美幌高校ラグビー部応援記

花園出場をめざし、練習に励む北海道立美幌高校ラグビー部の奮闘ぶりを紹介

緑陵戦は制す

2008-05-30 20:41:00 | Weblog
まずは「1勝」。

5月29日、パワーリーグ第3節が美幌町の旭運動公園で行われました。
美高は緑陵と対戦し、12―7で勝利。まずは1勝をあげることができました。
北斗―遠軽は、20―5(間違えていたらごめんなさい)で北斗が勝利。
現時点では1位が北斗、2位は遠軽、3位美高、4位が緑陵となっています。



■大事な1勝</fon BKに展開して勝負を挑みました。課題はいろいろありましたが、「勝ち」は「勝ち」。
負けるよりはいい。
ただ、何がいけなかったのか、各選手は絶対に忘れず次につなげてほしいです。

■ベストファイトで
明日(5月31日)はパワーリーグ最終節。会場は北見市です。
美高は遠軽と対戦。北斗戦、緑陵戦の経験をいかし、思い切ってぶつかってください。
相手は同じ高校生。ひるまず、空回りせず、勇気を持って、佐々木監督と仲間、そして自分を信じて、ベストファイトしてください。
自信を持ってプレーすれば、ミスしても悔いは少なくてすむ。
思い切ってプレーしてください。
あなた達はできる。私たちは信じています。

~名言集~その16
「いまを我慢して将来につなげるのではなく、いまを生きる、いまを楽しむ。
いまを楽しむことが将来につながっていく」
谷崎重幸(東福岡高校監督)


緑陵戦、前日。

2008-05-28 20:48:27 | Weblog
明日は「勝つ」。
5月29日、パワーリーグ第3節が美幌町の旭運動公園で行われます。
第一試合は北斗VS遠軽(午前11時)です。いずれも2勝0敗で、“頂上対決“となります。
両チームとも強いです。管理人としては、北斗と遠軽ともにNO8の選手に注目しています。
2人とも素晴らしい選手。どちらに軍配が上がるか、楽しみです。
美高は北見緑陵と対戦します(午後1時)。
佐々木監督と仲間、自分を信じて、明日は絶対に勝ちましょう。



■まずは1勝
パワーリーグ初戦で北斗に0―51で大敗を喫した美高。明日の第3節で各チームの順位が大きく動きます。
美高は、まず1勝がほしいところ。いや、1トライと言い換えてもいい。
緑陵戦について、佐々木監督はどのようなプランを立てているかわかりませんが、
美高はパワーリーグ初のトライを決めることでリズムに乗れることでしょう。
まずは、1トライ。しかも、早い時間帯でトライを決め、気持ちを落ち着かせてほしい。頑張れ、3年生。あなた達は強い。

■地元の利を生かし
緑陵戦は町内で行われます。
平日の昼間ということで、OBや保護者らが観戦するのは難しいと思いますが、可能な限りグラウンドに足を運んでください。
ホームでの試合。選手は、さらに張り切るはず。一人でも多くの美高ファンが集まってくれることに期待します。
よろしくお願いします。


北斗戦

2008-05-26 22:28:58 | Weblog
それでも、「あきらめるな」。
5月25日、美高にとってはパワーリーグ初戦となる北斗戦が遠軽町で行われました。結果は0-51。完敗です。
しかし、FW陣の根性は見事でした。点差は開きましたが、北北海道一ともいわれる北斗によく食らいつきました。
北斗戦には負けました。しかし、本番はこれから。ひとつの戦いが終わっただけです。
「花園」へ向けては、これからです。絶対にあきらめるな。



■こだわり
北斗戦、美高は徹底してFW戦にこだわりました。
ポイントからのボールは展開せず、ショートサイドをついて前進。
これを繰り返し、相手ディフェンスが空いたところ突いて、さらに前進―。この繰り返しです。
BKがボールを回して、相手を抜き、トライ―という華麗なプレーは一切ありません。
見る人によっては、「つまらない」と思われるかもしれません。
でも、北斗戦ににおいて、これが美高のこだわりでした。

■気持ちは切らさず
前・後半合わせ、試合時間は40分。FW陣は実によく、自分たちの戦い方にこだわりました。
点差を気にしすぎて、途中で「こだわり」を忘れていれば、たぶん100点差ゲームになっていたことでしょう。
負けはしましたが、FW陣の粘り強さ、あきらめない気持ちは管理人に伝わりました。

■これから
「こだわり」ましたが、負けは負け。これからです。
北斗戦の終了後、佐々木監督が反省すべき点を部員に伝えています。
パワーリーグの初戦が終わっただけです。これからです。
主将の高橋選手をはじめ本田選手、佐藤選手、田中選手など、みんなこれからです。
北斗戦はミスもありましたが、いいプレーがあったのも事実。これからです。
2年生の大和田選手は、北斗からきついマークを受けながらも、いい動きをしていました。あなたもこれから。
北斗戦の課題を整理し、次の緑陵戦では大暴れして下さい。期待しています。

■1年生交流戦
1年生は15分ハーフで、前半は緑陵・北斗混合と、後半は遠軽と対戦しました。
前半は3―0(トライ数)、後半は3―1で勝利しました。
ラグビー未経験者の松井智史選手がいいタックルを決めていました。
いままでの練習の成果でしょう。
また、BK陣がボールをつなぎ、放った選手がまたサポートに入り、トライを奪うシーンが1回だけありました。
これも練習の成果でしょう。

~名言集~その15
高校時代の試合運びについて
「試合前から勝つ、という意識を大事にしていました。
相手が嫌がりそうな言葉(誹謗中傷ではない)やプレーを考え、精神的に優位に立つはことはとても大事です」
地元・ラグビー指導者



北斗戦、前日

2008-05-24 21:21:50 | Weblog
「挑戦」、始まる。
いよいよ、明日(5月25日)はパワーリーグ初戦です。相手は北見北斗。
勝てない相手ではありません。
「美高魂」を忘れず、常に「勇気」を持ち、そして佐々木監督を、仲間を、自分を信じて戦ってください。
3年生にとって、最後の挑戦が始まります。あなた達は強い。自信を持ってください。
私たちは信じています。
(写真は5月18日に撮影/北見市)



■北斗戦、前日
5月24日。北斗戦前日の練習は、旭運動公園で行いました。
午前9時から正午過ぎまで、「軽めの調整」という感じです。
北斗戦に先発するメンバーはほぼ決まったようで、「アタック」「ディフェンス」において“息“を合わせていました。
管理人のほかにも保護者が見学に来ていました。
やはり、明日の北斗戦が気になるようです。

■いい顔
練習後、3年生の表情は予想以上によかったです。「明日は絶対に勝ちます」と口をそろえる表情は、いつもと違っていました。「いい顔」でした。
特に、主将の高橋伸弥選手。「明日は勝ちます。絶対に勝ちます」との言葉には力がこもっていました。“主将の顔“になってきました。
美高ラグビー部をしっかりと引っ張ってくれる存在です。期待の選手の一人です。

■信じてます
明日の北斗戦で、管理人が注目する選手は当然全員ですが、特に次の選手(3年生)の動きに期待しています。

まずは、LOの本田大貴選手。身長183㌢で、長い手足は“大きな武器“。
前日の練習は、いつも以上にキレがよく、先を読んだプレーが抜群でした。
明日、今日と同じくらいのコンディションとモチベーションを保っていれば、相手にがっつりと「恐怖感」を与えることでしょう。

もう一人はPRの佐藤圭介選手。口数の多い選手ではありませんが、存在感があります。
パワーリーグ北斗戦についていろいろ聞きましたが、淡々とした話しぶりに反して、発する言葉はとても頼もしかった。
どのような言葉を発したのか教えたいのですが、ブログの性質を考慮し、書くことを我慢します。
「みんな同じ高校生」という考え方が好きです。明日の北斗戦、注目してます。

~名言集~その14
「リアクションの速さで仕事量を増やす。責任を感じてプレーする」
山口智史(コカ・コーラWJ/FL)


(管理人より/次回は北斗戦について報告する予定です)

3年生の挑戦④

2008-05-21 22:18:31 | Weblog
いつもと同じ気持ちで戦う。
パワーリーグの初戦が近づいています。
相手は北見北斗。絶対に負けられない相手です。
何度も言います。同じ高校生、勝てない相手ではありません。
3年生の田中功太選手(SO/スタンドオフ)と猶原知樹選手(FL/フランカー)に“思い“を聞いてきました。
(写真右から田中選手、猶原選手)



■田中功太 「スクラムとたてのスピード」
以前のポジションはセンターでした。SOとしての長所は「キック」です。
でも、もっと練習しなくてはいけません。ひたすら蹴るしかないと思っています。
SOとしてのコールがまだまだ足りません。ゲームづくりも、もっとうまくならくては。
今のチームはFWがいいです。特にスクラムがよくなってきました。
BKは「たてのスピード」が長所だと思います。1年生BK陣のスピードもいいですね。
芦別遠征で最も学んだことは「ファイトする」こと。パワーリーグでもしっかり「ファイト」したい。
初戦の北斗対策としては、9番(SH)と8番(NO8)、10番(SO)をしっかりとめることですかね。
タックルが苦手です。練習を重ね克服したいです。
とりあえず、パワーリーグでは今までやってきたことをしっかりやるだけです。

■猶原知樹 「もっとコールを」
自分の長所はタックルです。パワーリーグでもしっかりと決めたいです。
短所は足が遅いことです。プレーではボールのつながりをもっと大事にしたいです。
ゼロチャンでのボールのつなぎを、今後の練習で上達したいです。
練習、試合でもっとコールしないといけないと反省してます。自分にはコールが足りない。常に心掛けなければいけないことです。
どんなに強く、うまいチームと対戦しても、いつも同じ気持ちでプレーしたい。
パワーリーグも、いつもと同じ気持ちで臨みたい。
北斗戦では、今まで練習してきたことを出し切るだけ。ゼロチャンでしっかりとめたい。
今のチームのいいところは、メンバーの「仲がいいところ」。信頼して、勝っていきたいです。


~名言集~その13
勝ち切るチームについて
「勝った時代は、感性の優れたやつがおった。僕が同じことを話しても受け取り方がそれぞれ別なんです。それなりに自分のものにしていく」
岡仁詩(日本代表・同志社大元監督)

パワーリーグ開幕

2008-05-19 21:22:46 | Weblog
交流戦は制す。

パワーリーグが18日、開幕しました。
初日は北見市を会場に、北斗―緑陵戦が行われました。
結果は北斗が勝利。さすが「花園」出場校。強いです。しかし、前半は緑陵のFW陣が奮闘し、北斗は思うように攻められない感じでした。
北斗はNO8、SH、FBの選手のプレーが目立ってました。
この日、美高ラグビー部は試合観戦。北斗の練習もしっかりチェックし、自分達との違いを学んでいました。
1年生は、湧別と常呂の混合チームを組み、緑陵1年生チームと交流戦を行いました。
15分一本勝負で、結果は3―0(トライ数)。1年生の交流戦といえど、美高はパワーリーグ“初戦“を制しました。
(写真は1年生交流戦)





■基礎基本の大切さ
パワーリーグの「北斗」―「緑陵」戦を観戦した、美高ラグビー部。
メンバーは北斗の練習も熱心に観察していました。中にはノートを持参し、熱心にペンを走らせているメンバーもいました。
試合前の北斗は、ランパスなどを繰り返していました。
「さすが」と思ったのは、基礎基本プレーの完成度の高さ。
ランパスの途中でボール落とすシーンは数回。トップでボールを回しても、まずボールを落とさない。特に3年生は基本に忠実にしっかりとボールを回していました。
佐々木監督が何度も述べているように、基礎基本の大切さを改めて痛切に感じたシーンでした。(管理人)

■交流戦
パワーリーグ初体験の1年生。湧別・常呂の1年生と合わせるのは、この日が初めて。
今年の1年生は、10人のうち7人が経験者。高校生となり、どのような試合をするのか、注目されました。
15分一本勝負ということで、美高1年生が強いか、弱いかは判断できません。
今後、どれだけまっすぐにラグビーと向き合い、己を成長させられるかがカギとなりそうです。
3年生と2年生は、心配そうに後輩の戦いぶりを見守っていました。
試合終了直後、ある3年生は「よし、ほめてあげよう」と言ってくれていたことが印象深く、「今後、美高は絶対に強くなるな」と感じました。
1年生大会は、8月8日ということです。美高は「優勝」をめざします。

■本番は25日
美高のパワーリーグ初戦の相手は北見北斗(11時キックオフ)。会場は遠軽です。
「花園」出場校といえど、同じ高校生。「基礎基本」を忘れず、「ファイト」することです。
大事なことは「自分たちは何も劣っていない。絶対に勝てる」と思い続けることではないでしょうか。
佐々木監督と仲間を信じて、ゲームに臨んでください。
私たちは信じています。

~名言集~その12
「伸びる選手は人の話をキチッと聞く。物事に対して正対できる力を持っている。
 ミスを指摘されたときも、注意している僕に対して正対している。
 斜に構えて呟いているようなヤツは、次も必ずミスをする」
  中竹竜二/早大監督




パワーリーグ迫る

2008-05-13 21:41:35 | Weblog
初戦は「北斗」。
「オホーツクパワーリーグ」が5月18日、開幕します。組み合わせ、試合日程が決まりました。
美高の初戦の相手は北見北斗。昨年の「花園」経験者が多い「北斗」。手ごわい相手ですが、同じ高校生。「気持ち」から負けてしまうと、ゲームでは絶対に勝てないでしょう。「神戸合宿」「芦別遠征」など、これまでの練習の成果を試すときです。
伝統校としての誇りを忘れず、胸を張ってプレーしてください。
私たちは信じています。必ず「花園」へ連れて行ってくれることを。
(写真=パス練習に励むバックス陣/5月11日)

       

■組み合わせ
【第1節】5月18日(日) 会場=北見若松橋グラウンド
     ▽第1試合(11時半キックオフ)
     「北見北斗」vs「北見緑陵」
     ▽第2試合(13時キックオフ?)
     「美高・湧別・常呂1年生」vs「喜多見緑陵1年生」

【第2節】5月25日(日) 会場=遠軽多目的グラウンド
     ▽第1試合(11時半キックオフ)
     「美高」vs「北見北斗」
     ▽第2試合(13時キックオフ)
     「遠軽」vs「北見緑陵」 

【第3節】5月29日(木) 会場=美幌旭運動公園
     ▽第1試合(11時半キックオフ)
     「北見北斗」vs「遠軽」
     ▽第2試合(13時キックオフ)
     「美幌」vs「北見緑陵」

【第4節】5月31日(土) 会場=北見若松橋グラウンド
     ▽第1試合(11時半キックオフ)  
     「美幌」vs「遠軽」
     ▽第2試合(13時キックオフ)
     「北見北斗」vs「合同」

■勝ち点制 
順位決定に際しては「勝ち点制」を採用します。全試合終了後、勝ち点の多い順に順位決定を行います。
【勝ち点】は次の通りです。
▽「勝ち」=4点
▽「引き
  分け」=2点
▽「負け」=0点
【ボーナスポイント】
(1)負けても7点差以内ならば、「勝ち点1」を追加。
(2)勝敗に関係なく、4トライ以上獲得したチームに「勝ち点1」を追加。


■美高の見どころ
佐々木監督にパワーリーグにおいての美高の見どころを聞いてきました。
「基礎基本がどこまでできるか。また、接点でファイトできているか、という部分ですね」、ということです。
期待してます。
 
~名言集~その11
「HO(フッカー)は教えても教えられるものじゃない。HOは直感と感覚。
 HOって、本当は勝ったか負けたかは対面と自分しかわからない。実はごまかしのきくポジションなんです」         
                                坂田正彰「HO/サントリー」
  

佐々木監督は振り返る②

2008-05-11 20:48:37 | Weblog
「基礎基本」と「ファイト」。
芦別遠征でこなしてきた練習試合の結果などについて、佐々木監督が振り返ります。
「基礎基本」と「ファイト」の組合わせが、美高を勝利に導く“鍵“のようです。
(写真は旭運動公園=5月3日撮影)



■ゲーム結果
試合はたくさんしたので、結果はあまり覚えていませんが、振り返ってみます。
芦別戦は毎日、20分ゲームを3本行いました。
調子のいいときでトライ数が0―2、ダメなら0―4という感じでした。
1年生は、4月27日は2―0で勝ち、同29日は1―1で引き分け。人数が足りない分は、2・3年生が入っていますので、戦力については何とも言えないです。ただ、高橋悠祐だけは別格ということは明らかでした。

■富良野戦はベストファイト
同28日は富良野へ行き、北見北斗や富良野、旭川工業と対戦しました。
結果は次の通りです。
美幌 0―2 北斗
美幌 0―2 富良野

富良野戦は見応えがありました。
8割の時間と場所を支配していましたが、富良野のBK(バックス)に走られ負け。悔しくて泣いている部員が数人いました。
気持ちの入った、ナイスゲームでした。

美幌 0―0 旭川工業
このゲームは試合に出ていなかった2・3年生を全部出し、1年生も5・6人出場して引き分け。

美幌・富良野(1年) 2―0 旭川工業(1年生)

■MVP
MVPは、1年生は古沢(ファイティングドックTシャツをプレゼント)、2・3年生は青木啓祐(科学高携帯ストラップをプレゼント)でした。

■勝利への道
芦別遠征を経て、美高の「勝ち方」というのはおこがましいですが・・・。
神戸で学んだ「基礎基本」と、芦別で学んだ「ファイトすること」。
この2つを組み合わせると、勝てると思います。



~名言集~その10
「キックに関して、教えられることなんて1時間あれば十分。あとは練習量、自分で作り上げていくしかない」
                                            廣瀬桂司(SO/トヨタ自動車)



▽管理人より
5月18日、パワーリーグが開幕します。次回のブログでは組み合わせなどを紹介する予定です。



佐々木監督は振り返る①

2008-05-06 11:24:11 | Weblog
「同じパターン」でやられる。

芦別遠征が終わりました。
4月26日から同29日まで、美幌を離れ新チームの戦力などを確かめてきました。
芦別高校をはじめ北見北斗、富良野高校などとのゲームを通じ、学んだことは多そうです。
佐々木監督に「芦別遠征」のポイントを振り返ってもらいました。
(写真は旭運動公園での練習=5月3日撮影)



■接点の激しさ
今回は「接点の激しさ」について改めて考えさせられた合宿になりました。
美高の試したかったプランとしては―
1次 センタークラッシュ
2次 FWフェーズ
3次 展開
というオーソドックスなものでしたが、芦別に見事に粉砕されました。どう粉砕されたかというと―

1次 センタークラッシュ
これはそこそこ予想した通りの出来でした。
しかし、そこからボールが出ない。ターンオーバーを何度もされました。

■課題
「センター陣のコンタクト基礎」「FL・NO8のサポートコースおよび球出しの技術」が大きな課題でした。
また、そのポイントで時間がかかるため、結局2次はゼロチャンネル勝負。それを繰り返すうちにターンオーバーで相手ボールという繰り返しでした。

■3次攻撃でトライ
では、DFはどうかというと、相手NO8を中心に崩され、相手の注文通りに3次攻撃でトライ、というパターンが多かったです。
また、キック処理に手間どい、キックオフ後もすぐに自陣に戻ってくるというパターンの繰り返しでした。

■「考え」て「工夫」する
まとめとして、「同じパターンのくり返しでやられる」。このフレーズですね。
私は国語の教員なので、考えることをとても大切にしたいと思っています。
3年生は真面目で頑張るのですが、「考え」「工夫」することを複数で行えない。
一人ひとりはそれなりに考えているとは思うのですが、美高3年生全体の特徴でもあります。

~名言集~その9
現代の高校ラグビーには“旧式“のディフェンスが有効であるという持論からの一節。
「人が人を正面から倒す。アルゼンチンはみな、その人を倒すはずだ」
                           ジャーナリスト・藤島大氏




3年生の挑戦③

2008-05-04 09:35:30 | Weblog
「ステップ」を切る、「前進」する。



藤田旬=WTB(ウイング)=写真左

2年生のときと比べ、ステップがうまくなった感じがします。自分の持ち味は「走って抜く」ところ。また、パスも得意です。
3年生になり、体力もついたような気がします。
ボールを受け取り、持ったときのスピードをさらに速くしたいです。
課題はタックル。もっとうまくなりたいです。
芦別遠征は、2年生のときは参加できませんでした。今年の遠征は神戸合宿で学んだこと、今まで教えてもらったことをしっかりやってきたいです。
                                                  
                                              (管理人より/このインタビューは4月26日に行いました)




佐藤圭介=PR(プロップ)=写真右

LO(5番の本田)とのかみ合わせがうまくいっていません。
タイミングが悪いのだと思います。自分にとっての課題の一つです。
LOとの息を合わせるには、練習しかないと思います。頑張りたいです。
自分の長所は「突破力」だと思ってます。
もっと体を大きくし、体力をつけたい。スクラムをきっちり組むために、背筋をもっと鍛えないといけないと思います。
芦別遠征での試合では、「突破」してトライを決めたいです。


                           (管理人より/このインタビューは4月26日に行いました)


~名言集~その⑧

「何も考えず運動能力だけに頼る選手より、運動能力は劣るが試合、練習で考え続ける選手のほうがはるかに成長する」
                                                       地元指導者・K氏