斬剣次郎の鉄道・バス斬り

 拙者、斬剣次郎である。たった今から、鉄道・バスを斬る

かがやき509号 乗車記

2015年04月04日 23時09分17秒 | 鉄道
 3月14日に北陸新幹線が開業し、東京から金沢へ新幹線で乗り換えなしで結ばれるようになりました。そこで、
 かがやき509号
 に乗車し、早速初乗車してきましたのでレポートします。



 かがやき
 は北陸新幹線の3つある列車愛称の中で最上位に位置づけされているもので、速達タイプとなります。東京直通ははくたかが基本になりますが、朝夕を中心に更に速達タイプのかがやきが設定されており、九州新幹線のみずほと同じ位置づけとなります。かがやきは10往復が設定されているのですが、今回乗車したかがやき509号は下りの最速列車で、上野を通過し、東京→金沢を2時間28分で結んでいます。東京発は10時32分です。尚、かがやきは全車指定席となっています。



 充当されたのは
 W7系
 のW1編成でした。E7系は既にあさまで乗車済ですが、W7系は今回が初めてです。W7系はE7系のJR西日本版ですが、基本的にE7系と変わりありません。


 10時32分定刻に
 東京
 を出発します。運行開始間もないこともあり、ホームはたくさんの家族連れでにぎわっており、更に撮影者も多数おられました。しかし、逆に車内はそんなに混んでおらず、ややガラガラな感じでした。


 東京から約5分後、
 上野
 を通過しました。上野を通過するのは速達タイプのみに与えられた特権ですが、東北・上越・北陸新幹線が東京発着になってから北のターミナルとしての位置づけが上野から東京に移った感じですね・・・。


 そして、10時55分に
 大宮
 に到着しました。ここから上越新幹線に入りますが、列車は長野までノンストップとなります。



 大宮からノンストップで駆け抜けて11時52分に
 長野
 に到着しました。ここで乗務員交代を兼ねて2分間停車します。北陸新幹線は上越妙高からJR西日本になりますが、かがやきは上越妙高を通過するので、長野で行うわけです。東北・上越新幹線は全てJR東日本のため、会社の違う乗務員の交代は見られませんでしたが、北陸新幹線開業で発生するようになりました。とはいえ、長野でJR西日本の社員を見かけるなんて違和感あります・・・。


 長野を出てしばらく走ると、長野新幹線車両センターが見えました。長野新幹線車両センターまでは1997年に使用を開始していましたが、ここからは新規に使用開始した区間となります。更に今回の開業によって長野新幹線車両センターを車窓から眺められるようになりました。


 長野を出てしばらく走ると、雪がちらほら見えるようになりました。この辺りは豪雪地帯なので、雪がまだ残っているようですね・・・。



 12時3分に新規開業区間で最初に来る駅である
 飯山
 を通過しました。飯山を通過するとすぐに飯山トンネルに入ります。このトンネルは北陸新幹線で一番長く、22kmあります。なので、しばらくは闇の中を走ることになります。



 飯山トンネルを出て、12時10分に
 上越妙高
 を通過しました。ここからJR西日本の区間に入ります。



 12時19分に
 糸魚川
 を通過しました。


 糸魚川を通過してすぐに日本海が見えてきました。北陸新幹線の開業によって新幹線の車窓から日本海を眺められるようになってきました。これまでは太平洋ばかりでしたが、日本海を眺められるようになってきたということは新幹線網が広がったという証拠ですね・・・。


 そして、日本海から吹いてくる強風対策のために住宅の側に大きな木が立つという富山の独特の風景も新幹線の車窓の仲間入りしました。在来線からは何となく見てきたのですが、新幹線からやと違和感ありますね・・・。あと、立山連峰も見えるようになってきました。



 12時29分に
 黒部宇奈月温泉
 を通過しました。


 黒部宇奈月温泉を通過すいると、富山近郊を走行し、富山の市街地の中に入ってゆきます。その時、富山地方鉄道の稲荷山車庫が見えてきました。



 12時40分に
 富山
 に到着しました。東京を出て2時間8分で富山に到着した形になります。富山は2面4線のホームを持っているのですが、ホーム上には多数の撮影者でにぎわっていました。1分間停車ののちに出発します。


 富山を出発するとすぐに神通川を渡ります。在来線でも同じように川を渡っていましたが、新幹線で渡るなんて新鮮ですね・・・。



 12時48分に
 新高岡
 を通過しました。金沢まであと少しです。



 石川県に入り、金沢市内に入って、徐々にスピードを落とし、定刻の13時に
 金沢
 に到着しました。東京を出て2時間28分で金沢に到着した形となります。ほんまにあっという間ですね・・・。



 金沢のホームです。2面4線ですが、列車ごとにホームを使い分けています。初めて金沢駅の新幹線ホームに降り立ってみて、何か少し狭いような気がしたものです・・・。でも、本当に金沢に来たんだという気分でした。そして、駅標の下に時刻表が掲示されていますが、全線時刻表のみならず、列車ごとに停車駅案内なども掲げられていました。
 改札口では多数の人でにぎわっており、新幹線効果が少しずつ出てきた感じですね・・・。

 以上です。


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2 コメント

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只今高岡に潜伏?中 (ももいわそう)
2015-04-14 04:15:56
北陸新幹線は帰りに乗ります、今回はしらさぎ号で金沢に来て改札口を出たら「北陸新幹線が春を連れてやってきた」や「北陸新幹線金沢開業大歓迎」の如くもの凄さのオーラを感じとりました。日曜日に降り立ったこともあるのでしょう。開業フィーバーが続いていることを改めて実感しました。
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Unknown (斬剣次郎)
2015-04-14 23:17:09
 ももいわそう様
 コメントありがとうございます。

 確かに開業フィーバー凄かったですね。垂れ幕の文言から金沢での盛り上がりを感じさせました。ホームでの撮影者も結構いて、ビックリしました・・・。
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