心穏やか委員会

笑い飛ばせば気分は上々。

びっくりしたなも~

2016年10月12日 | 日記
先日のお祭りの朝。
外はどしゃ降り、但し午後から晴れの予報との事で、
僕らたこ焼き屋さんは、テント張って待機していました。

すると一人のお婆さんが近寄ってきて
「今ね、踏切の前に傘もささずに立ちすくんでいる女の子が居るの。
警察に言った方がいいかしら。」

「えっ?」
その場所から、100メ-トルほど離れた踏切の方に目をやると、
髪の毛の長い女性が、ずぶ濡れで立っているのが見えます。

「え-っ!マジかよ~、勘弁してくれってぇ~」

同じ年頃の娘をもつ僕は、そう言いながら彼女のもとに向かいました。

「ねぇ?大丈夫?傘も差さずに風邪引いちゃうよ?」

それにこのスチュエ-ションはヤバイって、とは言ったらヤバイので言わず。
彼氏にでもフラれたのかな?ってものヤバイので言わず、
ひたすら、風邪引くよ傘さしなと繰り返しました。

しかし、こちらを見るものの反応無し。

そうこうしているうちに、我が会の長老がやって来て
「彼氏に振られちゃったかな?」
いや、それ当たってたらヤバイって。

でも、長老は彼女のもっていた傘を差して手渡し、
何とか家に帰るよう説得したのでした。

「大丈夫です。飛び込んだりしません。」とやっと彼女は言ってくれました。

さすが、長老。ヘタに70年近くも生きていない。

その子は、普通の高校生って感じのかわいい子なのに、何があったんでしょうね。

「人生、辛いこともあらあな。まっ、頑張ろうぜ。」
僕は心の中で思い、彼女の側を離れました。


長老曰く、「ありゃ大丈夫だよ」
コメント (2)
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