映画日記-「漂流教室」(1987年)を観ました。
神戸インターナショナルスクールに通う高松翔(林泰文)は、ささいなことで母(三田佳子)とケンカし、そのまま家を出て学校に行ってしまう。
しかしその後学校は謎の天変地異に見舞われ、行方不明となってしまう。
楳図かずおの有名なマンガを原作とした大林作品映画ですが、原作とかなり違うようです。
タイムスリップした直後の学校では、「地震で神戸全滅」みたいなセリフがあって、何とも複雑な気持ちです。
その後、外部に電話を掛けようとしてみんな家に掛けようとしますが、普通こんな異常事態があったら110番しようとかしませんかね。
また、学校が消えた現代で、早速学者が「タイムスリップ」とか言い出すんですが、いきなり学校に大穴が開いて「タイムスリップ」はないんじゃないですかね。
途中の登場人物の意味不明な幾つかの行動もよく分からん。
当時の限界だとは思うものの、チャチな特撮も困ったものです。
原作の悲壮な感じに比べて本作はだいぶ牧歌的な感じで、それもまた違和感があります。
ここまで原作と違うと、別作だと思うのですが。
今も昔も、優れた原作がある場合の実写というのは、よほど気を付けなければなりません。
神戸インターナショナルスクールに通う高松翔(林泰文)は、ささいなことで母(三田佳子)とケンカし、そのまま家を出て学校に行ってしまう。
しかしその後学校は謎の天変地異に見舞われ、行方不明となってしまう。
楳図かずおの有名なマンガを原作とした大林作品映画ですが、原作とかなり違うようです。
タイムスリップした直後の学校では、「地震で神戸全滅」みたいなセリフがあって、何とも複雑な気持ちです。
その後、外部に電話を掛けようとしてみんな家に掛けようとしますが、普通こんな異常事態があったら110番しようとかしませんかね。
また、学校が消えた現代で、早速学者が「タイムスリップ」とか言い出すんですが、いきなり学校に大穴が開いて「タイムスリップ」はないんじゃないですかね。
途中の登場人物の意味不明な幾つかの行動もよく分からん。
当時の限界だとは思うものの、チャチな特撮も困ったものです。
原作の悲壮な感じに比べて本作はだいぶ牧歌的な感じで、それもまた違和感があります。
ここまで原作と違うと、別作だと思うのですが。
今も昔も、優れた原作がある場合の実写というのは、よほど気を付けなければなりません。