2008年7本目、映画日記108本目
映画「墨攻, 英題"A battle of wits"2006年)」を観ました。日本の歴史小説とコミックが原作。
中国の春秋戦国の時代、各国が群雄割拠していた頃、強国の趙に攻め込まれ風前の灯だった梁は当時の思想家の一つ、墨家に助けを求める。そこにやってきたのはたった一人の墨家、革離だった。
梁は革離の指揮のもとで、生き残りの道に賭ける。
映画のキーワードの「戦わずして守ること」はちょっとオーバーですが、平和主義を説いた墨家は出来る限り戦わないことを目指しています。ともすると「勝利」を目指しがちな戦いにおいて、勝敗いずれにしても犠牲者の出る決着に対し、「それが本当の勝利なのか」を問います。
一方で、梁王を始め将軍達や民衆達もがともすると目の前の恐怖や栄光に惑わされて目標を見失ってしまいがちな中で、一人のプロフェッショナルとして依頼された任務を着実にこなし、自分の思想には忠実で絶対に曲げず軸足がぶれない革離。この姿勢は現代社会にも通じますね。その革離を演じたのはアンディ・ラウ。格好よかったなあ。
私もこんなプロフェッショナルでありたいと思っています。
映画「墨攻, 英題"A battle of wits"2006年)」を観ました。日本の歴史小説とコミックが原作。
中国の春秋戦国の時代、各国が群雄割拠していた頃、強国の趙に攻め込まれ風前の灯だった梁は当時の思想家の一つ、墨家に助けを求める。そこにやってきたのはたった一人の墨家、革離だった。
梁は革離の指揮のもとで、生き残りの道に賭ける。
映画のキーワードの「戦わずして守ること」はちょっとオーバーですが、平和主義を説いた墨家は出来る限り戦わないことを目指しています。ともすると「勝利」を目指しがちな戦いにおいて、勝敗いずれにしても犠牲者の出る決着に対し、「それが本当の勝利なのか」を問います。
一方で、梁王を始め将軍達や民衆達もがともすると目の前の恐怖や栄光に惑わされて目標を見失ってしまいがちな中で、一人のプロフェッショナルとして依頼された任務を着実にこなし、自分の思想には忠実で絶対に曲げず軸足がぶれない革離。この姿勢は現代社会にも通じますね。その革離を演じたのはアンディ・ラウ。格好よかったなあ。
私もこんなプロフェッショナルでありたいと思っています。
是非読んでみたいんですが、なかなか漫喫にいかないんですよね。