吉宗&ぶーくん

フレンチブルドックの吉宗くんとその家来のぶーくんの日記

ヒグマ渋滞

2019年09月23日 | ぶーくんの毎日

北海道の知床でヒグマ渋滞というのがおこっているとのこと。
野生のヒグマを見るために
車を駐停車して、車から出てみているのだそうだ。
先日は、小熊を守るために母熊が威嚇した動画が流れていたが
それは当たりまえのこと。

熊は誰彼かまわず襲ったりしない
危害を加えられたり、驚いたりしたときに襲ってくる
だから、あんなふうに大勢で生活を乱してはいけない

食べ物をあげるなんてもってのほか
何もしなくても食べ物が手に入ると思えば、
車が来たら、人がきたら近づいてくるようになり
ちょっとした反動で、人間に危害を加えたとなれば
容赦なく、
駆除といって殺すんです

人間のエゴで、殺されるんです

殺すのはハンターじゃなくて
モラルのない自分勝手な人間たち
車を止めて、インスタ映えとか言って熊の領域を荒らす人間が
熊を殺すんですよ!

そのことをちゃんと理解してほしい。


私は、高校へは自転車で通ってました。
途中に川があり橋の上を自転車で通過するときに
丁度今くらいの、シャケが遡上するとき
熊と狐が河原にいるのを見かけます。

夜中に人間がいくらの密漁をしてシャケ本体を河原に捨てていくので
それを食べにくる。
(産卵のために遡上してきたシャケをとると密漁として罰せられます)

熊がガツガツ食べて、その残りを狐が食べてるようでした。

橋の上からその姿をちらっと見て学校へ向かいます。

橋の下の河原は熊の領域だから、熊が居るときに行ったりはしないですし、
熊自体は臆病であるといわれてまして
山に入る時も、音を出して人間がいることを知らせてあげれば
めったには近づかない。

それでも、
山菜とりに夢中になって音を出すのをわすれてしまい
遭遇したことがある。

速やかに、採った山菜を熊の方に投げて(袋の中とか熊が確認してますw)ひたすら悲鳴を我慢して車まで逃げました。

悲鳴をあげると、熊がびくりして襲ってくるんです。
いそいで車に乗り込んで逃げましたが
この場合は、圧倒的に私たちが悪い。

山に熊が居るのはわかってるわけで
ちゃんと、音を出してあげていれば、熊もやってこなかった
これで、私たちが負傷したり死んだりすれば
熊は自分のテリトリーで生活していたにもかかわらず
”駆除”されてしまうんです。


そもそも、”駆除”ということばにも違和感があり

先月だかに、札幌で家庭菜園の野菜を食べに来ていた熊が”駆除”と言う名のもとに殺されました。

たしかに、盗みはよくないけど、人を襲ったわけじゃない

そもそも人間が開発といって森林を壊して
民家に熊がでたら駆除というのも、すごく嫌な気持ちになった。

たしかに、熊が出没していたら怖いだろう
それもわかる
でも、熊を保護するという考え方がでないのかな~と、

話はもどるが
ヒグマ渋滞を起こしている人たちに
あなたのせいで
この熊の親子が”駆除”されていいんですか?
と、強く問いたいです。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 神代植物公園 | トップ | お墓参り »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (たまりん)
2019-09-25 08:53:00
熊で インスタ映えって……
野生動物 魅力的なのは 確かですが
地元の方と 観光バス以外 進入禁止するしか 無い状況ですね

トンビやリスの被害も 人が楽しむ為の 餌付けも要因とか
自分の行動に 責任必要ですね
返信する
Unknown (yoshimune6044)
2019-09-25 10:22:11
たまりんさんへ
そうなんですよね、餌を与えると近付いてきて楽しいとか、それは自己満足で保護でも何でもなくて、人と野性動物の境を曖昧にしてしまう危険な行為だと気づかないのは怖いことですよね。
野性動物の領域はちゃんと守ってあげたいです!
返信する

コメントを投稿

ぶーくんの毎日」カテゴリの最新記事