【中学生】新しい学校生活

新しい学年で、あなたはどんなことに挑戦しますか？

こんな型破りな挑戦をした物語の主人公がいますよ。

『ザ・ワースト中学生  人生で最悪の日々』

ジェームズ・パターソン／作　クリス・テベッツ／作　たからしげる／訳　ローラ・パーク／絵　ポプラ社　2012年発行

レイフの中学校生活が始まった。

教室に足を踏み入れたとたんから最悪だ。

配られた「校則集」を見て、彼は、ひらめいた。

幸せな学校生活を送るために、「枠にとらわれず」生きることを。

さて、レイフのはちゃめちゃな学校生活とは。

たくさんの絵と、レイフの告白で語られる物語。

「本なんてめんどくせ」っていう人におすすめ！

※ブックリスト「YomoYomo2016」より

【中学生】別れがこんなにつらいなんて

夢を叶えるために街の大学に進学する行人（ゆきと）と地元で就職を決めた満希（みつき）。
ふたりの出会いと別れが、信州の美しい自然とともに描かれています。

『みつきの雪』
眞島めいり／作　講談社　2020年発行

小学5年生の時、山村留学生（さんそんりゅうがくせい）としてやってきた行人（ゆきと）は満希（みつき）のたったひとりのクラスメイトとなった。
でも所詮（しょせん）は「お客さん」、二年したら都会に帰るんでしょ、という満希の予測に反し、行人は村に残り続けた。
同じ時間を過ごし、お互いを知り、そばにいるのが当たり前になったふたり。
明日は高校卒業、これからは別々の道を歩む。

※ブックリスト「YomoYomo2021」より

【中学生】給食で笑顔にしてやろう！

学校の楽しみといえば給食！という人も多いのでは。
給食の奥深さも楽しめるこんな本はいかが？

『給食のおにいさん』
遠藤彩見／著　幻冬舎　2013年発行

輝かしい経歴をもつ凄腕（すごうで）料理人・佐々目（ささめ）は、一年間だけ小学校の給食調理員として働くことになった。
不本意な転職だったが、やがて、腹黒チワワのような栄養士とともに、子どもたちの体と心の飢えを満たすという使命に目覚める。
保健室登校生も、いつも空腹な訳あり少年も、無気力な元・人気子役も「みんな、口開けて待ってろ！」

※ブックリスト「YomoYomo2015」より

【中学生】新天地をめざして

正体不明の病原体が広がる近未来の地球。

希望という名の船にのった彼らには、果たしてどんな未来が待っているのでしょうか。

『「希望」という名の船にのって』

森下一仁／著　きたむらさとし／画　ゴブリン書房　2010 年発行

12歳のヒロシは、「希望」という船で生まれ育ち、まだ地球を見たことがない。

船に暮らしているのは、謎の病原体から逃れ、地球から脱出した人々だった。

ある日、ネズミを世話している水沢博士と出会ったことをきっかけに、船の中を探ったヒロシは思いもよらないものを見てしまう。

失いかけた希望を取り戻す冒険が始まる。

※ブックリスト「YomoYomo2015」より

【中学生】実験が好き！

結晶を自分で作ってみたことはありますか？
鉱物を加熱したり溶かしたりして、いろいろな結晶ができあがります。
鉱物の神秘に触れながら、自分だけの鉱物コレクションを作ってみよう！

『鉱物レシピ　結晶づくりと遊びかた』

さとうかよこ／著　グラフィック社　2015年発行

水晶をはじめ、物語の中では神秘的な力を持つアイテムとして登場することの多い鉱物。
古い校舎の理科室をイメージして作られたこの本の中には、不思議で、つい手に取ってみたくなる鉱物がいっぱい。
見ているだけでも引き込まれそうな鉱物の実験や遊びかたが紹介されています。

※ブックリスト「YomoYomo2017」より