・・4年間という月日・・
止まった時計の針を巻きなおす準備はもうできた。
心の中の針は、動き出したんだ。
深夜、8月6日から8月7日に日付が変わった頃、
車は関越自動車道を越え、猛スピードで東京に向かって走っていた。
そう…当時、キャプテン、副キャプテンだった2人は5年ぶりのグラウンドでの再会を果たし、これからの行く末について語っていた。
今回の合宿で改めて、感じさせられた『世代』という2文字を胸に。
合宿最終日、中等部は関西の名門である啓光学園、神奈川県1位の関東学院を迎えた3つ巴の試合をした。
結果は、厳しい部分はあったが、よくやったなと思う。
特に啓光と関東の試合は、見ごたえがあったかな。
今回、中学にコーチとして飛び入りする形で菅平に帰ってきた。
けれども、現状は自分の予想していたものとは違っていた。
「これでいいのだろうか?」
そんな素朴な疑問が頭の中を駆け巡る。
同じ思いを、今回コーチとしてやって来た同期や後輩、先輩も感じていたのではないだろうか。
「秋に勝てるチームを作る」
「東日本大会で優勝するチームを作る」
掲げた目標と現状との、至ってシンプルな葛藤が生まれ、
逆にそれは自分の考えていたラグビーとの葛藤にもなった。
しかし、今年コアラーズを経て入ってきた中学1年生の可愛い後輩の、
純粋で無垢なラグビーに対する眼差しを見ていると、
当時の自分自身を思い出し、
ラグビーへの思いが膨らんでくるのを確かに感じた
「中学ラグビーへの想いは、やはり自分の中では強いんだ」って。
それは、単純に言えば、
自分達の想像していくラグビーが他のどの学校のラグビーよりも楽しくて、強くて、結果が伴ってきていたからだと思う。
やはり「勝てない」と楽しくない。
大学4年間、自分は故意に時計の針を巻かなかった。
今回少しの間だが、時計の針を巻き直す機会が与えられた。
動機はわからない。
でも、それに便乗してくれた仲間には感謝したい。
またこれから少しずつでも、
この仲間と共にこの秒針を進められたら最高だなと思う。
自分にとっては、
青学ラグビーの絆の大きさを改めて感じさせられた合宿だった。
止まった時計の針を巻きなおす準備はもうできた。
心の中の針は、動き出したんだ。
深夜、8月6日から8月7日に日付が変わった頃、
車は関越自動車道を越え、猛スピードで東京に向かって走っていた。
そう…当時、キャプテン、副キャプテンだった2人は5年ぶりのグラウンドでの再会を果たし、これからの行く末について語っていた。
今回の合宿で改めて、感じさせられた『世代』という2文字を胸に。
合宿最終日、中等部は関西の名門である啓光学園、神奈川県1位の関東学院を迎えた3つ巴の試合をした。
結果は、厳しい部分はあったが、よくやったなと思う。
特に啓光と関東の試合は、見ごたえがあったかな。
今回、中学にコーチとして飛び入りする形で菅平に帰ってきた。
けれども、現状は自分の予想していたものとは違っていた。
「これでいいのだろうか?」
そんな素朴な疑問が頭の中を駆け巡る。
同じ思いを、今回コーチとしてやって来た同期や後輩、先輩も感じていたのではないだろうか。
「秋に勝てるチームを作る」
「東日本大会で優勝するチームを作る」
掲げた目標と現状との、至ってシンプルな葛藤が生まれ、
逆にそれは自分の考えていたラグビーとの葛藤にもなった。
しかし、今年コアラーズを経て入ってきた中学1年生の可愛い後輩の、
純粋で無垢なラグビーに対する眼差しを見ていると、
当時の自分自身を思い出し、
ラグビーへの思いが膨らんでくるのを確かに感じた
「中学ラグビーへの想いは、やはり自分の中では強いんだ」って。
それは、単純に言えば、
自分達の想像していくラグビーが他のどの学校のラグビーよりも楽しくて、強くて、結果が伴ってきていたからだと思う。
やはり「勝てない」と楽しくない。
大学4年間、自分は故意に時計の針を巻かなかった。
今回少しの間だが、時計の針を巻き直す機会が与えられた。
動機はわからない。
でも、それに便乗してくれた仲間には感謝したい。
またこれから少しずつでも、
この仲間と共にこの秒針を進められたら最高だなと思う。
自分にとっては、
青学ラグビーの絆の大きさを改めて感じさせられた合宿だった。