2016年2月24日
ネパール小型機が山中に墜落、23人死亡
ネパールで24日、地元航空会社タラ・エアが運航する中部ポカラ発北部ジョムソン行き小型航空機が、山中に墜落した。
同社などによると、中国人ら外国人2人とネパール人18人の乗客計20人と操縦士ら乗組員3人が搭乗しており、警察が全員の死亡を確認した。
ネパール山間部では悪天候や機体不良などによる航空事故が多い。
2013年5月に小型機がジョムソン空港で着陸に失敗して複数の邦人観光客が負傷。
12年には小型機がジョムソン付近の山岳地帯で墜落し、インド人ら15人が死亡している。
朝日新聞社
ネパール:西部の山中で行方不明機発見 生存者なし
ネパール西部の山中で24日、地元航空会社タラ・エアのプロペラ旅客機(乗客乗員23人)が墜落しているのが見つかった。
地元警察によると、生存者はいないという。
地元警察は悪天候で墜落した可能性があるとみて原因を調べている。
地元警察などによると、同機は同日午前7時50分ごろ、西部ポカラを離陸。
約70キロ北西にあるジョムソンに向かっていたが、離陸から約10分後に消息を絶った。
在ネパール日本大使館などによると、乗客はネパール人のほか中国人1人とクウェート人1人で、日本人はいないという。
ジョムソンはアンナプルナ連峰のトレッキング観光の入り口として知られている。
毎日新聞社
ヒマラヤで小型旅客機墜落=乗客乗員23人全員死亡―ネパール
ネパール中部で24日、乗客乗員23人が乗った航空会社タラ・エアの小型旅客機がヒマラヤの山岳地帯で消息を絶ち、数時間後に墜落しているのが発見された。
ネパール政府によると、機体は大破しており、23人全員の死亡が確認された。
タラ・エアによると、旅客機は中部の観光地ポカラから北部ジョムソンに向かう予定だった。
飛行予定時間はわずか20分ほどだったが、離陸から8分後に連絡が途絶えた。
同機の残骸はポカラの南方約100キロの地点で発見された。
同社は「出発地も目的地も天候は良好だった」と説明。
乗客20人の国籍は、中国人とクウェート人が1人ずつ、18人がネパール人とみられ、日本人乗客はいなかった。
時事通信社