喜寿から始まる

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選挙人団の投票結果に対するコメントについて

2016年12月21日 | 日記
20日付のブログの記事についてコメントをいただきました。ありがとうございます。
選挙人団による投票結果は次の通りです。

ヒラリー陣営については3人が未遂に終わり、
最終的な造反者は5人です。
ヒラリー陣営は、トランプ側に反乱者が出るはずだと騒いでいたのですが、
皮肉にも、結果は、ヒラリーの方が造反者が多かったというわけです。
しかも、トランプ側はいずれも他の共和党員に対するものですが、
ヒラリーの場合は、造反の5票の内訳は、サンダース1票、コリンズ3票、ネイティブの
活動家1票というものでした。
サンダースに対する1票の造反はなんとか理解できますが、コリンズ元国務長官の3票については、
敢ていえば、ヒラリーの私用サーバー問題についてのコリンズ氏とのやり取りが影響している
かもと推測できる程度です。
が、ハワイの選挙人によるネイティブ活動家に対する1票は全く不可解です。
この人です。
 
なぜか?
もう既にヒラリーでは纏まらないということではないかと私はみています。
ヒラリー本人が頑として居座っており、おそらく民主党にとってはヒラリーは女王のような存在で
誰も鈴をつけられないということなのでしょう。
ヒラリーはまだ未練があるようですが。
今の民主党はヒラリー党です。
8年前にオバマに負けた時からヒラリーの時計の針はストップしたままなのでしょう。
民主党がヒラリーに付き合っている限り、民主党が再生することはあり得ません。
ヒラリーは最終討論会で、大統領になるために長い期間準備をしてきたと胸を張って述べていました。
(本人もメインストリートのメディアも当選確実と予測していた時期です)
しかし、社会は大きく変わっています。
社会の変化にコミットしてきたわけではない。だから、変化の激しい、3州(トランプに負けた)には
遊説のためのストップをしていないのです。

8年前のオバマ、今回のトランプのように、魅力的な外部者が出ることを期待することでしょうか。
「CHANGE」を訴えて、です。8年前はオマバも希望に燃えていたのです。信じられませんが・・
よく言われます。
「現状維持は実質後退だ」と。
現状維持するためにも「常に前進、変化をすること」だと。
人は、社会は、停止することはできません。
倒れないために常に歩み続ける、前に向かって進み続けるしかないということではないでしょうか。

(追加)
ヒラリー党というのは、予備選挙段階でも明らかでしたが、他の候補と競わせるということはなく、
人気の高いサンダースの妨害をするのが、全国大会委員会の仕事だったようです。露骨な妨害です。
サンダースの知名度アップを妨害するため、討論会は最小に抑える。党の管理する有権者情報に
アクセスさせないなどです。
当時民主党全国委員会の副委員長をしていたトゥルシー・ガバード下院議員(ハワイ州)が
抗議して辞任したということがありました。
ガバードさんです。サモワ系です。イラク駐留の経験もあります。
 
委員長もまもなく辞任に追い込まれました。
民主党は国民のためではなく、ヒラリーを大統領にさせることが使命の党になり下がっているのです。
こういうことでは有権者の支持は得られないですよね。
不満がくすぶっており、あるいは爆発寸前かもしれないです。
そういう表れではと思います。