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インドネシアの航空ショーで戦闘機が墜落し2人死亡

2015-12-31 14:46:11 | 墜落事故の記事(コピー)

2015年12月20日


インドネシアのジョクジャカルタで20日に開かれた航空ショーで韓国製高等練習機T50が墜落し、操縦士2人が死亡した事故を受け、同機を製造した韓国航空宇宙産業(KAI)は21日、インドネシア政府の要請があれば事故原因調査などの現地活動を行うと明らかにした。

KAI関係者は「インドネシア政府が事故機のブラックボックスを分析し、操縦士のミス、機体の整備不良など、多角的な方向から事故原因を調査している」と説明。その上で、「要請がなければKAIが直接調査することはできない」とした。

同関係者によると、要請があった場合、すぐに着手できるよう20日に関係者を現地に送ったという。

KAIは2013年からインドネシアに改良したT50を16機納入した。

インドネシアは8機を曲芸飛行用として使用し、このうち1機が墜落した。

韓国空軍は現在運用中の48機のT50に対する点検を開始した。

国防部の金珉ソク(キム・ミンソク)報道官は事故について、死亡した操縦士2人に対して深い哀悼の意を表わすとした上で、「インドネシア当局からKAIに要請があれば直ちに支援するように準備している」と説明した。
ソウル聯合ニュース



韓国製超音速機、相次ぎ墜落 今度はインドネシアの航空ショー「パイロットは経験豊か」

インドネシアのジャワ島中部ジョグジャカルタで20日、航空ショーで曲技飛行をしていた同国空軍の超音速機が墜落し、パイロット2人が死亡した。

ジョコ大統領は空軍に原因の究明を命令した。

現地メディアは、飛行中に制御を失い、きりもみ状態になって空軍基地近くの森に落ちる墜落機の映像を放送した。

政府幹部は「パイロットは経験豊かだった」としている。

機体は韓国の航空機メーカー「韓国航空宇宙産業」(KAI)製造の超音速練習機T50系列。インドネシア空軍は同時に購入した同型機15機を再点検する。

報道によると、T50系列の墜落事故は3回目で、前の2件は2012年と13年に韓国で発生し、パイロット計3人が死亡している。

KAIは11年以降、T50系列計56機を、FA50戦闘機として調達を開始したフィリピンを含め、インドネシア、タイ、イラクの計4カ国に輸出している。
産経新聞
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