、(媒体により異なるが)色黒の体に一枚の腰布をまとった姿の . . . 本文を読む
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山間部に住んでいる。
和服を着ており、子供の姿をしている。おかっぱ頭で首を「かくん、かくん」と上下させており、時折首ごと「ぽっくり」ととれてしまう。
出現するときには、遠くからしか目撃できない…(続く) . . . 本文を読む
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山中に忽然と現れる人型の人形。
木彫りの人形で着物を着ている。誰が持ってくるのかわからない。大きさは人間サイズである。
昔から出没しており、不気味な存在だ。でも出会うことで不幸になったりはしない…(続く) . . . 本文を読む
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山にあるボロボロの髑髏(しゃれこうべ)。
この髑髏は蛇のように見える長い舌を持っている。この舌で未来に起こる不吉な出来事を予言する。
でも、最後には発見者の命日を予言して黙りこくってしまう…(続く) . . . 本文を読む
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姦姦蛇螺(かんかんだら)は、2009年ごろネット上に投稿された怪異譚、及びその中に登場する怪異的存在の名前である。
生離蛇螺(なりだら)、生離唾螺(なりじゃら)とも俗称されるという。6本の腕を持つ巫女姿の上半身に蛇の姿をした下半身という異形の存在であり、とある山中の区画に封印される形で放たれている。封印を害した者には危害を与え、その下半身を見た者は呪われ決して助からないという。
昔、人を食う大 . . . 本文を読む
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鬼隠しにあった人が10年かけてゆっくり鬼に食われている。
その苦しみの声は風にのって聞こえてくる。
この声が聞こえる間は、鬼の被害がないと言われている…(続く) . . . 本文を読む
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ヒサルは、「ヒキサル」などとも呼ばれる憑依妖怪である。近年になって多く報告されるいわゆる現代妖怪であり、伝承や報告の地域などによってさまざまな呼び名がなされている。
ヒサルにとり憑かれた猿は、仲間を食らうほどに狂暴になり、多くの野生の動物の死骸が見つかるという。猟師の話では「ヒキサル」が出たら向こう2~3年は猟ができないとも言われており、とり憑かれた猿は銃で撃っても簡単には死なないという。
他 . . . 本文を読む
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山で作業をやっていた土木作業員が現場監督から注意された妖怪。
「山から小僧が降りてきた時は、作業を止めるように」と指示を受けた。
実際、作業中に数回小僧を見たが、赤くて体がぐちゅぐちゅであった…(続く) . . . 本文を読む
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あるキャンプ場に出る妖怪。
草鞋を履いて歩いていると、そのわらじを土深くうちこんでしまう。
最近は登山靴になったので、あまり出ないが、テントを張るときに、ペグが地中に深く埋まっていることが多い…(続く) . . . 本文を読む
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緑風荘は、岩手県にある青森県との県境に位置する金田一温泉郷の旅館である。家に住みついたり、その姿を見たりすると、幸福を呼ぶと言われる「座敷わらし」が現れる旅館として全国的に有名だ。
緑風荘の座敷わらしの由来には、次のような話がある。
南北朝時代、藤原朝臣藤房は南朝の後醍醐天皇に仕えていたが、南北朝戦争で南朝が敗北したことで北朝の足利軍に追われ、現在の東京都あきる野市に身を隠した。その後も北上を . . . 本文を読む
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