映画日記-私をスキーに連れてって(21/33)

2006年21本目、映画日記33本目

映画「私をスキーに連れてって, 1987年）」を観ました。

何年か前にDVDを買ってあって、以来、シーズンが近づくこの時期になると毎年観てます。
バブル絶頂の軽いノリの映画ながら、一大スキーブームを巻き起こしました。
おかげでスキー場へ向かう道路は大渋滞、宿を取るのも大変でした。今のように四駆も普及していない時代だし、車中泊できるような車もなかったので、当時お金のなかった僕には辛かった。
でも、この映画のスキーのスタイルはあこがれでした。スキー場のロッジを借りて仲間内で楽しみ、無線で連絡を取り合いながらスキー場を縦横無尽に駆け巡る。
というわけで、社会人になってから四駆を買い、無線の免許を取ったりしてました。
気づいてみると、毎週金曜日にはそわそわと仕事を切り上げてスキーに向かう生活。今やこの映画を地で行ってるなあ。こんなお洒落にはやってませんが。

あこがれだった無線機は携帯電話が普及し（ちなみに山スキーでは無線を今でも使ってます）、防水カメラも当たり前になりましたね。
サロットとかいう怪しい？統一コーディネートブランドも、ただのビンディングメーカーだったサロモンが板を発売したことで当時話題になったことが背景でしょうか。そういえば僕の板もビンディングもブーツもサロモンです。

志賀－万座ルートはツアースキーの代名詞のようになりましたね。ちなみに、バックカントリーの愛好家の間では、あまり面白くないコースなんだそうで、僕も未だに行ってません。

当時を思い出して笑いながら、今の充実したインフラのもとでスキーを楽しめることを感謝する映画でもあるのでした。
今の時代でリメイクしたら結構面白いのにな。

白馬には今日、雪が降ったそうで、主人公のように僕もスタッドレスに履き替えました。映画のように、出かける前にタイヤ交換するのも雰囲気があるかもしれないけど、行くときはサクっと行きたいんで。