映画日記-恋はデジャ・ブ(45/80)

2007年45本目、映画日記80本目

「恋はデジャ・ブ（原題"Groundhog Day"）, 1993年」を観ました。

この映画は昔観たことがあって、WOWOWでたまたまやっていたので、映画日記を書くために改めて観たもの。

ビル・マーレイ演じる気象予報士は、テレビでは売れっ子だが我侭で鼻につく性格。
ひょんなことで地方の小さな町に足止めされた彼は、翌朝起きてみると再び同じ1日が繰り返されていることに気づく。

ヒューマンドラマです。

最初は非常に嫌な奴だった彼の最初の反応は自己中心的で、同じ1日が繰り返されることで投げやりになり、犯罪を犯し、やりたい放題。
そのうちに、どうやっても抜けられない1日の繰り返しに自暴自棄になって自殺も企てるが、やはり同じ1日の繰り返し。
ある意味、無間地獄に陥った彼は、そのうちに同じ1日の繰り返しの記憶を利用して、人助けをするようになり、徐々に性格が変わっていきます。

無間地獄から抜けられない映画としては、リメイクした方のタイムマシンがあります。死んだ恋人を過去に戻って救うためにタイムマシンを発明したが、一つの危機から恋人を救っても、どうしても別の事故で恋人が死んでしまうのを避けられない、というストーリーでした。
バタフライ・エフェクトも変えようと思っているうちにどんどんどつぼにはまっていくストーリーでした。

こちらは、あまり有名な映画ではありませんでしたが、心温まる作品です。
ビル・マーレーはゴーストバスダーズなどで知られます。一緒にゴーストバスターズを演じたハロルド・ラミスがこの映画の監督。