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7月6日 (水) Helen Merrill 「NYのため息」

2005年07月06日 | コンサート 鑑賞記
(綺麗な人だしょ?40年位前のヘレン・メリルです。)

Helen Merrill (ヘレン・メリル)といえばJazz vocal界では知らない人はいない位の女性ヴォーカリスト。

てゆうか、「まだ生きてたの?」っていうくらい。
今年で76歳らしい。
まさに、jazzの生き字引の方。

そんな方がbluenoteに来るんだから、一目見るだけで価値あるでしょう。
巨匠といわれる人が次々に亡くなっていく近年、この人はまだ健在でした。
よかった・・・。

ショーが始まって、いざステージに上がったHelen Merrillは「かわいらしいおばあちゃん」っていう言葉がぴったりな方でした。
でも、曲が始まるやいなや、swingテンポにのりだす。

声もそんなに出てないかもしれない。
でも、往年の歌手としての経験、というかもう体に染みついたもので唄っている感じでした。

歌に迫力は感じないけど、気持がこもってて、シットリとした暖かい歌ばかりだった。
「ベテランの味」ってやつかな??
「年とったら、こう唄えばいいのよ」って教えてるみたいでした。
最後の「YOU'D BE SO NICE TO COME HOME TO」、「WILD IS THE WIND」、「S'WONDERFUL 」あたりは最高でした。
ただ、一つ疑問は「Autumn leaves(枯葉)」を唄ってた点。
秋でもないのに(笑) この時期枯れた葉っぱは日本には無いんだけどww
(たぶんファンサービスかな・・・?)

うん、勉強になった。。

さて、
bluenoteのHPに掲載されていた曲目リストです。。

INTSRU-MENTAL
PEOPLE WILL SAY WE'RE IN LOVE
SUMMER TIME
I'VE GOT IT BAD
AUTUMN LEAVES
LOVER MAN
MY FAVORITE THINGS(→Love me tender に変わってたような…)
SORRY
SOUNDS OF TIME
I LOVE ROCK'N ROLL
GEE BABY AIN'T I GOOD TO YOU
COME RAIN OR COME SHINE
WILD IS THE WIND
BORN TO BE BLUE
YOU'D BE SO NICE TO COME HOME TO
S'WONDERFUL

この盤は、ヘレン・メリルがクリフォード・ブラウン(tr)と録音した盤。
ジャズ界でも名盤中の名盤として知られてるはず。
「帰ってきてくれたら嬉しいわ(YOU'D BE SO NICE TO COME HOME TO)」はへレン・メリルの十八番でしょう。「ヘレン・メリルといえば、この曲」というくらい。


Polygram

・Helen Merrill
「Helen Merrill with Clifford Brown」


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