淡路島 かよふ千鳥の 鳴く声に いく夜寝覚めぬ 須磨の関守
歌意: 淡路島から通ってくる千鳥の鳴く声のために、
幾夜目をさましたことか、須磨の関守は。
作者: 源兼昌(みなもとのかねまさ)
12世紀初めの人。源俊輔の子。経歴の詳細は不明。
『金葉集』の詞書に、「関路千鳥といへることを詠める」とある。
冬の夜、荒涼とした須磨の地を通り過ぎる旅人は、
向かいの淡路島から飛び通ってくる千鳥の声を聞き、
昔の関守のわびしい心を思いやる、
その想像は、そのまま旅人の旅愁でもある、というのである。
この時代は千鳥の鳴き声は、もの悲しさを誘うものとされていた。
※参考 文英堂 「原色小倉百人一首」
今日で6月もおしまい。 紫陽花ともお別れです。
あっという間に半年過ぎてしまいました~
暑い夏がやってきます・・・今年も節電しながら乗り切らなくては!
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この流れるような文字が何とも言えなくて。。
本当に素晴らしいと思います。部屋に飾って
毎日眺めていたいな
お部屋に飾って毎日眺めたいなんて、
とても嬉しいお言葉です!ありがとうございます
私は条幅の漢字よりも、半紙の仮名のほうが
性格に合っているように感じます。
100首まであと少し。最後まで頑張ります!