2014年12月9日
米首都ワシントン近郊のメリーランド州モンゴメリー郡ゲイザースバーグで8日午前(日本時間9日未明)、小型ジェット機が住宅地にある木造2階建ての民家に墜落し、搭乗していた企業幹部ら3人と民家にいた乳幼児2人を含む母子3人の計6人が死亡した。機体は炎上し、近隣の住宅も類焼した。同郡の消防当局が明らかにした。
事故調査に当たっている米運輸安全委員会(NTSB)によると、墜落したのはブラジル・エンブラエル社製の小型ジェット機「フェノム100」。事故現場近くにある小型機専用の飛行場に着陸しようとしていたところだった。
墜落機にはノースカロライナ州の薬事企業経営者らが乗っていた。同郡にはワシントンに駐在する邦人多数が住んでいるが、この事故での被害はなかった。