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明日、やろうかな・・・

思い立ったが吉日というが、ちょっと始めては、すぐ他の事に興味をもってしまう。
そんな日々のメモ帳。

不幸の価値

2022-09-18 | 戯言
人が『生』まれて『死』ぬまで

必ず不幸な出来事に遭遇する


『生』『老』『病』『死』


生きる事自体、辛い事で

さらに、老いてその辛さは増すばかり

時に、病気などを患い

最後は一人で死ぬ


人が生まれた事自体、『不幸』の塊ではないのか?


では、


『不幸』が一切なかったら『幸せ』なのだろうか?

生きているのに一切の痛みを感じず

老いる事も無く無限の命があり

病気などを患う事も無い

当然、『死』など訪れない


一見、不自由のないように見えるが

そこに、生きている意味はあるのだろうか?


痛みを感じないという事は

自らの物理的な痛覚と共に

心が苦しくなる事もないという事


つまり、


人が苦しもうが、

痛がろうが

全く我関せずになる事


病気をしないという事は

病気を患った人の痛みが分からない事


『死』が訪れないのは

ゴールの無い旅を

永遠に一人でする事


人は必ず『死ぬ』


『死』があるからこそ、

そのゴールに向かって、生きているのだ


痛みがあるからこそ、

痛みが無い幸せを感じるのだ


病気をするからこそ

その病と闘う努力をするのだ


老いるからこそ

若さの尊さを感じるのだ


『幸せ』と『不幸』は表裏一体


人は『不幸』を感じるからこそ

『幸せ』を感じる事が出来る

『慣れ』は万能薬

2020-08-12 | 戯言
人は慣れる事によって

楽しみが倍増したり

逆に減退したり

辛さや

幸せも同様


どんなに激痛でも

痛い事は痛いが


やはり


長期に渡ると慣れてくる

初期の激痛状態では

考えられなかった

周りや

自分の状況が見えてきたりする


慣れる事を極端に嫌がる人もいるが

『慣れを』有効活用すれば

きっと『万能薬』になりうるだろう

人はなぜ『嘘』をつくのか?

2020-08-07 | 戯言
人が嘘をつくとき


『他人を騙してやろう』とか

『他人を傷つけてやろう』とか

『自分をより良く見せよう』とか


色々、理由があるが


どうしようもない嘘をつく人もいる


ほんの些細な嘘

何か壊してしまった時


明らかに自分のミスであったとしても

不可抗力があったと言い張る


それが、自分の物で

誰に迷惑が掛かる訳でもないのに


人の気を引きたいのかもしれないが

自分のミスを認めたくない為に

自分自身を騙す嘘なんだろう


自分自身を騙す事で

嘘は真実に塗り替わり

自分でも嘘か真実か分からなくなってしまう


ある意味、『完璧主義』であるが故の行動であるが

嘘で隠したところで

完璧では無くなる


どの道、人は間違いをするのだから

ミスを認めて

自分を騙さないでいる事が

『完璧に近づく』近道かもしれない

曲がった正義感

2019-11-20 | 戯言
人は

誰かに、何か施す事で幸福を感じる事がある


それは


自分が良い事をしていると信じて行っているものだ


しかし


それが、本当に正しい事か?間違っているのか?



ボランティアをする事で

自分は、こんなに人の役に立っていると思ったり



子供の行事や送迎をする事で

親として、『子供の為』にしてあげていると思ったり



後輩への教育をする事で

家族の世話をする事で


など


一見、良い事をしている様に思える事だが


相手からすれば


余計なお世話であり

勝手な事をされている事であり

実は放っておいて欲しかったり


相手に『してあげている』事が

自分にとってだけの『幸せ』であったりする



確かに、感謝を覚える人もいるだろう


ただ


感謝はするものであり

感謝されるものではない



人がどう思うのかは

その人の自由なのだ



人助けをした所で

それが必ずしも全員の幸せには繋がらない



『情けは人の為ならず』



人に何かを施すのは


自分がしたいから行うのであり


人の為に行う事ではない


人の統率と管理

2018-06-30 | 戯言
自分は自由が好きだ。

普通の人ならば、そう思うはず。



しかし、



実際のところ

何らかの枠の中での自由でしかない。



逆に言えば

『自由』とは『制約』があっての自由なのだ。



『制約』が無ければ『自由』を感じる事は出来ないだろう。



人をコントロールする場合、

その『自由』を与える事で満足させる。



つまりは、ある程度の『制約』が必要になる。

日常の制約と言えば、

『小遣い』とか

『給料』とか

『自分の敷地』とか

法律やルールなんかもそうだろう。



人々を一致団結させる場合、

大きく二つに分かれる


一つは

『敵』を共有する事、つまり『共通の敵』


もう一つは

人を卑下する事、階級とか上下関係とか。


よく言われる『恐怖』は、

最初こそ効果があるが、長続きしない。

慣れてしまったり、抵抗が発生するからだ。


さて、

『共通の敵』にも、『階級』にも欠点がある

どちらも居なくなってしまうと効力を失う。


だから、


常に『共通の敵』を作り、

『最下層の人間』を作っていかなければならない。


これは人間の性であり、

完全な平等が成り立たない根底でもある。


人をまとめる事が出来る人間は、

必ずしも良い人ではないという事だろう。