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「グローバル・リーダー」育成へ=秋入学で最終報告―東大

2012-03-29 20:41:22 | 社会学

「グローバル・リーダー」育成へ=秋入学で最終報告―東大
時事通信 3月29日(木)
 学部の秋入学移行を検討してきた東京大学の懇談会は29日、学内から寄せられた387件の意見を反映し、中間報告の一部に修正を加えた最終報告をまとめた。
新たに地球規模の問題を解決できる人材を「グローバル・リーダー」と定義し、同リーダーの育成が、秋入学への移行と一体で進める教育改革の最終目標と強調した。
 近く、旧帝大や有力私大計11大学と「教育改革推進懇話会」を組織し、報告書をたたき台に協議を進め、1~2年でまとめる方針。
 最終報告では「高校を卒業してから入学するまでの間(ギャップターム)に学力が低下することを懸念する声」に配慮したほか、「経済的な理由で教育機会の不均等が助長されぬよう」検討が必要と指摘した。 


国大協、秋入学を議論へ=東大学長「教育改革、加速を」
 国立大学協会は7日、東京都内で通常総会を開き、予定していた議事の最後に、会長の浜田純一東京大学長が、秋入学について「入試改革などと連動させ、教育改革を加速させたい」と述べ、協会として議論することを提案した。
反対意見はなく、今後、協会内の委員会で協議する。
総会には86校中81校の学長が出席した。
 浜田学長は「秋入学に賛成、反対という単純な図式でなく、総合的な教育改革という大きな視野で、主体的な検討と具体的な取り組みを行っていただきたい」と呼び掛けた。
これに対し、一橋大の山内進学長は「いろいろな形で議論を重ね、教育改革を進めていくことが大切。議論することは大いに結構」と述べた。
 一方、大阪大の平野俊夫学長は「秋入学という言葉ばかりが独り歩きしているが、入学時期はあくまで手段。重要な教育改革の中身の議論がされなくなることを一番懸念している」と意見を表明した。(2012/03/07)