米軍三沢基地のジェイコブス タイラー アンドリュー容疑者（１９）が飲酒運転の事故で死亡

2024年7月31日


19歳の米空軍兵からアルコール検出 青森・三沢市死傷事故 死亡の2人を公表


青森県三沢市で14日、乗用車が小屋に突っ込み、3人が死傷した事故の続報です。

警察は31日、亡くなった2人の身元を公表しました。

運転していたのはアメリカ軍三沢基地所属の19歳の空軍兵で、遺体からはアルコールが検出されたということです。

14日午前4時すぎ、三沢市栄町で乗用車が道路脇の小屋に突っ込み、2人が亡くなり1人が重傷を負った事故。

車の中と外から2人の遺体が見つかり、警察は31日、身元を公表しました。

亡くなったのは、車を運転していたアメリカ軍三沢基地所属の空軍兵、ジェイコブス タイラー アンドリューさん（19）と助手席に乗っていた六ケ所村尾駮の会社員、今浪幹生さん（26）です。

運転していた19歳のタイラーさんから、基準値を上回るアルコールが検出されたことも警察への取材で新たに分かりました。

警察は、大けがをして現在入院している六ケ所村尾駮の会社員、尾上勇太さん（20）の回復を待って、当時の状況など調べを進めると共に、危険運転致死傷の疑いも視野に捜査を続け、容疑が固まり次第、19歳の空軍兵を容疑者死亡のまま書類送検する方針です。

三沢市の小桧山吉紀市長は、「飲酒運転をしないというルールは、皆が守るべきであり誠に遺憾。このような悲惨な事故が二度と起こらないよう、米軍人及び基地関係者に対し教育の徹底をしていただくよう強く申し上げます」とコメントしています。
青森朝日放送