大河ドラマ「義経」 覚え書き 第十九話 中

 【後白河院と丹後局の異様】 平幹二朗の後白河院の演技が少し妙である。それに輪をかけて髪を逆なでた夏木マリの丹後の局は異様を通り越してやり過ぎだ。あんな異様なキャラクターを作る必要がどこにあるのだろう。院内部には、化けネコが棲んでいて、腐りきっているとでも言いたいのであろうか。それにしても穿った演出で、後白河院の「必死」の生き様がストレートに感じられないのは残念である。 よく考えて見ると、後 . . . 本文を読む
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大河ドラマ「義経」 覚え書き 第十九話 上

【本当の北条政子は気配りの人だった!?」】 大河ドラマ「義経」19話を観た。正直少し飽きてきた。もうドキドキ感がない。理由は、どの程度のドラマかということが分かってきて、新しい発見があるようには思われないからだ。家族の絆をを中心に描くという原作者の意図は、明らかに空振りに終わっている。平家では、ひとり宗盛の無能さを強調し、平家滅亡の原因は、彼の無能さに起因しているような描き方にすら思える。 . . . 本文を読む
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