散歩と俳句。ときどき料理と映画。

四月の護国寺骨董市 その6

帰路は不忍通りを西に向かい、目白通りを右折。

〈ハートランド〉は好きなビールなので店では頼んだりもするが、普段発泡酒しか呑まないワタシには高い。

大村庵はどこにでもある蕎麦屋。とくに美味いということもない。あまり印象に残らない蕎麦である

途中蕎麦屋でビール〈ハートランド〉と例の〈板わさ〉。
仕上げの〈もり〉は二段重ね。

目白通りから鬼子母神参道に入り、久しぶりに鬼子母神へ。
大昔、この近くに仕事場があったころはよく散歩に来ていた。30代後半のころ。

けやきの並木がきれいな通り。この季節は若葉がきらきら光る

境内の江戸時代から続く駄菓子屋〈上川口屋〉も元気に営業中。

明治通りに出て古書店〈往来座〉の前でバスを待つ。
この正面が昔の仕事場があったビル。4階だったか。
もう古書店には入らない。入るとなぜだか気持ち悪くなる。

ここにはけっこう本を売った(笑。

〈往来座〉のショーケースに石原吉郎の『サンチョパンサの帰郷』と
吉岡実の『僧侶』が飾ってある。

どちらも好きな詩人だけど、誰がこんな高い本を買うのだろう。
まあ、ン百円とは言えゴミのような古物を嬉しそうに買うワタシが、
エラそうに言うことではない。
バスを乗り継いで帰宅。シルバーパスのおかげで交通費はかからなかった。
歩行距離約8キロ。たいした数字ではない。

〈この項終わり〉

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