yopikoの、たなばた日記

フクロウグッズ・書・風景・植物や日々の出来事など、写真で気ままに綴っています♪

書に親しむ 「小倉百人一首」 七十八番

2012-06-30 09:00:00 | 書(小倉百人一首)



淡路島 かよふ千鳥の 鳴く声に いく夜寝覚めぬ 須磨の関守

歌意 淡路島から通ってくる千鳥の鳴く声のために、
幾夜目をさましたことか、須磨の関守は。

作者: 
源兼昌(みなもとのかねまさ)

12世紀初めの人。源俊輔の子。経歴の詳細は不明。


『金葉集』の詞書に、「関路千鳥といへることを詠める」とある。

冬の夜、荒涼とした須磨の地を通り過ぎる旅人は、
向かいの淡路島から飛び通ってくる千鳥の声を聞き、
昔の関守のわびしい心を思いやる、
その想像は、そのまま旅人の旅愁でもある、というのである。

この時代は千鳥の鳴き声は、もの悲しさを誘うものとされていた。


                                      ※参考 文英堂 「原色小倉百人一首」


              

今日で6月もおしまい。 紫陽花ともお別れです。
あっという間に半年過ぎてしまいました~

暑い夏がやってきます・・・今年も節電しながら乗り切らなくては!

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2 コメント

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Unknown (ムーミンママ)
2012-07-01 07:05:21
好きですね~~
この流れるような文字が何とも言えなくて。。
本当に素晴らしいと思います。部屋に飾って
毎日眺めていたいな
返信する
ムーミンママさんへ (yopiko)
2012-07-01 22:39:10
コメントありがとうございます。
お部屋に飾って毎日眺めたいなんて、
とても嬉しいお言葉です!ありがとうございます 

私は条幅の漢字よりも、半紙の仮名のほうが
性格に合っているように感じます。

100首まであと少し。最後まで頑張ります!
返信する

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