人間失格◇映画

言わずと知れた太宰治の代表作であり、自伝とも言われる『人間失格』。

学生時代、一度は読んだことがあるのではないでしょうか(0ω0)！

この度
太宰の生誕１００周年ということで、昨年公開の『ヴィヨンの妻』に引き続き、映画化公開されております☆
早速、前売り券を購入の上、本日見て参りました

主演は映画初主演の生田斗真。
実は私と同じ歳で隣の中学校に在籍していたので、なんだか身近なジャニーズ☆のイメージでしたが・・
いつの間にか凛々しい俳優になっていて驚きました(◎ω◎；)

肝心の映画はというと
まず、観客に中学生位の子達が多い。
『ヴィヨンの妻』の時は５０～６０代位の方がメインでしたので、幅広い世代の注目を浴びていることが伺えました☆

内容ですが・・
うーん☆
確かに小説の通りで、ワンシーン事に現れる女性たちも小説の雰囲気を中々に捉えていましたし、ＣＧを使った特殊効果も随所に見られ、良かった☆・・と思うのですが。
この映画、小説を読んでいないと何が言いたいのか非常に分かりにくいと感じました。

『人間失格』は主人公の大庭葉一の心情・苦悩が大きな柱なのに、それが強く主張していなかった様に感じました★
なので、客観的に大庭葉一を捉えているといった具合。
でも！演技、とっても良かった☆と思います。
太宰治＝生田斗真！？
最初はキャスティングに少し驚いたけれど、いい意味で裏切られました☆

せっかくの生誕１００周年。
私の一番好きな太宰作品『斜陽』・・・
コレもいつかまたリメイク版として映画化にならないかな