隔世遺伝

「私の顔って、エラが張ってるぅ～。」

お年頃の長女１８歳は、気にしているようです。

まあ、言われてみればそうですけど、
気にするほどじゃなく全然可愛い。（日本語間違ってる？）

その輪郭は、僕の母（彼女の祖母）からの隔世遺伝でありまして、
顔だけでなく、穏やかで誰からも好かれるところも、ホントによく似ています。

「お婆ちゃんは、自分はモテたと鼻の穴膨らませて言ってたし、
あなたもきっとそうだよ。心配ご無用。」


しかし、娘は納得したようなしないような顔をしているので・・・・・。


「パパを見たまえ！」
「この面長とテカテカ頭は、パパのお爺ちゃん（娘の曾爺さん）の晩年に瓜二つだ！」
「地獄の隔世遺伝！どうだ参ったか！」

「あははは」
そりゃ不幸だ。それより格段良いとばかりに、
外野の奥さんだけが喜んでしまいました。

「でもね、曾お爺ちゃんは昔はモテたらしいんだよ。それが救い。」
「そうそう、昔ママはパパのこと好き過ぎて｛幸せにする｝ってパパに言って結婚したんだよ。」
と、いらない情報を流しておきました。
（ホントにそうだったのになぁ～おかしいなぁ～）