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日本とカンボジアの友情~能力構築支援~その3

2018年03月23日 06時32分00秒 | 陸上自衛隊
これは、今から遡ること5年前、そして現在進行形でもあるお話しです。


平成25年1月、4名の陸上自衛官がカンボジアへと派遣されることになりました。

カンボジアへ派遣されることとなった経緯は、防衛省・自衛隊ホームページによりますと、

「防衛省は、これまでのカンボジア政府からの累次にわたる要請に応じ、平成24年度能力構築支援事業として、カンボジア軍のPKO分野の能力向上に資する道路構築等の施設分野の能力向上を支援していくこととしました。

 20年前に自衛隊が初めて国連PKO活動に施設部隊を派遣したカンボジアは、完全な国内和平を達成し、今やPKOに部隊を派遣する側の国となりました。

カンボジアは、これまで6つの国連PKOに1,400名以上の要員を派遣し、現在も、レバノンや南スーダン等の国連PKOにおいて、カンボジア軍が活躍しています。

 こうした中、カンボジア軍では、国連PKOにて、道路構築等の施設分野においても貢献したいとの希望があり、防衛省・自衛隊に対して、当該分野の教育訓練の要請がありました。」

という訳です。


派遣期間は、平成25年1月24日~3月20日までの約2ヶ月間です。

以下の画像は防衛省・自衛隊ホームページからお借りしました。


チーム長の永井2等陸佐(前列中央)

「今回の事業のチーム長である永井2等陸佐は、20年前、カンボジアにおける国連PKO活動に派遣された施設部隊の一員でした。

当時、『この国の将来を担う子供たちのために頑張ろう』を合い言葉に活動に励んでいたとのこと。

 今回の事業のカンボジア王国軍の教育対象者は、まさにその当時に子どもであった年代の人たちであり、このような形で再びカンボジアへの支援に携わることになった永井2等陸佐も感慨深い思いです。

 カンボジアは、自衛隊が初めて国連PKOに部隊を派遣した国であり、20年という年月を経て、国連PKO派遣国に転換したカンボジアにおいて、自衛隊が、能力構築支援事業という形で、国連PKO分野の人材育成に貢献していくことは極めて意義深いものと考えています。」(防衛省・自衛隊ホームページより)


江渡副大臣(前列中央)への派遣前挨拶

派遣要員:
永井2等陸佐 (前列左)
高橋1等陸尉 (前列右)
西田2等陸曹 (後列中央)
高田3等陸曹 (後列左から2番目)
寺内専門官  (後列右から2番目)

防衛ホーム新聞社ホームページより、以下のエピソードをお借りしました。

「カンボジアで人材育成
江渡副大臣が派遣隊員ら5名を激励

 カンボジアで人材育成を行う陸自施設科隊員ら5名が1月16日、江渡聡徳副大臣に出国前あいさつを行った。

カンボジア軍のPKO分野での能力向上のため、陸自研究本部・永井克征2陸佐、陸自施設学校の高橋祐1陸尉、西田廣徳2陸曹、高田春彦3陸曹の4名と、防衛省国際政策課能力構築支援室・寺内こずえ事務官の計5名が、道路構築など施設分野に係わる人材育成で同国を支援する。

 なかでも永井克征2陸佐は平成4年に第1次カンボジア派遣施設大隊で派遣されて以来2度目。
江渡聡徳副大臣は隊員への激励のなかで永井2陸佐に対し『前回の派遣のときに産まれたお子さんが成人になられて、感無量だと思う』と話した。

 今回は1月24日から3月20日まで、首都プノンペンから車で約1時間の距離にある同国のPKOセンターであるNPMEC(国家平和維持・地雷処理爆発性残存物除去センター)の訓練施設で、15名程度を対象に支援を実施。
NPO『日本地雷処理を支援する会』の6名が自衛隊の派遣要員をサポートする。」

チーム長の永井2佐、20年前にカンボジアへ派遣されていたということは、この画像に写っている当時は40代半ばかそれ以上?
なんと成人したお子さんもいらっしゃる!

そうは見えない、年齢不詳な感じですね。(いや、誉めてるんですよ‼誉めてるんですっ‼)


現在は1佐にご昇任されて、陸上自衛隊施設学校の総務部長をされているそうです。
こちらの↓産経新聞の記事に載ってました。
http://www.sankei.com/smp/politics/news/180215/plt1802150025-s1.html

さぁ、いよいよカンボジアへと出発です∠(`・ω・´)
その4へ続きます!




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