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自転車に乗って、美味しいものを食べに行ってます。秋から春はスキー、夏は登山も。前十字靭帯断裂するも手術して復帰。

映画日記-「デスティニー 未来を知ってしまった男」(18/593)

2013-02-25 03:20:08 | 映画
映画「デスティニー 未来を知ってしまった男」(原題"FIRST SNOW", 2006年)を観ました。



敏腕セールスマンのジミー(ガイ・ピアース)は、出張の途中で車が故障してしまう。何もない片田舎の工場で修理を待つ間、ふと見つけたトレーラーハウスの占い師(J・K・シモンズ)に将来を占ってもらうことにした。
占い師は、ジミーがファンであるバスケットボールチームが次の試合で勝つこと、近々ジミーが立ち上げようと思っている新規事業が上手く行くことなどを告げるが、その先の将来について占った瞬間に震えだし、占いは終わりだと告げる。
最初は胡散臭いものとして信じなかったジミーだったが、占い通りバスケットボールチームが勝利し、新規事業にスポンサーが現れると、占いが当たったことに気づく。
その先を不安に思ったジミーは占い師を再び訪れ、「初雪が降るまでは大丈夫」との言葉を引き出すが、次第に心の平安を乱していく。

自分の運命を知ってしまった男の不安を描いたサスペンスです。今まで人生をうまく立ち回り、恋人にも恵まれ、順調な人生を送っていたジミーは、占い師から「運命は全て最初から決まっている」と告げられて、何とか運命を変えようと奮闘します。

「運命は変えられるか」という問いについて、ワタシは「変えられる」と考えるようにしています。もしかしたら決まっているのかもしれないけれど、「自分で運命を変えていく」と思っていた方が人生は楽ですから。

ガイ・ピアースは、「ハート・ロッカー」のほか、最近では「プロメテウス」に出演。
原題は"FIRST SNOW"すなわち初雪。主人公の命の限界を示唆する言葉になっていますが、初雪を毎年心待ちにしているワタシには複雑な心境です。


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