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映画日記-「荒野の七人・真昼の決闘」(32/516)

2012-05-20 18:13:25 | 映画
映画「荒野の七人・真昼の決闘」(原題"THE MAGNIFICENT SEVEN RIDE!", 1972年)を観ました。

連邦保安官のクリスは、待ち伏せを受けていた旧友のジムを救う。
ジムは、メキシコのならず者に襲われている村を救うよう依頼され、旧知のクリスに応援を頼みに来たのだった。
一方、クリスは銀行強盗を起こした18歳の若者シェリーを収監するが、妻の依頼で釈放する。
しかしシェリーは再び強盗に押し入り、クリスに発砲して重傷を負わせたほか、妻を誘拐して逃亡する。

黒澤監督作品「七人の侍」をアメリカ西部に移してリメイクした作品「荒野の七人」シリーズのひとつです。
これが「荒野の七人」なのかと思って観ていましたが、途中からどうも様子がおかしいと思っていたら、何作か作られた同名映画のシリーズのうち、第4作でした。
ということで、だいぶ原作からズレてしまっています。
ストーリー展開的にもだいぶ無理があるようです。
保安官クリスの動機も、職人気質というよりは私怨に近いし。
これでも「七人の侍」のリメイクだとされてしまうと、黒澤作品があまりにも可哀想です。
しかも、「真昼の決闘」はまた別の映画。これも名作にあやかってつけた安易な邦題です。

テーマ曲は、「荒野の七人」と同じ、エルマー・バーンスタインによる曲。タバコのマルボローのCMで有名です。

タイトルが違っていたら、ただのチープな西部劇として観られたのかもしれませんが、タイトルから得た期待が大きかっただけに、その落差も大きかった映画です。


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