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2004/06/22 (火) アンドレ・ワッツ

2004年06月22日 | コンサート 鑑賞記
6時限の臨床心理特講サボってしまった…。本当は全然サボりたくなかったけれども、コンサートのチケットがあったためあえなく出欠を逃しました。
淵野辺にいた頃は昼間にしか授業は無かったのでこういう場合でも間に合ったけど、青山にうつって夜間の授業が本当に増えた。そのためこのような支障がでてくる。別に2部じゃないし、心理の昼間主コースなのに夜に学校で授業うけている。
そんで5限終わって一人でとぼとぼ渋谷まで歩いてったわけだが、周りを見ると沢山の学生が帰る。自分は5限終わりで帰るのが何気に初めてっぽくて、他の学部の人は5限でドバッっと帰ることに気づいた。
今夜はアンドレ・ワッツという黒人の男性ピアニストの公演をサントリーホールに聴きに行った。サントリーホールも何気久し振りで…。
黒人ときくだけで、彼は人の何倍も努力してきたんだなということがうかがえる。それだけ、クラシック界には黒人は多くは見られない…。アンドレ・ワッツは「リスト弾き」として有名な人だが、まさに超絶技巧派という感じに難しい曲でも弾きこなしてた。特に、アメリカ人っぽさが演奏に出てたと思う。弾きながら手のひらを返したり…なんて癖とか、首を盛んに動かして体で弾いてる様を見ると、ピアノでも十人十色だと思わされる。アルゲリッチ、ポリーニ、アシュケナージ…結構色々聴いてきたけど彼は自分の今までの知ってる形になくて、ああこれはアンドレ・ワッツの形なんだなと思った。確かに玄人好みなピアニストかもだけど、巨匠と言われるだけあって低音の力強さは素晴らしかったと思うし、ぜひいつか彼の「愛の夢」とか聴いてみたいと思った。

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