アウトドア日記(その他の山歩き日記)

山歩きなどのアウトドアの記録です。

樹氷の稲村ヶ岳と大日岳を歩く 2017年1月6日 その3

2017-01-08 22:10:41 | 冬の山歩き

樹氷の稲村、大日を歩く その3
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鎖場を過ぎれば後は もう危険箇所はありません。
新雪の上を軽快に歩きます。
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山頂直下まで来ました。中央奥が山頂です。
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最後の急登です。
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雪はそんなに深くなくて 助かりました。
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私がつけて登って来た足跡です。お二人の姿はまだ見えません。
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山頂展望台が見えました。
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やれやれ、到着しました。登り始めは小雪がちらついていましたが 快晴になりました。
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正面やや左の禿山が大峯山です。大峰山寺はあの山頂広場の向こう側なので見えません。
蓮華辻から大峯山への稜線もはっきりと見えています。
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右のピークが前回奥駈を歩いた「大普賢岳」です。
左へ下る奥駈道の稜線の向こう側が「伯母谷」です。
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中央左奥の頭を出しているのが 近畿地方最高峰の「八剣山1925m」です。
手前の弥山(1896m)は手前の尾根に隠れて見えません。
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遠くに薄く見えている二つ瘤野山は右が大和葛城山、左が金剛山間の谷間が水越峠です。
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右に薄く見えている二瘤の葛城金剛の左に伸びる尾根がダイヤモンドトレイルで、
その尾根を左に辿ると 微かに我が家の裏山の岩湧山が見えています。
残念ながら 写真には写りませんでした。
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快晴の空をバックに 周りの山々を眺めて楽しんでいたら、お二人が到着されました。
お互いに写真を撮り合いしました。
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しばらく談笑したあとで 私は今日の目的地の一つ「大日岳」に向います。
お二人をお誘いしたのですが、「冬場はあまりにも危険」と仰ったので一人で向います。
お二人のお陰で 稲村に来れたので 厚くお礼を言ってお別れしました。
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大日のキレットから左側、南側を覗くと怖いほどの絶景です。
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ここから急登が始まります。
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大日岳へは 標高差約60メートルから70メートルの直登で、ほとんど鎖場と鉄梯子の連続です。
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山頂到着です。大峰山に入ることを許されなかった女性たちがここへ登り
世の平和と 家族の幸せを祈った場所です。
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私も家族の幸せを祈りました。また無事に来れた事と無事の下山もお願いしました。
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帰りのほうが危険なので 慎重に進みます。
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落ちたら大変です。一歩一歩慎重に。
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その4へ続きます。
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樹氷の稲村ヶ岳と大日岳を歩く 2017年1月6日 その4

2017-01-08 21:57:38 | 冬の山歩き

樹氷の稲村、大日を歩く その4
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大日のキレットまで 鎖と梯子を慎重に下り 無事に降り立つとこんどはあの難関トラバースだ。
一歩ずつ慎重に進む。今回は歩行可能な道幅が狭く、しかも雪がふわふわなので ピッケルを
差し込んでも 固定できなくて 役に立たないのが難点だ。不用意に足を出さないように一歩ずつ
しかも少しずつ歩く。
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やれやれ 無事にストックをデポした場所まで帰ってこれた。
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新雪の下り道は 斜面を滑り降りるように軽快に降りる。下りの雪道はあっという間だ。
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自分の影を写すという余裕も出来るというもんだ。
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あっという間に山上辻に帰れた。遅いお昼ご飯だ。時刻は午後2時15分、腹減ったなあ。

ちなみに 食事はこの場所で済ませて 稲村や大日では食べないでとあちこちの看板に書いてあります。
環境の為と書いてありますが、恐らく「祈りの場所」という宗教上のせいだと思います。
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食事を始めたら 沙希ほどのお二方が降りてこられました。しばらくお話して三人で記念撮影した後に
二人は降りていかれました。
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食事が済んで 私も下山を始めましたが すぐにお二人に追いついたので お先に行かせて貰いました。
道はいぜんとして ツルツルでした。
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法力峠まで降りると 雪がなくなっていたのでアイゼンを外したのですが、
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再びツルツルの道になり、30分くらいツルツルが続きました。
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40分位歩くと ようやく道から雪と氷が消えて 安心して歩けるようになりました。
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鍾乳洞道分岐のあたりでは 霜柱が朝のままの姿でした。
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無事に母公堂に戻れました。時刻は16時20分、お昼休みを20分取ったので7時間の歩行でした。
やはりツルツル道は 時間が掛かりました。
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母公堂のまわりも 霜柱は朝のままでした。気温も0度、朝より1度上がっていますが 寒い寒い。
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無事に帰着出来た御礼を 母公堂の隣の修験道の社にお参りさせてもらいました。
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洞川温泉街も寒くて閑散としています。
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暇そうなお土産屋さんで 家族にお土産を買いました。
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温泉街で ようやく気温は1度になりました。
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温泉街を後にしたのが 午後4時40分でした。
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ちなみに今日履いた靴下は「Number」と言うメーカーの靴下で足の裏をアーチサポートする
優れもので この上にモンベルのクッション性能を持たせた靴下を履いて7時間の氷点下の歩行を
気持ちよく 快適に歩けました。この組み合わせだと 今回の7時間はおろか 12時間の歩行も平気ですねえ。

前回奥駈を大普賢へ歩いたときは ミズノの粗悪品のせいで 足が痛くて非常に不愉快な山歩きでした。

「粗悪品を高い値段で売りつけて儲けている あくどいミズノよ、これが 本物の登山用靴下だ」
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実際に歩いた記録です。
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歩いた高度と距離の記録です。標高差は900mありました。距離は15キロです。
歩行時間は7時間、休憩20分でした。9時にスタートして16時20分に帰着です。
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山歩きのトップページはこちらです。
http://yochanh.sakura.ne.jp/yamatabi/index.html
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