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自転車に乗って、美味しいものを食べに行ってます。秋から春はスキー、夏は登山も。前十字靭帯断裂するも手術して復帰。

映画日記-どろろ(39/74)

2007-08-06 22:59:04 | 映画
2007年39本目、映画日記74本目
ニュージーランド航空機内映画第4弾
アストロノート・ファーマーに続いて、「どろろ, 2007年」を観ました。

最初は観るつもりはなかったのだけど、ロケ地がニュージーランドだということで、観ることにしました。

戦国武将の醍醐景光は、天下を取る望みと引き換えに、生まれてくる子供の身体の48箇所を妖怪に引き渡す。

48箇所が欠けた状態で生まれた子供は川に流されるが、それを拾った医師・寿海に拾われ、義手や義足など欠けた部分を妖術によって補われる。

身体を奪った妖怪を倒すごとに、その部分を取り戻すことができると聞かされた子供は、「百鬼丸」を名乗って身体の部分を取り戻す旅に出る。

柴咲コウ演じる孤児の男装の女盗人は、妻夫木聡演じる「百鬼丸」が左腕から生えた妖刀で妖怪を倒すのを目撃して、その刀を盗むことにする。
「百鬼丸」を付回すうちに、不思議な友情が芽生え、「どろろ」という名をもらって(盗んで)共に旅をする。

ロケ地がニュージーランドと聞いてから、日本を想定した景色も、4日間見慣れていたせいもあって全部ニュージーランドに見えてしまいました。

ロード・オブ・ザ・リングのロケ地にもなりましたが、ニュージーランドの景色は不思議です。広い谷を挟んで折り重なるように対峙する高い山々、広漠とした草原、まるでマスキングテープでツートンカラーにスプレーしたような雪。
たとえばこんな感じです。


手塚治虫原作。ストーリーは面白かった。
ただ、映画としてはいまいちかな。

せっかくの妖怪との戦闘シーンは、30年前の円谷プロの怪獣ものと大して変わらず。1970年代ならそれでも許されるけれど、今は21世紀。科学技術の粋を集めて、もう少しましな映像撮れなかったのかな。
いいか悪いかは別にして、ハリウッド映画はここに金を掛けます。日本映画はこういうところに金をケチるようで、どうしても作りがチャチになってしまう。

醍醐景光は中井貴一が演じていました。陰陽師IIやら亡国のイージスやらで、最近は業(カルマ)を背負った武将を演じることが多いようですね。

醍醐景光の嫡男で「百鬼丸」の弟に当たる多宝丸を演じるのは瑛太。この人もこういう坊ちゃん役が多い。


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