今から８０年ぐらい前の日本は戦争中で、食べるものが足りなくて、おかしなんてめったに食べられませんでした。
みなさんの食べているおかしも、おはなしの中に出てきますよ。
『秘密のスイーツ』
はやしまりこ／作 いくえみ綾／絵 ポプラ社 2010年発行
理沙は平成を生きる女の子。
雪子は昭和を生きる女の子。
二人の友情をつなぐのは、タイムトンネル、ケータイ、それからお菓子。
時代が違っても二人は“今”を生きている。
ひとりでは到底(とうてい）できないことでも、仲間と一緒なら計（はか）り知れない力が出るものです。
『誰（た）がために鐘（かね）をならす』
山本幸久／著 KADOKAWA 2016年発行
来年3月には廃校する諏那高（すなこう）。
3年生の錫之助(すずのすけ）たち4人は自分の担当の音だけを鳴らせばよいとハンドベル部を復活させた。
だが、全員そろわないと練習にならないと気付き、時間を合わせてコツコツ練習した。
そのかいあって、保育園の七夕演奏会では大喝采（だいかっさい）をあびた。
4人は人生に悩みながらも、ベルの音色とともに成長していく。
