夏ももう本番ですね
東京の気候も日に日に厳しくなってきました。
「わざわざ外に出て紫外線を浴びるよりも、家の中で冷房にあたってた方が良い!」
…なんて考える人もいるんじゃないかな。
じゃあ、その冷房のお供に。
こんなアツイ時期にピッタリな、ちょっと大人な映画をご紹介
・「ひまわり」です。
ビデオメーカー「ひまわり」 |
1970年につくられた名作。
見たことあるかな。もし、見たこと無かったらオススメします。
この映画、実は僕はつい先日見ました。
ツタヤで借りようとしたらずっと借りられていて…。見たくても見れなかったのです
主演しているのは、ソフィア・ローレンとマルチェロ・マストロヤンニ。
2人ともイタリア映画界の名女優、名俳優といわれています。
最初は「全然単調でつまらない映画…」とか思ってたけど、見てるうちに知らぬ間に引き込まれていました・・・。
まず、ところどころで流れるヘンリー・マンシーニの作曲した「ひまわり」のテーマ曲
これがとても哀愁漂ういい曲です。
この曲聴くだけでも価値がある。
このバックに流れる音楽と、一面に咲くひまわりがこの映画の感動を引き立たせています。
ここから多少、ネタバレするけど、悪しからず。
とにかく、この作品は深い。本当に深い。
さんさんと輝く太陽に向かって、誇らしげに大輪の花を咲かせるひまわり・・・
最愛の夫がロシアの戦地に行くことになり、その妻は、夫の帰りをただひたすら待ち続ける・・・。
そう。 まるで、太陽の光を待つひまわりのように。
それから、何年もの月日が流れ、戦争も終わり、ロシアへ夫を探しに行くとそこには、別の家庭を築いていた夫の姿が・・・。
夫を待ち続ける妻、ジョバンナの姿は涙ぐましいし、特に当時入国の厳しかったソ連でのロケはとても素晴らしい。
(マルチェロ・マストロヤンニ)
渋くて、カッコいい。この人の別の映画も是非見てみたい。
(ソフィア・ローレン)
まず、ソフィア・ローレンってすごい演技派なんだなぁってこの映画見て思いました。
そういえば、2005年の4月に彼女の出演100作品目の映画「微笑みに出会い街角」が公開されましたね。もうそろそろDVDになってる頃かと思います。それも含めて、彼女の他の作品も見てみたい。
2人ともに名コンビで有名だったみたいで、色々な映画に2人で出ているそうですね。これから一つ一つ見ていくつもりです
この時代の映画はアナログで、本当に絵のコントラストが自然な色で目に易しくて綺麗だと思うんだ。
だから、気に入ってます。