映画日記-ヘンリー五世(38/425)

2011年38本目、映画日記425本目

映画「ヘンリー五世」（原題"Henry V ", 1989年）を観ました。

フランスとの紛争を重ねる中世のイギリス。昔の法典を拠り所にしてイギリスはフランスの領有を主張する。
その申し出に対するフランス皇太子の返礼は、英国王ヘンリー五世を侮辱するものだった。
怒ったヘンリー五世はフランスに上陸。迎え撃つフランスの大軍を前に、自国の兵士を鼓舞して回る。そしてその戦の勝敗は－。

ヘンリー五世はもちろん実在の人物ですが、この映画は史実を元にしたというより、シェイクスピアの戯曲を映画化した構成になっていて、語り部がストーリーを伝えながら映画のシーンが進んでいくようになっています。
ヘンリー五世の主演と監督はケネス・ブラナー。この映画の後で「フランケンシュタイン」のほか、幾つかのシェイクスピア映画の監督・主演を務めています。
講和条件の一つとしてフランスの王女との結婚があり、その王女を務めたのはエマ・トンプソン。同年二人は結婚していますがその後離婚。