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自転車に乗って、美味しいものを食べに行ってます。秋から春はスキー、夏は登山も。前十字靭帯断裂するも手術して復帰。

映画日記-メトロポリス(11/194)

2009-02-20 17:11:32 | 映画
2009年11本目、映画日記194本目

映画「メトロポリス」(2001年)を観ました。

ロボットと人類が共存する近未来の都市メトロポリス。しかしその裏ではロボットに仕事を奪われた下層階級の人々と知識階級の人々との確執、ロボットに依存する社会の一方でロボットを破壊する一団、影でメトロポリスを支配するレッド公の存在などで複雑な環境にあった。
日本の探偵ヒゲオヤジは甥のケンイチ少年とともに、臓器売買や人造人間開発で指名手配されていたロートン博士を探しにメトロポリスを訪れる。
レッド公から密かに人造人間の製造依頼を受けていたロートン博士は謎の火災により死亡、たまたま現場を訪れたケンイチ少年は不思議な少女を救い出すが、レッド公の養子で部下のロックから命を狙われるようになる。

手塚治虫の同名漫画を大友克洋、りんたろうの手によってアニメ化。
漫画のほうはまだ読んでいませんが、原作漫画のストーリーとは大分違っていて、むしろ、フリッツ・ラング監督による同名映画(1927年)の方に近いようです。
フリッツ・ラング監督の映画は20数年前にジョルジオ・モローダーのリメイクを観て大きな衝撃を受けたのを覚えています。

要するに、ヒゲオヤジ、ロック、ランプといった手塚漫画のお馴染みキャラクターを登場させた、大友克洋によるフリッツ版メトロポリスのアニメ、といったところでしょうか。
メカニックデザインなどは、いかにも大友克洋という感じ。
パクリといってしまえばそれまでですが、フリッツ・ラング監督映画のリメイクとして観ると、よく出来た映画でした。


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