よしべや自然博物館

2022年11月の月蝕を契機に電視観望を始めました。
通信販売とSNS頼りに頑張ります。
天文初心者の悪戦苦闘の記録。

電視観望の記録095(や座 M71球状星団)

2023-06-28 05:00:00 | M天体

や座 M71球状星団(NGC6838)

画像① UV IRカットフィルター使用、VGA切り出し

まだまだ悪天候続きます。深夜2時にトイレに起きて、ついでにメダカ部屋から空を見ると、北東にカシオペヤと思われる部分のみ星が見えている。全部は見えていないが綺麗に見えている。どうしよう観望するかと一瞬考えるが、北極星(2等星)と1等星でしかアライメントしたことが無い自分を思い出す。カシオペヤ座には北極星も一等星も無い、残念。(ちなみに、最後尾ヤ?ア?検索するとカシオペヤは星座。カシオペアは列車らしい。)

ということで

4月末に観望したや座のM71球状星団。や座は全天で3番目に小さい星座。トレミーの48星座の1つなので歴史は長いが、有名天体もM71のみ。学者さんレベルでは、他にも興味深い天体は色々ある模様だが、初心者アマチュアにはM71ぐらいの印象を持った。こぎつね座の隣なので、亜鈴星雲観望のついで観望でした。M71は、昔は密な散開星団と考えられていたそうだ。研究が進んで今では疎らな球状星団に位置づけられている。初心者でもいけるんじゃ無いかとの思いで、再度の観望を検討していたが、はくちょう座の観望忙しすぎて今日に至る。

 

画像②アスタップによるプレートソルブ、α,δ grid表示,ディープスカイ・アノテーション

画像③PNG元画像より、2400×1400切り出し

画像④ FITSのアスタップによる各処理。2400x1400切り出し

 

参考資料

1)中西昭雄著「メシエ天体&NGC天体ビジュアルガイド」誠文堂新光社

2)浅田英夫著「エリア別ガイド 星雲星団ウォッチング」地人社館

3)早水 勉著「The Book of The Starry Sky 星空の教科書」技術評論社

4)渡邉耕平著「電視観望 実践ガイドブック Ver 1.1」株式会社サイトロンジャパン

5)Player One Neptune-C Ⅱ | 株式会社サイトロンジャパン

6)Askar 『FMA135』 口径30mmF4.5 EDアポクロマート鏡筒~シュミット

7)Quad BP フィルター III~サイトロンジャパン

8)Sky Watcher AZ-GTiマウント+三脚~シュミット

9)や座~Wikipedia

10)M71球状星団~Wikipedia

 

撮影データ
2023年4月26日
メダカ部屋観測所
や座 M71球状星団
FMA135+Neptune-CⅡ+VirtuosoGTi-GTi+UV IR-CUTフィルター(PlayerOne)
SharpCapPro4.0でライブスタック、Save exactly as seenでpng保存
RGB24、Area2712x1538、Offset=20、Gain=300
Exposure=15s×20frames=300s
ホワイトバランス(AUTO)、ダーク補正(あり)
Astapで、fitsファイルを自動色補正。jpeg保存
Microsoftフォトで、色・明るさ調整、トリミング