斬剣次郎の鉄道・バス斬り

 拙者、斬剣次郎である。たった今から、鉄道・バスを斬る

キハ261系鋼体輸送

2015年06月17日 21時44分58秒 | 鉄道
 6月7日に川崎重工より
 キハ261系
 の鋼体輸送が行われました。これは川崎重工で鋼体の製造を行い、新潟トランシスへ輸送し、ここで艤装などを行ったうえでJR北海道へ持っていくという流れです。今回輸送されたキハ261系は先頭車2両を含む8両です。


 今回輸送された車両たちです。8両編成で、うち2両は先頭車です。先頭車は北海道方に先頭部を向かい合わせる形で連結されていました。おそらく、パンタ汚れなどから守るためでしょう・・・。
 今回輸送された編成は
  キロ261-1107
  キハ261-1207
  キハ260-1207
  キハ260-1322
  キハ260-1321
  キハ260-1320
  キハ260-1319
  キハ260-1107
 です。




 こちらは
 キロ261-1107
 です。キハ261系1000番台のグリーン車で、全室グリーン車となります。客室は紙のようなもので塞がれて中が見えないようになっていました。そして、車端部には板で塞がれていました。1107という事は第7編成ですね・・・。



 こちらは
 キハ261-1207
 です。札幌方先頭車となる車両です。




 先頭車同士は連結された状態で輸送されています。キハ261系は貫通型ですが、扉は装着していないようで、板で塞がれているような状態でした。そして、クッションのために木材も・・・。艤装が行われていない状態なので、前面灯は無く、ビニールで塞がれていました。



 こちらは
 キハ260-1207
 です。中間車で、キハ261系1000番台の中で定員が最い車両です。



 こちらは
 キハ260-1321
 です。中間車で、キハ261系1000番台の中で定員が最い車両です。この車両は増結車という位置づけで、今回の輸送でも数両が連結されていました。




 今回は鋼体輸送なので、完全に艤装されていない状態となっています。そのため、各所で未艤装状態を見る事が出来ました。側面行先表示器、ランプ、床下など色々・・・。床下はエンジンなど主な機器は全てなく、台車も仮台車でした。これらは新潟トランシスで取り付ける事になるでしょうね・・・。

 以上です。


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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
“メーカーの限界”を見る――と言いますか。 (Masaya)
2015-06-18 07:44:10
お久しぶりです。

さて、今回の構体輸送――“メーカーの長所と限界”を見る――そんな感じがします。

川崎重工は気動車を製造していないし、新潟トランシスはステンレス車の実績はあっても、“特急形”では余所との協業が多いし。

何れにせよ、こんごが楽しみですね。

それでは、またです。
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Unknown (斬剣次郎)
2015-06-19 00:38:58
 Masaya様
 コメントありがとうございます。

 確かに各メーカーの限界が見えてきますね・・・。近畿車輛なら出来そうな感じですが、JR北海道とは取引がありませんからね・・・。
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Unknown (わかひろ)
2015-06-21 12:53:56
この車両は北海道へ到着の車両でしょうか?

それとも川崎重工から新潟トランシスの到着車両でしょうか?
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Unknown (斬剣次郎)
2015-06-22 23:36:48
 わかひろ様
 コメントありがとうございます。

 後者ですね。新潟トランシスで艤装して改めて甲種輸送でJR北海道へ運びます。
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Unknown (わかひろ)
2015-06-23 13:30:11
この前、中間車でいうとキハ261完成車両が1315まで札幌運転所に到着し試運転を行ったというのを他のブログにて見ました

ということは1316~1318もトランシスにいるのかもしれませんね
キハ285が中止になったためまだまだ続番が出るかと思いますが個人的には1333までいってほしいです
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Unknown (斬剣次郎)
2015-06-25 22:58:37
 わかひろ様
 コメントありがとうございます。

 確か、4月か5月だったと思いますが、同じような鋼体輸送が行われたようで、1316~1318はトランシスで艤装中でしょうね・・・。
 キハ261系はキハ183系の取替用として増備を続けるの事なので、1333まで行く可能性が高いと思います。
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