紅葉を楽しみに奥会津へ出かけました。
白河にある南湖公園へ。
南湖公園とは、12代白河藩主・松平定信(楽翁公)が「大沼」と呼ばれていた湿地帯に堤を作って水を貯め、庭園の要素を取り入れて享和元年(1801)に築造した場所です。
当初は単に「南湖」と称されました。南湖の名は、中国唐時代の詩人李白が洞庭湖に詠んだ詩「南湖秋水夜無煙」からと小峰城の南に位置することからと伝えられます。
松平定信の像。
定信は、「士民共楽(武士も庶民も共に楽しむ)」という理念のもと南湖を築造しましたが、身分の差を越えて誰でも憩える茶室「共楽亭」を建てたことからもその理念への強い思いがうかがえます。翠楽苑は、定信の庭園理念を引き継ぎ、日本文化の伝承を体現する施設としてつくられた日本庭国。
落葉がきれい!