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自転車に乗って、美味しいものを食べに行ってます。秋から春はスキー、夏は登山も。前十字靭帯断裂するも手術して復帰。

映画日記-ノッティングヒルの恋人(44/79)

2007-09-23 04:01:23 | 映画
2007年44本目、映画日記79本目

ノッティングヒルの恋人(原題"Notting Hill"), 1999年」を観ました。

昔、渋谷にハウディ・ハウディっていう英会話学校があって、安いんでしばらく通っていたことがあります。
その後、何やら資金繰りが怪しかったらしく、突然倒産。多額の授業料を前払いしていた方々が大きな被害に遭ったそうです。私はその頃には払い込んだ授業料分は終わっていて、被害はありませんでした。

確かに安いんだけど、中々予約も取れなくて、あと会話の授業も正直言うと結構適当だった。単に雑談しているだけでした。まあ、単に英会話のスキルを落とさないようにしたかっただけだったので、それでも良かったのだけど。

なぜハウディのことを思い出したかというと、映画を取り上げ、英語の字幕を一つ一つ解説しながら進める授業がウリだということで、そちらの授業は正直あまり興味がなかったものの、強制的に出席させられ、最初のさわりを受けたのです。
そのときに取り上げたのがこの映画。

ちょっと進めては止めて解説、「じゃあ、もういちど最初から見てみよう」とかいって、また最初から再生、を繰り返し、オープニングのシーンは飽きるほど見ました。その日の授業はそれでおしまいだったので、この映画はオープニングだけ擦り切れるほど見た記憶があるだけ。
テーマ曲の"She"も飽きるほど聞いた。

さて、肝心の映画の感想は、というと、ウーン、陳腐。
大女優と、ロンドンの一介の書店主が恋に落ちる物語。一目ぼれだったのかもしれないけど、最初の十数分で唐突にキスシーンに行ってしまうところは、「ありえねー」度はカンフー・ハッスル以上じゃないだろうか。

ストーリー展開は、言うなれば現代版「ローマの休日」。ラストシーンで記者会見を受けているところなんか、本当にローマの休日のラストシーンそっくりです。
あと、ジュリア・ロバーツ演じる大女優が滞在先のホテル・リッツを後にし、記者会見場へ向かった後に、書店主演じるヒュー・グラントが追いかけてきたとき、リッツのコンシェルジュがさりげなく行き先を教えるあたり、同じくジュリア・ロバーツ演じる「プリティ・ウーマン」そのもの。

その辺の演出や、ところどころにちりばめられたギャグセンスは良かったかな。その辺は、「ミスター・ビーン」のリチャード・カーティス脚本の所以か。


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