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just a photograh of yesterday...

9月12日 (水) 阿闇梨になるべく・・・

2007年09月12日 | Enjun’s Diary
9日にジャズフェスティバルが終わり、
翌日の朝、京都での潅頂に向けて旅立ちました
ホント慌しいってこういう事を言うんだろうね。

京都・・・といっても観光ではなく、
向かう所は、おなじみの比叡山延暦寺ですね
『開壇潅頂』別名『阿闇梨潅頂』ともいわれる、
潅頂会を受けにいきました

だからさ、せっかくりゅうのお店で本番用に髪セットしてもらったのに、すぐさま頭はボーズに戻っちゃったよ(笑)
(因みに、その日は元サッカー日本代表の城彰ニに会いました☆)

さて、今回の開壇潅頂は、
3年前に受けた入壇潅頂とは違って、文字の通り「阿闇梨」になって、自分の壇を開き、弟子をとるための潅頂です。
要は、一般で言うところでは免許皆伝みたいなものなのかもしれません。
なので、潅頂が終わると、壇の周りに引く壇線というものを教授阿闇梨(大阿闇梨)から頂きます。



これは、護摩壇(密教手法の壇)の周りに引く壇線です
新品だと結構カラフルで綺麗なんだよね
ちなみに、この五色の色にはそれぞれ意味があるんですよ~

今回は、三昧流の潅頂でした。(実は、密教にも色々流派があるんです。)
なので南功坊潅室による潅頂です。(流派によって潅室は様々。)
潅頂では、三摩耶戒の後に密教の胎蔵界と金剛界の手法を行います。
実質二日間くらいだけど、お堂に籠りっぱなしですねw
座るのに最近慣れてなかったから、なにげ結構きつかったなぁ~w
教授阿闇梨から、口伝の秘密の印を授かり、弟子に潅頂を行って、弟子と阿闇梨は契約を結ぶのです。
その契約を結ぶ時は、バックでは『諸天讃』という明るい声明が唄われます
この声明は、おめでたい時にしか唄われません。
だから、聴けて良かった

『われ、今潅頂を終わんぬ・・・』

教授阿闇梨が口上を述べたその瞬間は、とても感極まる思いでしたね

・・これで、無事に弟子をとって阿闇梨になれたわけです。
通過儀礼ともとれるけど、
それでも、その一つ一つは一生に一回きりですから、大切に噛みしめてやりたいと思います。

あとは、来月10月の始めに開かれる法華大会。
これは法華経に関する問答をします。
4年に一度しか開かれないからずっと待ってました。
これを残すのみです

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