yopikoの、たなばた日記

フクロウグッズ・書・風景・植物や日々の出来事など、写真で気ままに綴っています♪

書に親しむ 「小倉百人一首」 九十六番

2014-01-31 08:46:35 | 書(小倉百人一首)



花さそふ 嵐の庭の 雪ならで ふりゆくものは わが身なりけり


歌意: 花を誘って散らす嵐の吹く庭は、雪のように花が降りくるが、実は雪ではなく、
真に古りゆくものは、この我が身なのだった。 


作者: 入道前太政大臣(にゅうどう さきの だいじょうだいじん)  
1171~1244 藤原公経(きんつね)。
承久の乱の時、鎌倉方に内通し、その後は栄進が著しかった。
97番・定家の義弟


『新勅撰集
』の詞書には、「落花を詠みはべりける」とある。
風に散りゆく桜の花を目の前にして、自らの老いを実感し、それを嘆く心を詠んでいる。

上の句では、雪と見まがうまでに散る、眼前の落花の風景が描かれる。
下の句で、ふりゆく(古りゆく)を境に、きらびやかな情景から自分自身のわびしい老いの
感慨へと転じている。

作者は、承久の乱の後、太政大臣までのぼりつめ、比類無い権勢をふるった人物である。
そうした栄華を極めた人物であるからこそ、容赦なく忍び寄る老いへの嘆きが、
人一倍大きいのであろう。
 


                                    ※参考 文英堂 「原色小倉百人一首」


2014年もあっという間に1ヶ月過ぎました・・・
月日の経つのは早いです。この言葉をもう何回書いたでしょうか・・・


私もだんだんと「老い」を感じる年代になってきました。
でも・・・生老病死は避けては通れないこと。
老いを嘆くのではなく、前向きにプラス思考で、短いと感じる一日一日を精一杯生きていきたいです。

今日はプール。
寒い日は少し膝が痛みますが、水中で体の奥の筋肉をゆっくり動かしてきます。
天気が良いので自転車で行ってきます


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