映画日記-「神風」(85/1132)

映画日記-「神風」（原題"KAMIKAZE", 1986年）を観ました。

研究者のアルベールは、事業縮小を理由にヴァカンスシーズンに会社を解雇されてしまう。
甥夫婦と同居する彼は、ヴァカンスに出かけた後に残され、テレビ漬けの日々を過ごすが、テレビのアナウンサーの所作に腹を立てるようになる。
以前の研究から発明を思いついた彼は、テレビを通じてスタジオへ超音波を発し、生放送の出演者を殺害できる装置を製作してしまう。

リュック・ベンソンの初期の製作作品で、スタジオの生放送出演者を殺せる装置を発明したマッド・サイエンティストの物語です。
右往左往する政府に、敏腕警視が真犯人追及に当たります。
発明自体は途方も無いものですが、警視の不屈の精神が印象的でした。

しかし、表題の神風と映画は何の関係もありません。いちおう、アルベールと警視の最後の対決の際、アルベールは「神風」と書かれたジャンパーを着るのですが。
あまり変な意味で神風を使わないでほしいのですが、西洋からするとそういう印象なのでしょうか。